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2009年10月31日
カテゴリ：本
数年前に、NHKのプロフェッショナルというテレビ番組で 取り上げられたので、ご存知の方も多いかと思いますが 無農薬のりんごの生産で有名な木村秋則さんのお話です。 こちらが youtubeにアップされている、木村さんの映像です。 これを見るときっと誰でも感じるのでしょうが 本当に素朴で暖かくて、ピュアな雰囲気の方で 見ているだけで、ほっとする感じの方です。 ご存知ない方のために、 木村さんは、無農薬、肥料なしという りんご作りでは、不可能だといわれている栽培方法に 取り組み、１０年近く、全くりんごができず 極貧生活をしながらも、けしてあきらめずに続けて、 とうとう「奇跡のりんご」といわれるりんごを生み出した人です。 こちらは、紹介記事。 これは、木村さんのりんごつくりにまつわるお話から。 あるとき、木村さんは気付きました。 「自分も苦しいけれど、リンゴの木は耐えてくれている。 耐えさせている張本人は自分だ。リンゴの木に感謝しよう」と。 ７８０本のリンゴの木、一本一本に、 「ありがとう」「がんばったなあ」と声をかけて歩きました。 風もないのに枝がふっと揺れ、「いいんだよ」と 言ってくれているように感じたそうです。 しかし、残り８２本になったところで、隣の畑の人の目が気になって、 恥ずかしくなった木村さんは、以下省略とします。 「そのとき、声をかけなかった８２本は枯れました。 自分の勝手さを痛感しました」 木村さんが言葉をかけたりんごの木は、全部がんばって生きて 実をつけるようになったけれど 木村さんが声をかけなかったりんごの木は、全部枯れてしまった。 植物も人間も全く同じ。 愛を伝えれていかなければならないし 伝えれば、植物であっても、必ず伝わって それに答えてくれるということが、このお話で 本当にとてもよくわかります。 「リンゴの木はリンゴの木だけで生きているわけではない。 周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。 人間はそのことを忘れてしまって、 自分独りで生きていると思っている。 そしていつの間にか、自分が栽培している作物も そういうもんだと思いこんでしまう。 農薬を使うことの一番の問題は、本当はそこのところにあるんだよ。 農薬をまくことは、リンゴの木を周りの自然から 切り離して育てるということなんだ」 『奇跡のりんご』より抜粋 さて、今日、この木村さんのことを取り上げたのは その感動のりんごのお話や自然農法のお話も、 とても素晴らしいのですが 彼の３冊目の本 「すべては宇宙の采配」 こちらです。  この木村さんの笑顔。 たまりません（笑） 実はまだ、この本は読んでいなくて 昨日、この本を読んだ友人から詳しく話を聞いて、 その内容を知ったのですが この本は、木村さんのりんごつくりのお話や 夫婦の愛や、自然農法のことや、木村さんの生き方など 素敵なお話がたくさん載っているそうですが その中で、この本がちょっと特別なのは、彼のこれまでの人生の不思議体験。 例えば ☆.白くて大きな発光体が木村さんと一緒に講演会場に入ってきて みんなが騒いだので、写真に撮るとそれは曼荼羅だった。 ☆高校生の時に、止まった時間の中で、大きな龍に会い、ある言葉を聞いたこと。 ☆ＵＦＯをしばしば目撃したこと ☆長距離トラックの運転をしていた時に助手席に幽霊を乗せたこと ☆幻想の中で、ソクラテスに似た人に会って、地球の終わりの時期を聞いたこと。 ☆畑仕事の時に、宇宙人に拉致され、ＵＦＯ内部につれていかれ、 地球の終わりの時期を教えられ、 それがソクラテスに似た人に聞いた時期と同じだったということ。 ☆数年後に、ＵＦＯ内部で目撃した白人の男女のうちの女性が ＴＶ出演して、同じ体験を語るのを観たこと。 ☆初めて龍を見てから30年後に再度、龍を複数の人とともに見たこと。 ☆死後の世界にも連れて行かれ、亡くなったおじいさんやおばあさんと会ったり、 不思議な儀式を見たりしたこと。 ☆そして、後日、「私はその時に一緒にいた者で、木村さんのあの世への案内人です」 と名乗る女性と出会い、「木村さんは気づいていない」と言われ、 「また必ずお会いします」と言われたこと。 ☆UFOの中の宇宙人は「時間を超えられる」と話していた話。 などなど、普通の方はちょっと信じられないような話が 載っているのだそう。 まさに、先日、私がレクチャーで受けた時に聞いた 宇宙人によるAbduction（拉致）を体験されているのですね  それが、この超素朴で嘘なんて絶対につかないだろう実直な人から 語られるのですから、これはこういう世界に 懐疑的な方にとっても、説得力があることでしょう。 こんな本が日本では、農業のセクションに置かれているそうですから 大丈夫なのかしらんと余計な心配をしてしまいますが  さて、この中で、木村さんがUFOの中で聞いたという 地球の終わりの時期なのですが 木村さんが見たカレンダーでは、ちまたでいわれている２０１２年ではなく それほどまでには早くはないそうですが、 それでもそう遠い日ではない、とのこと。 その時期は、絶対に口外しては行けないと口止めされているそうです。 「時間がない」と木村さんは言われています。 彼は 「誤解されることを覚悟の上で本書を書いた」 と書かれていますが、数々のいろんな体験をされて やはり誤解を覚悟でも、伝えなくてはいけないと 考えていらっしゃるのかもしれませんね。 それを思うと、木村さんは、 りんご作りを通じて、人々に生態系や農業のあり方を問い、 常識を覆し、世の中には常識では考えられないことが 起こることを示した上で、 それらを通して、人々に大切なメッセージを 伝えていくメッセンジャーとしての お役割を与えられている方なんだなあということ。 いや～宇宙人も木村さんをメッセンジャーに選ぶなんて、 ほんとうに素晴らしい選択だなあと  他の人がいえば、ちょっと信じられない、嘘だと思う話でも 木村さんが語れば、そんなこともあるのかも～となりますから。 このような普通の常識では考えられないことを 常識では考えられない苦労をして、成し遂げるような人だから 選ばれたのか、 はたまた、選ばれた人だから、そういうことが成し遂げられたのかは わかりませんが（たぶん、どちらもですね） この本は、もちろん、木村さんの不思議体験ばかりではなく その愛に満ちた人生観、自然観に溢れていて、 読んだ後、心が暖かくなる本だそうですので、 ぜひ読まれてみてくださいね～ と、まだ読んでもない本を紹介してしまいましたが  きっといい本だとわかっているので 私もこれから読むのが楽しみです～。 （日本の本は、こちらに届くのに時間がかかるの  ）   『すべては宇宙の采配』の まえがきから抜粋 わたしの身のまわりでは、 常識では考えられないことがたくさん起こります。 現代科学では証明できない類の話です。 農薬も肥料も一切使わないで最高に美味しいりんごが 実るのもそのひとつですが・・・・・（省略） しかし、わたしはこう思うのです。 この世界で、人間が理解できること、理解していることなんて、 ほんのわずかに過ぎないと。 わたしは、不可能だといわれた無農薬・無肥料のりんごの 栽培をなんとか成功させました。 そのときに、世間で理解されているものほど 当てにならないことを知りました。 「立派な作物を作るには・・・・」と教えられた常識は、 ことごとく外れていました。 次から次にいろんなやり方を試して失敗して、 ようやくある程度のかたちが見えるようになって 振り返ってみれば、かつて正しいと教えられていたことは、 決して正しくないことがわかりました。 そして、わたしが身を持って知った知識だけが、 私にとっての新たな常識となり、その常識は、 わたしだけのものではなく、志を同じくする農家の、 新しい共通認識として広がりつつあります。 わたしは「大事なことは、目に見えるものや、 地上に出ているものだけではないんだ」 ということに気がつきました。 目に見えていることだけ見ていても、 本当のこと、真実はわからないのです。 それは無農薬・無肥料の自然栽培に限ったことではありません。 人間もそうです。 大事なことは、目に見えない部分にあります。 あなたの表に出ていない、自分自身の土俵と根は どうなっているでしょうか？  今日はこちらはハロフィーンでした♪ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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