2011/04/05(火)10:52
ブレインジムのクラス
昨日、ブレインジムのコースが終了しました。
去年、ブレインジムのクラスを4日間受けてから、
キネシオロジーのセッションでサポートとして取り入れていましたが、
今回はブレインジム公式クラスで、レベル1と2の計5日間でした。
レベル1の時は、私の他に一人日本人の方がいらしたのですが
レベル2の参加者は、全員、アメリカ人。
でも、みんなきさくで、温かな方たちばかりで、とてもよかったです。
ブレインジムは、身体を動かす簡単なエクササイズを行うことで
脳を活性化させ、私たちの生活に必要な様々な能力を高めてゆきます。
特にコミュニケーション能力、
例えば人に自分の意思や考えを明確な言葉で伝える
人の話をきちんと理解する
そして、自己表現の力、
大勢の人の前でスピーチをする
自分の感じていることを言葉にして書く力など
また、オーガナイズする力、
例えば、部屋の片付けを機能的に行う
スケジュール管理や、計画をたてる力など。
また、記憶力、集中力を高めることにも大きな効果がありますし
身体的な能力、例えば、柔軟性や機敏性、バランス能力なども効果があります。
以前、私のセッションに、スポーツ関係の方が来られて
ブレインジムのメニューを取り入れたことがあるのですが
ブレインジムをやり始めてから、
身体の動きが自由にスムーズに動くようになったと言われていました。
今回5日間のクラスの中で、私自身の変化としては、
英語でのヒアリングの力が向上したこと。
フォーカスする力がアップしたので、
これまでだったらきっと聞き逃していたなあと思うところも
かなり聴き取れるようになった気がします。
また、アメリカ人ばかりのグループで、発言するということに対しても
以前より、うまく話さなければという気負いがなくなった分、
ずっとリラックスしていることができるようです。
今回の参加者のほとんどは、子供の教育の現場に携わっている方たちでしたが
もし、先生たちがみんなブレインジムができたとしたら、
ずいぶんと教育も変わるだろうなあと。
学んだことを覚えるとか、集中するということが、うまくできない子供であっても、
ちょっと身体を動かすことで、それがスムーズにできるようになるのですから。
そして、なぜ、子供たちがうまく集中できないのか、記憶できないのか
人の話をじっと聞けないのか、上手く話せないのか、本を読めないのかが
ブレインジムを学ぶことで、よくわかるのです。
例えば、利き手がどちらかであることは誰でもわかりますが
利き目、利き耳、利き足、利き脳がどちらになっていて
それがどういう組み合わせになっているかで、
その人の学習能力は大きく変わってきます。
そして、いくつかの簡単なエクササイズをやることで、
改善し、目に見えて効果があります。
ブレインジムでは、筋反射テストを行わなくてもできるように
プログラムができていますから、
タッチフォーヘルスなどの基本的なキネシオロジーを学んでいなくても、
大丈夫です。
(もちろん、筋反射テストができた方がよりいいですし
タッチフォーヘルスを学んでいれば、より理解が深まりますが)
子供の教育に携わっている方は、ぜひブレインジムを学んでほしいなあと思います。
また、子供の教育だけでなく
様々なストレスを調整する方法としてもブレインジムはとても有効です。
今回のクラスの中で、二人一組になってのワークがあるのですが
私と最後に組んだ方は「将来への不安」について調整されていました。
バランス調整が終了した後、彼女曰く
「すごい、さっきまで将来のこと考えると、胸が苦しくなっていたのに
それが全くない」と喜んでいました。
もちろん、そのストレスがディープな要因から来ている場合は
ブレインジムだけでは完全に調整するのは難しいでしょうが
何の道具も必要なく、身体を動かすだけで
簡単に調整ができるのはすばらしいなあと。
今回の震災でつくづく感じたのは
何の道具も使わず、手技だけで、ある程度のヒーリングができるというのは
万が一、何かがあった時にとても心強いなあということ。
先日、被災地で、ある看護婦さんが、歩けないおじいさんの
足のつぼを押したら、歩けるようになったり
感情を抑えている人に、悲しみを吐き出すように促したりしながら
ヒーリングしているという話を聞いて、
医療に携わっている方々も、薬だけでなく
様々な代替医療のことを知っている人がいると随分と違うなあと感じました。
キネシオロジーは、フラワーエッセンスやチューニングフォークなども使いますが
リンパ点やチャクラ調整、経絡マッサージ、神経血管点など、
手技だけでかなりの調整はできますし、
もちろん、レイキは必要なのは手だけですから
いつでもどこでも気軽にヒーリングができます。
これから、より多くの方がヒーリングを学んで
身近なものになっていったらいいなあと思います。
先日、おさむに対してブレインジムだけを使った
キネシオロジーのセッションを行ってみたのですが
文を書くことが苦手でおっくうだという彼が、
今、レイキのテキスト作りをかなり進めていて、なかなかいい感じです。
ブレインジム、これからさらにいろんなケースでセッションで
使ってゆくことになりそう。
ということで、こちらは、今朝ツイートした情報から
被災地岩手から「お花見のお願い」
「このままでは我々は経済的二次被害を受けてしまいます。
我々にとっては自粛をして頂くよりも、
お花見をして頂くことの方がありがたい」
本当に私たち一人一人が癒されて、元気でいることが
今、大切だなあと思います。