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カテゴリ:東芝レグザ
私はレグザのハードディスクの録画番組を復旧する代行作業を行っています。
REGZA 37Z1Sで使用していたLaCie 2TB USB HDDが認識しなくなったとのことで、復旧依頼がありました。以前(4~5年ほど前)にも同じ事象があって、その時は初期化したそうです。 この外付けHDDのインターフェイスはUSB 2.0です。 作業時間短縮のため、ケースを分解して中のHDDユニットを取り出します。 分解は簡単です。2000GB 7,200rpmのSeagate Barracuda ST2000DM001が入っていました。 CrystalDiskInfoで状態を確認すると、容量は2000.3GBと正しく認識していますが、健康状態は注意となっていて、不良セクタがあります。 UbuntuではXFS-未マウントとなっており、マウントを試みましたがマウントできませんでした。 レグザでの認識に必要なUUIDは取得できました。 Raise Data Recovery for XFSで録画ファイルが確認できました。 HDD Regeneratorで不良セクタを修復していきます。 最初から不良セクタが大量に出現しましたが、なんとか修復できています。 不良セクタを修復したあとはアクセスが劇遅になってしまうので、その都度電源を入れなおしながらやっと修復が完了しました。 依頼者に報告です。今のところ復旧作業は順調です。ハードディスクは故障していますので、代わりのハードディスクが必要です。中古でよければ同じ2TBの在庫があります。(今回たまたまですが持っていました。) しかし、2TBよりも容量が大きいものにできるようなら大容量のものをお願いしたいとのリクエストです。6TBの在庫がありましたが、Z1Sですと6TBも接続可能ですが1台のハードディスクに録画できる番組数上限が500番組です。500番組を超えて録画できず、6TBですと容量が余って無駄になってしまう可能性があります。 <参考リンク> 東芝REGZAハードディスク対応 仕様比較表 その1 東芝REGZAハードディスク対応 仕様比較表 その2 ←Z1Sはこちら バックアップが終わり次第、録画番組の数をご報告し、最適な容量のハードディスクをご提案いたします。と、回答しました。 録画番組のバックアップが完了して、1.805TB、447番組すべてがバックアップできました。 ただし、2020年05月31日20時59分録画開始の1番組はハードディスクの損傷により途中までになりました。それで、最適な容量のハードディスクですが、2TBでちょうどよいかと思います。これ以上容量が大きくても、あと53番組で上限になりますからほとんど使うことができないと思います。 よろしければ、先にご連絡の通り2TBハードディスクを使用いたします。 ご了承いただき、当方で在庫していたWestern Digital WD20EARXをREGZA 19RE1で登録初期化して、録画番組を移します。 左が故障していたSeagate ST2000DM001、右が換装に使用したWestern Digital WD20EARXです。 このWD20EARXは当方でアイオーデータのNAS LAN DISKに使っていたものです。稼働時間はすこし長いのですが、電源オンオフがわずか15回の良品です。 なお、お預かりしている外付けハードディスクの中のユニットを取り替えますので、使い勝手は全く同じです。取り外した故障しているユニットもお返しいたします。ハードディスクはレグザに接続するとトラブル発生前の状態で認識し元通りご使用いただけます。基本的に特別な手順はありませんのでご安心ください。 UUIDを元のHDDのものに付け直しました。ファイルコピーが完了し、Ubuntuでマウントできています。194GBの空きで使用容量は90.3%です。 これで復旧完了です。電源入れ直しをなんども繰り返して大変でしたが録画番組がほぼ全部復旧してバックアップできてよかったです。 私はレグザのハードディスクの録画番組を復旧する代行作業を行っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.05 08:59:59
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