からだと宇宙とヒーリングと

2013/03/22(金)13:21

男女の違いと統合と

スピリチュアル(49)

前回の日記のコメントに 男女の違いについてのご質問を頂きました。 いろんな問題を含んだ深いテーマですので 簡単には言えないのですが 私なりに感じていることを書いてみますね。 こちらがそのご質問です。 ありがとうございます♪ このようなトラウマやネガティブなエネルギーを持っているのは 圧倒的に女性の方が多い様な気がするのですが、それはなぜなんでしょうか? 男性も女性と同じ様に様々な物を抱えていても ただ単にそれと向き合ったり解放することをしない為に 問題が浮き彫りにならないだけなのでしょうか? 男性は女性と比べて現実的で、精神世界やスピリチュアルなことに興味がなかったり 時には毛嫌いするような人もいるので もしかしたら様々な物を抱えている男性も多くいるのかもしれませんね。 そう思わないと、なぜ女性ばっかり、 と思ってしまって納得出来ないです~。 まず、女性の方がトラウマやネガティブなエネルギーを持っている という点ですが 確かに、~~の言葉や行動で傷ついた、と感じているのは多くの場合、女性であって 男性は、傷つけられたという感覚を持っている人は少ないです。 (もちろん男性でもいますが) この理由の一つには、一般的に女性の方が感受性が高く 感覚や感情を受け入れている、という点にあります。 男性に限らず、感受性が乏しい人は 傷つかない、もしくは傷ついていないと思っています。 ですが、本当の意味でいえば、この感性を受け入れていない方が 問題はより根深いです。 それは、プロテクションのために起こっていることで 自分が傷つかないように感情や感覚を抑圧しているため 潜在意識の奥深くに抑圧されたものが残っています。 確かに、女性の方が、感受性が高い分、傷つきやすくはなりますが その分、感情を解放できるので、 案外いざとなったら、女性の方が度胸があったり 変化することへの抵抗がなく、あれこれ試してどんどん変化したり また、男女が別れると 男性の方がいつまでも引きずってしまっていたりします。 感覚や感情をブロックしている人は、男女ともに多いのですが 多くは3歳までの何らかの要因にあります。 例えば、泣いたり怒ったり、というのは エネルギー的にかなり消耗することなので グラウンディングができていなければ 傷ついてしまいますから、始めからハートを閉じて ネガティブな感情を感じないように無意識にブロックするのです。 例えば、あまりにショックなことがあると 泣くこともできないことがありますが それもプロテクションのシステムであって その時はその感情を受け入れる準備ができてないので 抑圧して封じ込め、いつか解放できる時を待つのです。 よく「私は特に問題はありません」などと言われる方の方が 身体に聞いてみると、かなり深い問題が出てくることがあります。 (本当に何も潜在的な問題がない方は滅多にいないです) 例えば、様々なヒーリングを受けても「どれもピンと来ない」 と言われる方の中には ハートが閉じて、感受性を受け入れていないということがあります。 ですから、そういう方は感受性を高めるためのヒーリングが大切なのです。 そういう方がキネシオロジーのセッションを受けられて 「自分が孤独であることを実感して、初めてわんわん泣きました」 などと言われると、私は「ほんとよかったね~」となります。 孤独感を感じて泣くことが、よかったなんて 普通では考えられないかもしれませんが 感じることができて、はじめて それを癒す方向に向かうことができます。 まずは、感情や感覚を受け入れる、ということが 本当に満たされた幸せな生き方のための第一歩なのです。 感性を受け入れていなければ、本当の意味で 生きていることの喜びも感じませんから。 悲しいことがあったら、泣きたいだけ泣く 怒りがあったら、どっぷりと怒りを感じる。 その感情を避けようとせず、それをただ感じきれば 悲しみや怒りの感情は潜在意識に残らず 自然と去ってゆきますが この感情の解放をやらずに、すぐに「私は大丈夫」と 達観してしまうような人は要注意です。 さて、女性が女性から傷つけられたと感じている場合と 女性が男性から傷つけられたと感じている場合では 根本的な要因は違います。 女性が女性から傷つけられたというのは 多くはその人の母との関係から来ていて、さらに友人や会社の同僚との 問題で上手くいかなかったことからきていますが 男性から傷つけられたと感じている場合は 実際の男女関係にあることも多いですが その他に集合無意識や遺伝子レベルでも 多くの女性は男性に傷つけられるという意識を持っています。 例えば 男性は女性を虐げるものだ 男性は愛がなくてもセックスをするものだ 男性は浮気をするものだ そういう思いというのは、何百年、何千年にも渡って 女性に受け継がれてきた意識なのです。 ですから、友人の彼が浮気した、という話を聴くだけで 男性に対して怒りを覚えたり、嫌悪感を抱いたりする女性は多いのです。 一方で精神世界と現実的であるというのは、相反することではありません。 精神性を大事にする(目に観えないことを大切にする) それでいて、現実的である(グラウンディングしている)という状態が 誰にとっても必要なことだと私は感じます。 精神世界を毛嫌いしている人や、スピリチュアルは怪しいと思う人というのは 思考優先になっていて、感性を受け入れていないのですが 実は案外、グラウンディングできていないことがあります。 グラウンディングが弱いことで、人からの影響を受けやすく 共鳴力が強くなるケースの方が多いですが 反対に、プロテクションのためにハートが閉じてしまって 感受性が乏しく、周りと共鳴できなくなることがあるのです。 