615141 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

reformer21の投資日記

PR

コメント新着

reformer21@ Re[1]:グレイス・テクノロジー監理銘柄へ!!(01/19) ユータさん、こんにちは^^ 多少の架空計…
reformer21@ Re[1]:グレイス・テクノロジー監理銘柄へ!!(01/19) 元公務員さん、こんにちは^^ CM自体は…
ユータ@ Re:グレイス・テクノロジー監理銘柄へ!!(01/19) こんにちは 粉飾決算し放題の会社だった…
元公務員@ Re:グレイス・テクノロジー監理銘柄へ!!(01/19) あのコマーシャルで企業価値を上げようと…
reformer21@ Re[1]:ベンジャミン・グレアム(01/15) ユータさん、こんにちは^^ 大した努力を…

お気に入りブログ

mistyの日々徒然日記 misty2004dxさん
のんのんのせかせか… nonnon159さん

プロフィール


reformer21

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

ニューストピックス

2022.01.19
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨年11月に「特別調査委員会の設置及び2022年3月期第2四半期決算発表の延期に関するお知らせ」をプレスリリースしていたグレイステクノロジー(6541:東1)が1月14日に「特別調査委員会による調査の継続、2022年3月期第2四半期報告書の提出遅延及び当社株式の監理銘柄(確認中)指定の見込みに関するお知らせ」を発表しました。

指標的に私の投資対象には全くならないタイプの銘柄であり1株も投資していないため実害はありませんが、市場に身を置くものとしては全くの他人事とは思えないので取り上げたいと思います。

グレイステクノロジーは数年前に〇川クリステルさんを起用して大量のCM広告を投入して一躍有名になった会社です。多分東証マザーズから東証1部に上場した辺りだったかと思います。企業のマニュアル制作の会社で消費者関連企業ではないのでCMが無ければ一般の人には全然馴染みのない会社ですね。

20年末には株価が4235円、時価総額1200億円にもなっていましたのでかなりの大企業になります。ただ、売上高は20億円台であり、いくら成長を織り込んでいるとしても高過ぎたのは一目瞭然です。表面上の数字で判断しても純利益で7億円程度の企業なのでPER20倍としても時価総額でせいぜい140億円がいいところでしょう。

私の投資基準からすればPER10倍以下は主力株として投資をする絶対条件なので、もし投資を検討したとしても時価総額60億円程度ならと言う事になります。ただ、自己資本比率は50%を超えていて財務内容は悪くないので、もし割安優良株の指標水準だったとしても、この粉飾決算を見抜いて投資をしなかったか・・・と言えば正直難しいところかもしれません。

過去に投資した銘柄では〇チダエスコが粉飾決算を行っており、これは主力株として投資をしていたので発表までの間はとても不安でした。ただ、結果としては当初の数値よりも上方修正してきており株価が上に向かったので実害は無く利益となりました。2つ目のラサ商事は子会社による不適切会計になります。業績は公表値よりも下押しとなりましたが、ラサ商事の屋台骨を揺るがすほどにはなりませんでした。後は理研ビタミンは中国子会社での不適切会計があり大幅赤字&株価暴落していましたが、不正内容を把握したうえで安い位置での投資になります。今期は中国会社の売却により多額の利益計上をしていますし、財務的にも回復しているので全然問題は無いかと思います。

話しが脱線してしまいましたが、今回のグレイステクノロジーの不正は架空売上高の大幅計上になります。1月14日のプレスリリースによれば2016年3月期より架空売り上げの計上を行っており、これはマザーズ上場時より行っていたことになります。暫定的な数値となりますが2016年3月期は1,291千円の計上と実際の売上高に対して0.2%ととても少額になりますが(それでも粉飾はダメですが・・・)2018年3月期には347,876千円と売上高の36%、2021年3月期に至っては994,280千円と実に121%の架空売り上げの計上と驚愕の内容になっています。今まで架空計上や不正を行っている会社でも、多くても売上高の10%程度のイメージでしたがここまでの架空計上は前代未聞位の内容です。

また、架空売り上げの計上に留まらず、「その範囲外であるリース案件についても会計処理の適切性が疑われる取引が発見されたとの報告がありました。」とあります。となると更なる売上高の嵩上げの可能性も高いのでは・・・実際の売上高は表面上よりも大幅に少ない可能性が濃厚ですね。

故松村会長が上場してからずっと持ち株を減らしていて、売却した資金で架空売り上げを計上していたのではないか・・・との憶測も出ています。特別調査委員会の報告の中に「架空売上を計上し、その架空取引に係る売掛金を当社役職員の自己資金を用いて仮想入金等していたこと」とあります。何十億円もの資金を捻出するのは簡単な事ではないので確かにその可能性が濃厚ではないかと思います。

一時期は大量のCMを投入して知名度を一気に高めた同社ですが会社規模も時価総額も架空の世界でした。やはり表面上派手に展開して急拡大している会社よりも地に足を付けて着実に成長している会社の方が安心して所有できますし、経営陣も信頼できると思います。投資をしていると100%絶対はありませんし何百銘柄と投資をしているといくつかは失敗もあります。でもこの世界で生き残っていくのはやはり目先の値動きや将来性のみではなく現在の会社の実態や将来の成長性などをきちんと分析して真面目な投資をしていくのが大切な事だと思います。私もグレイステクノロジーの事は他人事とは思わずに自分を戒めて精進していけれればと思います。






最終更新日  2022.01.19 21:58:30
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.