レグザ録画ハードディスク復旧研究所

​私は認識しなくなった​レグザのハードディスクの録画番組を復旧する代行作業を行っています。​
レグザテレビ、レグザレコーダーを使用中に突然、「新しいハードディスクを検出しました。登録を行いますか？登録時にハードディスクは初期化されます。」「新しいUSBハードディスクが見つかりました。このハードディスクは初期化されます。」や、「検索中にエラーが発生しました。決定を押す」というメッセージが表示された場合など、ハードディスクが原因で正しくテレビに認識されなくなった場合は、ハードディスクに異常が発生している可能性があります。






作業がご自身では無理そうな場合はご依頼ください。
​録画ハードディスク復旧代行作業

USBハードディスクをパソコンに接続し、「CrystalDiskInfo」を使って、ハードディスクの容量が正しく認識できるか、健康状態が、「注意・異常」になっていないか確認します。
※パソコンに接続すると初期化のメッセージがでますが、いいえを押して初期化せず閉じてください。

健康状態が注意となっている場合、不良セクタが発生しています。不良セクタはデータの読み書きができないため、録画の書き込みの際にパーティションが異常となって テレビが正常に認識できなくなったと考えられます。

不良セクタは修復ソフト「HDD Regenerator」を使って修復することができます。不良セクタを修復した後は、録画番組を新しいハードディスクに移すことによって、レグザ テレビで認識して再度視聴できます。

修復ソフトでハードディスクの不良セクタを修復します。
「HDD Regenerator」をダウンロードし、パソコンにインストールして実行します。購入せず試用版として使う場合は、不良セクタは1個しか治せません。経験上、不良セクタは10～300程度ある場合がほとんどです。(なお、これ以上多いと完全復旧が難しくなります。)


復旧ソフト「復旧天使」でバックアップします。
不良セクタが発生した長年使用したハードディスクは再利用できません。そこで新しいハードディスクへ録画番組を移し替えます。
不良セクタが修復できたら、新しいハードディスクへ録画番組を移し替えするため、録画番組のバックアップを行います。
録画番組のバックアップには、「復旧天使 Standard」(英語版はRaise Data Recovery)を使用します。レグザ テレビの録画ハードディスクのファイルシステムは、SGI XFSです。
Linux(Ubuntu)でマウントできない、パーティションに異常のあるハードディスクでも、ファイルを参照してバックアップできる優れものです。


空き容量が十分なHDDにバックアップします。
空き容量が十分にあるハードディスクに、録画番組ファイルをバックアップ保存する作業用フォルダを作成します。
テレビの録画ハードディスクのパーティションは前述のとおり、SGI XFSです。Windowsパソコンから直接書き込みできないため、NTFSのパーティションに録画番組ファイルをバックアップします。高速なUSB 3.0対応のハードディスクでも、2TBの録画番組のバックアップ所要時間は5時間から6時間です。USB 2.0だとその4倍ほどかかります。

新しいハードディスクをレグザ テレビに接続し、登録初期化を行います。

レグザでハードディスクの認識に必要なUUIDを古いハードディスクからコピーして、新しいハードディスクにコピーします。コマンドは、sudo xfs_admin -U UUIDの文字列 /dev/sd○1です。