もし感性を受け入れていなければ、頭で理解できないものは 何でも「怪しい」とレッテルを張って 危険から避けようとする意識が無意識レベルで起こります。 男性性は論理性であり、女性性は感性ですから 女性性を受け入れている女性、または男性は 例え理屈はわからなくても感覚的にこれはよさそう と思ったら、とりあえずやってみるという人が多いのです。 もちろん、スピリチュアルの中には怪しいものはたくさんあります。 「あなたには先祖のカルマがあるので、このお守りを 持っていないとそれを浄化できません」などという言葉に だまされて、大金を払って物を購入した などという話に近いことはよく聞きますが だまされてしまう人というのは、やはりグラウンディングが弱く 本物を見分けることができないことが多いです。 もっともスピリチュアルに限らず、何の職業であっても怪しい人はいますが。 私にとっての怪しい人は 自分の私利私欲のために「正直さ」を失ってしまっている人のことです。 例えば、医者であっても、自分(または病院)の利益ために 患者にとって必要ない薬を処方する人は 私にとっては、必要のないお守りを売りつける人と同じです。 ですから、何にしても本物を見極める目は大切ですが スピリチュアルは怪しいとか レイキは怪しい、などという方は、そのことについてよく知らない または理解できない(頭の理解しか受け入れていない)ために 自分自身をプロテクションしているだけなのです。 これからの時代は、女性性の時代と言われるのは 感性の時代ということ。 論理性、社会的な成功、権威、競争、地位、名誉そういったものは男性性です。 もちろん、それらが必要ないと言うことではなく 男性も男性性と女性性が、女性も男性性と女性性が 両方統合されている必要があります。 特に現代では、女性も男性性しか受け入れていない方が多いので 女性が女性性を受け入れることが、何よりも先決です。 もちろん、感覚や感情を受け入れる必要はありますが 女性も、ただあなたのせいで傷ついた~と 泣いたりわめいたりするだけでは論理性である男性には伝わりません。 きちんと、何をどうすれば自分にとって心地よいのかを 正直に、相手を責めることなく、論理立てて説明できて 初めて、男性に理解し受け入れてもらえます。 一方、男性は頭や理屈ではなく、女性が感じていることを 感じる力が必要となってきます。 さらに話が広がってしまいますが 私が最も根源的な男女の違いであると思っているのは 男性は頭(思考)でセックスをし 女性はハートでセックスをする ということ。 だから、女性と男性の求めるものは、常に食い違ってしまうのです。 これはたぶん多くの男性が遺伝的に持っている問題です。 おさむもハートでセックスをするための調整をキネシで やったのですが、やはりDNAの問題が出てきました。 おさむが「このプログラムを持っているから 男がなかなか変われないわけだなあ」 と言っていましたが 本質的に頭でセックスするようにできている男性に対して いくら女性がハートでつながりたいと願ったとしても 本当のところはけして男性には伝わらないのです。 おさむは、この調整の後 「これはのりことの関係というだけでなく ヒーラーとしての自分にとって、大きな意味がある調整だった。 もしこの調整をしなければ、女性のクライアントさんが 感じていることを本当の意味で理解できなかったかもしれない」 と言っていました。 でも、遺伝子レベルのことになると これはもう意思の力ではどうしようもないことですし ハートでセックスをしたいと願ってヒーリングを 受ける男性も少ないでしょうから 女性は最初から男性というのは 頭でセックスをするものだ、と理解しておいた方がいいと思います。 それを理解していれば、男性の言動によって 「彼には愛がない」と傷つくこともなくなるのです。 ということで、話が飛んで、ご質問の答えになっているのかどうか わからなくなりましたが。 やはり、男女、どちらが深い問題を抱えているとは一概には言えないですね。 一般的に女性の方が表面的にいろんな問題を抱えていると言えるかもしれませんが 男性から傷つけれるという意識は、集合無意識や遺伝子レベルでもありますから 深いレベルでもあります。 また男性は、女性に傷つけられるというのは多くはなくても その分、感情や感覚をブロックしていたり また、社会的な責任などの点から、より深いレベルで抑圧されたものを 抱えているケースは多いですし セックスなど遺伝子レベルまで広げると、かなりディープになると思います。 ただ、女性は、例え今、特に大きな問題はなくても 積極的にこういったヒーリングを受けられる方が多いですが 男性は身体の不調などがない限り 積極的にヒーリングを受ける方は少ないので、変わるチャンスがなく そういう意味では問題はより深くなると言えるかもしれません。 もちろん、ここで問題としているのは、単に病気や精神的な不調のことを 言っているわけではなく 私たちの本来のそれぞれの生き方を防いでいるもの全てのことです。 ちなみに「なぜ女性ばっかり〜」という意識は 女性性の否定につながり、婦人科系の病気になったりするので 「女性でいてほんとよかった、男性は信頼できるし、守ってくれるし」 に潜在意識を変えてゆく必要があります。 え? そんなこと無理? 女性の意識が変われば、男性もまた変わってゆくのです。 私たち女性にとって、最高に素敵な時代にしていきましょうね。 今日は、奇しくも春分の日。 去年のメキシコ旅行から丸1年です。 あのメキシコの旅以前の私たちは、今のような深いレベルでは 男性性と女性性を捉えていませんでした。 そして、あれからいろいろあって 今、本当の意味で、二人の男性性と女性性が 統合されてきたのだなあ、と。 新たな時代に向けて

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る