reformer21の投資日記

2021/08/23(月)07:30

イオンディライト

今日はイオンディライト(9787:東1)を取り上げたいと思います。 イオンディライトは社名の通りイオングループの会社で施設管理等をメインに事業展開しています。ただイオングループ依存度は約6割となっており、グループ向けが多いとはいえグループ外への売り上げにも注力している会社になります。よくイオンに行くと清掃やゴミの片付け等をしている方が居ますが社名を見ると「イオンディライト」となっています。また、私は以前に「チェルト」と言う会社に投資しておりイオンディライトに吸収された思い出がありますが、チェルトで行っていた自販機事業や資材販売事業も引き継いでています。 お店(店舗)では販売員の方が表に立っていますが、それに対してイオンディライトの方々は「裏方」をしている感じです。企業運営をしていくには販売しているだけではなく清掃も大切ですし見えない部分でのバックアップが欠かせません。その部分のノウハウを取得しているため店舗毎に裏方の人材を募集して引き継いでいくよりもイオンディライトに発注したほうが効率の面で優れていると思います。 株価的には年初は落ち込んでいましたがそれ以降は右肩上がりとなっており、現在は4000円を前にして足踏みしている状態と言ったところです。業績的には前期の業績は小幅減収減益(純利益のみ増益)、今期は増収増益(純利益のみ減益)で予想しています。イオン本体の業績が落ち込んだとしてもイオンディライトの収益のブレは小さいため安定している会社になります。BPS1746.88円、予想EPS209.99円に対して現在の株価は3565円なのでPBR2.04倍、PER16.98倍となります。私が投資する銘柄の中ではちょっと割高に位置していますが、投資したのが2600円台でほぼ底値圏での投資が出来ているので現在は十分は含み益状態となっています。ここ数年の株価推移を見ると現在の株価はそれほど割高には位置していませんし、収益が安定している企業なのを考えれば十分持続できると思います。ちなみに配当は年84円、株主優待として100株で2000円分のイオンギフトカードが貰えます。なので100株辺りの利回りは2.92%となっており、3%には届きませんがそこそこの数値となります。 現在はコロナ禍で感染も拡大している状況なので投資するのも非常に難しいと思います。でも、長い目で成長する会社に投資をするにはリスクも低くなると思いますし、そういう会社の株価が割安に推移していれば絶好の買い場にもなりえると思います。イオンディライトも配当と優待を貰いながら長い目で成長を楽しみにしています^^

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