からだと宇宙とヒーリングと

2012/12/30(日)01:01

2012 セドナの旅 新しい時代の夜明け

セドナ、アリゾナ&ニューメキシコ(39)

2012年12月21日 凍える寒さの中、早朝3時にラコタ族のアダムイエローバードの家に着いた私たちを アダムが迎えてくれました。 私は、アダムとは、4年半ぐらい前に伊豆でお会いしていました。 マヤのドンアレハンドロ長老が初めて日本に来日した際に 伊豆で行われたスウェットロッジのリーダーだったのが、アダムでした。 (お互いに顔はすっかり忘れていましたが) このアダムのセレモニーに参加したのは、全部で15名ほど。 そのうち半分の7名が私たちニューヨークから来たグループです。 4時になるまで、アダムの家の中でセレモニーを行うということで みんなで円になって、様々な供え物がしてあるテーブルの周りに座りました。 まずは、アダムが祈りを捧げた後 ペルーの聖なる植物、コカの葉を一人3枚ずつ取り、祈りを捧げます。 このやり方は、ペルーでサンペドロのセレモニーをやった時と同じです。 そして、何とそのサンペドロの液体をコップについで みんなに回します。 ここでサンペドロを飲めるなんて~♪と秘かにワクワクしてしまいましたが 一人一口ずつだったので、もちろんそんな変化はなく。 でも、あれがやって来る前のあの感覚だけは、わずかに蘇ってきます。 後からアダムのキッチンにサンペドロとペヨーテが植わっているのを見つけました。 それからアダムが伝統的なネイティブの歌をいくつか歌いました。 そして私たち日本人に日本の伝統の歌を歌ってほしい ここでシェアしてほしい、と言います。 でも、よく考えてみると、日本の伝統的な歌って、ほとんど覚えていないのですよね。 「さくら、さくら、、、その次の歌詞何だっけ?」 というとても情けない状況 アダムは日本の歌を歌うことの重要性を伝えるのですが 誰も歌おうとしないので、困ったなあ、と思って あ、そうだ、と思い出したのが 「かごめかごめ」 昔から、かごめの歌は、アセンションの歌と言われているし とりあえず、歌っておこうと。 (と、いざ歌おうとしたら全然声が出なくて、みんなと一緒に歌ってもらったのだけど) ちなみに、かごめの歌詞の解釈はいろいろあって、ヘブライ語であるとか かごめは六芒星を表すとか、夜明けの晩というのは時空を越える時であるとか 鶴と亀がすべった(統べった)は、二元性を統合 男性性と女性性の統合など と言われています。 そして朝4時近くになったので、みんなで外に出ます。 外はすごい満天の星。 火を取り囲んで、一人一人キャンドルを持ち アダムの歌の後、祈りを捧げてコカの葉を火にくべます。 そして、4時11分。 地球と太陽と銀河の中心が一直線に並ぶ時間を迎えました。 もちろん、それが見えるわけではないですが いくつもの流れ星が出て 金星がひときわ美しく大きく輝いていました。 本当に美しい夜明けでした。 新しい女性性の時代に入って、初めての日の出。 これからどんな風に世界は変わっていくのかしら。 そして、眠る時間もなく、私たちは再びアイルさんの家に向かいました。 ロンの娘さんが作ってくれたオートミールの朝食を頂いた後 今日は、アイルさんのパイプホルダーとしてのお披露目のセレモニーがありました。 アイルさんは10年以上、パイプホルダーとして学んできて そして、とうとう今日、この日、正式にスタートでした。 以前にも書きましたが、パイプホルダーは、 本当に修行を積んで認められた人だけが受け取ることができるもので パイプホルダーとして生きるということは 自分自身のことより、人々に天にすべてを捧げる生き方をするということ。 アイルさんのここまでのお話を聞きながら、感動で涙。 その後、みんなで外に出て、メディスンウィールの中で ホピの伝統的なダンス、ワンハートダンスを踊ります。 忘れてしまったけれど、この石の数や方角などの意味もちゃんとあるのです。 ここに全員で入って、ステップを踏みながら、回ります。 ダンスというより、芋虫のようにぞろぞろという感じなのですが、 やっていると、何だかおもしろくなってくるし 太陽の光とみんなのエネルギーでとても暖かくなりました。 その後、昨日のパイプセレモニーで使った灰の入った木の入れ物に 一人一人、祈りを吹きかけてゆきます。 以前、ロイ長老と長崎、広島を回ったという黒川さんが この入れ物を持って日本に戻り、再び巡礼の旅をするのだそう。 黒川さんもとても素敵な方でした。 そして、今回のセレモニーの立役者である、ケントくんとおさむ。 ケントくんは、世界各地を放浪の旅をしながら ネイティブのセレモニーやシャーマニズムを学んでいて 若干26歳ながら、ネイティブアメリカンにサンダンサーとして認められ パイプホルダーでもあるという人。 (※サンダンスとは、炎天下の中、飲まず食わず眠らずで4日間 踊り続けるというかなり過酷なネイティブのセレモニー) 写真でケントくんが巻いているはちまきは、今回のセレモニーの中で アパッチ族の長老から授与された、伝統的なネイティブのものです。 ケントくんは私がこれまで出会った中でも、素晴らしくバランスの取れた方で しっかりとしたグラウンディング力、落ち着き、頭の回転のよさ、 それでいて、ハートオープンという 今の日本人には、こんな若者がいるのだなあ、と感動でした。 この日のマクロビランチもおいしかった~♪ そして、その後、再び、おさむの奉納演奏。 今日は、おさむはアイルさんのクリスタルボールも使って行いました。 今回のセレモニーには、参加者の子供である クリスタルチルドレンが4人参加していたのですが おさむの演奏が始まると、子供たちがみんな真剣に聴いていて 終わると真っ先にパチパチと拍手していたのが、何ともかわいかったです。 この日の夜、ニューヨークの7人は早めに切り上げて みんなで日本食レストランへ向かいました。 と、アイルさんの家を出てから、夜空を見上げてびっくり。 月の周りに、これまで見たこともないような、大きな大きな輪ができていて、 それは美しい幻想的な光景でした。 あまりも大きな輪だったので、写真は上手く撮れなかったのですが。 この日にこんな光景が見れるなんて、宇宙からの大いなる祝福を感じて 最高にハッピーでした。 今回、このニューヨークチームは、不思議な一体感があって 例えば、みんながセレモニーのその時々で何を感じているか、ということも みんなの顔を見なくても感じれるのです。 これは、私はキネシオロジーのセッションで、いつもみんなと 深く関わっているからかなと思ったのですが おさむは、今回、みんなと会ったのは初めてなのに みんなのエネルギーをしっかりと感じることができる、と言っていました。 グループでのこういう安心感って、いいなあと。 それにしても、おさむも、この1年で劇的に変化したのだなあ、と つくづく感じました。 なんというか、とても大人になったというか (少し前に「大人になる」ための調整をしたのも、かなりよかったようす) 安定感があって、誰もが安心してオープンになれるエネルギーを持っていました。 もし二人で旅していたら、そのことに気づかなかったかも。 ということで、続きます~~ (セッションの合間合間に書いているので、ゆっくりまとめる時間もなく かなり端折っていますが)  

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