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2014年12月24日
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カテゴリ:ニューヨーク
メリークリスマス!!

みなさま、今年のクリスマスをいかがお過ごしでしょうか?
欧米ではクリスマスは、一般的に家族みんなで集まって過ごす日という感じですが
親しい人たちとみんなでわいわい過ごすクリスマスもいいし
愛する人と二人でロマンティックに過ごすクリスマスもいいし
そして、また一人で過ごすクリスマスも、またいいものだなあと。
私も、これまでいろんなクリスマスを過ごしてきましたが
案外、心に残っているのは、パーティーでみんなで楽しく過ごしたクリスマスよりも
一人で過ごしたクリスマスだったりするのですよね〜。

その中でも忘れられないのが、1990年
私はニューヨークに最初にやってきた年のクリスマスです。
NYに来てすぐに、ボーイフレンドや友人はできたのですが
いろんな状況で、その年のクリスマスは、一人で過ごしました。

たぶん、さみしいという気持ちはあったのですが
その頃の私は、そういう気持ちを感じないように
いつも前向きに動いている人だったので
クリスマスを一人で過ごすことになって
「よし、それならクリスマスの日に前からやりたかったことを始めよう」
と、チャイナタウンの画材屋パールペイント(今はつぶれてしまったけど)に
画材を買いに出かけました。

私はキャンバスとアクリル絵の具を一式購入し、
夕暮れのクリスマスの街を一人歩いて家に戻っていました。
当時、私はイーストビレッジの2aveの5stに住んでいたのですが
家の近くまで来た時に
一人の見知らぬおばあさん(もう顔も全く覚えていないけれど)が
私の顔を見るなり
「Oh my sweet heart(私の愛しい人)!メリークリスマス!!」
と、まるで大切な娘に出会ったかのような表情で声をかけてきました。
その彼女の慈愛に満ちた顔を見た途端
私の中で何か一気に力が抜けるのを感じて
自然と涙が溢れてきました。
まるでそのおばあさんに
「うんうん、わかっているわよ、私はあなたの気持ちを」
と言われているかのように感じていました。

その時、初めて
あ〜私、本当はさみしかったんだな〜と
あらためて自分の気持ちに気づいたのでした。
でも、さみしさと同時に、それはどこか温かな感覚でした。
私のことを全く知らない人に
たった一瞬、声をかけられただけなのに
そのおばあさんにわかってもらえたかのような
私は一人だけど、本当は一人じゃない
そんな感覚になっていました。

その夜のクリスマスに、NYに来て初めて、絵を描き初め
一晩中、夢中で描いていました。
今でもその時の感覚だけは思い出しますが
それはちょっとせつなくて、そしてとても幸せな感覚でした。

人生でただの一度も孤独を感じたことがない、
という人に今まで出会ったことはないですが
たぶんクリスマスの時期って、それを感じやすい時なんでしょうね。
もちろん、それも私たちのマインドが作り出している幻想にしか
過ぎないわけですが、このさみしさや孤独の感覚って
愛おしい感覚でもあるなあ、と今は思うのです。
(ここ最近は、私の中の孤独感は見当たらなくなってしまったけど)

そんな一人のクリスマスを過ごすことができたことも幸せだったし
そして、今、愛する人と一緒にクリスマスを過ごすことができることも
また幸せで、人生は何をどうやっても祝福しかないのだと
今日もしみじみ感じています。
そして、私がどんな時もそれを感じることができたのは
絵や音楽が好きでやってきたこともあるけれど
でも、本当はそれよりも、私が私自身のことを好きでいて
自分の人生のすべてを信頼することができていたからだということが
あの時はわからなかったけど、今はわかります。
もし私が自分自身を愛せなかったら
また、自分の人生を信頼できなくて、未来を不安に感じていたら
例え、誰がそばにいたとしても幸せは感じれないのでしょう。

だから、もし今、これを読んでいる方の中で、幸せを感じていない人がいたら
それはけして今の状況ではないということを知ってほしいなあと。
自分自身のすべてを愛すること
だめな自分も、弱い自分も、そして強い自分も
何もかも受け入れて愛おしく感じることは
人生の祝福そのものですから。

さて、今日のクリスマスイブのディナーは、おさむと二人で
まさにイーストビレッジの2avと5st近くのシーフードレストランに
食事に行ってきました。
この辺りは、あの当時とは、全く変わったのですよね〜。
1990年に来た頃は、ホームレスと売春婦とドラッグの売人が
ストリートにうじゃうじゃいるようなエリアでしたが
今は、おしゃれなレストランが立ち並んでいて
とてもきれいなエリアになっています。
19年前におさむと出会ったのも、2aveのストリート。
その頃の昔話をしながら
二人でしっぽりと過ごすクリスマスもまた
素敵な時間でした。

そして、ディナーの後、イーストビレッジのブルーマンの近くの劇場に
Nutcracker Rouge(くるみ割り人形 ルージュ)」
を見に行きました。

実は、このショーについて、どんなものがよく知らず
たまたまネットで検索してヒットして
これおもしろそう、と事前にチケットを購入して出かけたのですが
予想以上に素晴らしくて感動でした。

劇場に入ると、クラシカルなシャンデリアや椅子が置かれてある
雰囲気のよいラウンジがあり
そこで待っていると、係の人がやってきて
一組ずつ劇場の席に案内してくれます。
席に着いたら、クレジットカードを預けて
飲み物をオーダーするシステムです。

FullSizeRender.jpg


バレエのくるみ割り人形は、2度ほどリンカーンセンターで見ましたが
クリスマスの夜に主人公クララがおもちゃの世界に入って
冒険とファンタジーを体験していく物語ですが
この「クルミ割り人形、ルージュ」の方は
ある一人のセックスに奥手な堅い?感じの女性が
くるみ割り人形をきっかけに、めくるめくエロスの世界に迷い込み
そこで次第に、自らのセクシャリティと女性性を開いてゆき
最後は素敵な男性と巡り会い
セックスでの一体感の喜びと情熱を表現してゆく、という感じの
まさに、大人のためのクルミ割り人形という感じです。
(あくまでも、舞台を見ていて感じたストーリーですが)

1.jpg

劇場は狭いので、とても近くで見ることができます。
女性はほとんどトップレスになり、男性はあの部分だけ隠して踊るのですが
ダンサーたちの鍛えられた肉体も、踊りも素晴らしいし
衣装も舞台も素敵〜♪
またオペラのようなアリアを歌い上げるボーカルの女性も素晴らしい。

IMG_0135.JPG

IMG_0129.JPG

バレエとバーレスクとシルクデソレイユが一体化したような
ファンタジックでエロティックでとても美しい舞台でした。
ニューヨークって、こんなすごい舞台が気軽に見れるのが
やっぱり素晴らしいです。
1月4日まで上映しているようなので
NYにお住まいの方でチャンスがある方は
ぜひ見に行かれてみてくださいませ。

そうそう、バーレスクと言えば、2週間ほど前に見に行った友人の
かおるちゃんのバースデーショーも素晴らしかったので、ここでご紹介。
(どれもiphone で撮った写真なので、画像は粗いけど)

FullSizeRender.jpg

3.jpg

パワフル〜でセクシャルな女性を見るのは、ほんと楽しいです。
おさむにもキネシでセッションしてもらったし
これから私もセクシャル〜な自分を表現してゆきたいわ〜ハート(手書き)

ということで、あと1週間で今年も終わりですね。
みなさま、残り少ない2014年
心に残る時間をお過ごしくださいますように。

Blessingsワイングラス





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最終更新日  2014年12月26日 00時52分41秒
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