からだと宇宙とヒーリングと

2017/12/20(水)23:11

冥王星遺伝

宇宙系遺伝(49)

さて、今日は、第2回目の宇宙系遺伝シリーズとして、冥王星遺伝をお届けします~。 オリオンが「妬み」なら、冥王星は「恨み」です。恨みというと、「恨めしや~」のお岩さんのようなイメージがあるかもしれませんが、例えば、その人と何かがあってその時の怒りや苦しさが心にずっと残っている、という状態は恨みのエネルギーの一つであって簡単に言うと「根に持つ」性質です。もちろん、例えば、事故や災害など大きなショックなできことがあればずっとトラウマや傷となって長い間、残ってしまうというようなことはよくありますが冥王星遺伝があれば、プライドが傷ついた出来事を忘れなかったり、一度、嫌いになった人は、ずっと嫌いとか人の過ちや失敗や失言をなかなか許せなかったり気持ちの切り替えが苦手で、一旦、何か気になるとしばらく、そのことが心の中で引っかかてしまうなどの傾向があります。 オリオンの場合は「できる、できない」「持っている、持っていない」という意識ですが冥王星の場合は「正しい、間違っている」「良い、悪い」という二元性であって宇宙系の中で、最も二元的思考パターンが強い性質です。ですから、相手が間違っている、と思うと、その考えから抜けられず別の視点から見てみたり、柔軟に捉えることができなくなります。冥王星遺伝が強くなればなるほど、非常に理屈っぽく、プライドも高く思い込みや偏見が強く、頑固になります。「そこをそう捉えるか~」と、感心してしまうほど妙な意味づけや理屈をつけるのが、冥王星です。 オリオンは、すぐに結果が欲しい、我慢できないという、せっかちな人が多いですが冥王星は神経質で、ちょっとしたことで気分を害したり、不機嫌になったりします。(本人はそう気付いていないことが多いですが)他の宇宙系遺伝との兼ね合いもありますがこの冥王星遺伝が強く持っていれば人への不信感、人嫌い、非社交的といった性質も強くなりがちです。 ちなみに、典型的な冥王星人は誰だろう、と思って、すぐにイメージとして出てきたのがハリーポッターのスネイプ先生でした。スネイプは、ハリーポッターの父親にいじめられたのをずっと根に持っていたり、すぐに不機嫌になり、理屈っぽく、こだわりが強く、人嫌いというまさに典型的な冥王星人。オーラというか、出てくるエネルギーが暗い感じがしますよね。冥王星遺伝が強い方が、私のセッションで調整した後、「顔が白くなりました」と言われる方が多いのですが、肌の色自体が変わったわけではなくエネルギーの暗さがなくなるので、白く見えるわけです。実際には、肌の色は白い人であっても、冥王星が強ければ何だか顔が暗く(黒く)見えるのが不思議です。 もっとも、スネイプみたいな冥王星人は、そう多くはないですし冥王星遺伝がかなり強いという人は、10人の一人ぐらいのものだと思いますが二次的冥王星遺伝を入れると、全体の6~70%ぐらいはいるかも?と思うぐらい、意外に多い遺伝です。一次的冥王星遺伝になると、いかにも冥王星人という感じで見た目も厳しい顔つきで、目つきが悪くなるので、すぐにわかりますが二次的冥王星遺伝の場合は、見た目にはよくわかりません。でも、性質としては、やはり、気持ちの切り替えができない、一つの見方や考えにとらわれがちこだわりが強い、正しい間違いの価値判断、神経質、柔軟性の欠如などの傾向があります。 過去に男性から傷つけられて、男性不信になったりする人には冥王星遺伝が強い人が多いです。例えば、彼が一度、浮気をして、それをずっと許せず信頼できなくなった、などということはよくある話ですがもし冥王星遺伝がない女性から見ると「一度の過ちとして許して忘れるか、もう信頼できないのなら別れるか』となる場面でも、冥王星遺伝があると、消して許すことができず信頼もできないけれど、別れることもできない、などという執念深い性質になりがちです。また例え別れたとしても、いつまでも根に持ってしまいます。冥王星+ニビル遺伝、またはグレイ遺伝などがあると傷つきやすくなるため、その傷をいつまでも引きずりますしまた冥王星遺伝+金星遺伝があれば金星の性質の、人に合わせる性質が出てくるので表面的には何もなかったかのようにしていても、心の中では根に持っているなどということになりがちです。 また、冥王星は、好き嫌いが激しく、人の悪い部分ばかり見えます。先日、お話しした大嶋信頼さんの本の中にいろんな特徴的な遺伝子コードがあってその本に紹介されている遺伝子と、宇宙系遺伝との兼ね合いをここ最近あれこれと調べているのですがその中の一つにFOXP2という「心の中で、人のダメ出しが止まらない遺伝子」というのがあってそれがまさに、この「人の悪い部分ばかり見る」という冥王星遺伝とリンクすることがわかって、面白いなあと。冥王星遺伝があると出てきた人にセッションの始めにこのFOXP2遺伝があるかどうか、チェックしておいて冥王星遺伝を調整した後、再びチェックしてみるとこのFOXP2遺伝がなくなっているわけです。ちなみに、冥王星遺伝を調整しなくても、このFOXP2遺伝だけを調整する方法も最近セッションを通じて、わかってきました。大嶋信頼さんの本によれば、FOXP2の還元、7回唱えるだけで効果があるそうなので人のダメ出しを心の中でやってしまう方は是非トライしてみてください。 この正しい、間違いの二元性というのは、人間の抱えている様々な問題の中でも大きな要因の一つと言っても過言ではないなあと。冥王星の人にとっては、正しくあること、が大切なので相手と上手くいかなかったり、何かがあるとあの人が間違っている、あの人はわかっていない、などと考えがちです。もし、相手が間違っていない、となれば、自分が間違っている、ということになりそうなれば、落ち込んだり、自己否定になります。どちらも間違っているわけではない、ただいろんな流れやお互いの意識の相違でそれが起こっている、というようには捉えられないのです。他の宇宙系遺伝で、シリウスは論理的な思考をする方が多いですが冥王星の場合は、その人特有の論理というか、どちらかといえばこじつけに近い感じになりがちです。 二次的冥王星遺伝の場合は、それほど顔(エネルギー)には出ていないので見た目にすぐにわかる、という感じではないですが話していると二元的思考なので、わかります。例えば、ちょうど、昨日、多次元キネシのクラスが終了したのですがクラスを教えていて感じるのはこの遺伝があるかないかで、筋反射の理解度が違うということです。筋反射は、どこにアクセスしているか?によって答えは変わってくるため筋反射が出てきた答えを「合っているか、合っていないか?」で捉えたり一つの反応(答え)にとらわれず、様々な角度から見ていくというのが多次元キネシのコンセプトなのですが冥王星の人にとっては、正しい間違いという概念しかないのでこの理解がとても難しくなり、どうしても「この答えは合っているのか、いないのか?」になりがちなのです。 ですが、たまに、どちらかといえば、あっさりしていて、柔軟性があり、明るくて楽しいエネルギーの人で、話していて、全く冥王星遺伝を持っているとは感じない人がセッションをやると、この遺伝が出てくることがあります。これは、他の宇宙系遺伝との兼ね合いで例えば、何でも面白いと感じるアルクトゥールズ遺伝やすぐに達観するポジティブ思考のシリウス遺伝などが強ければ少々、冥王星遺伝があっても、その性質としては出てこないわけですね。なので、そういう方は冥王星遺伝の調整は必要ないように思うのですがただ、この遺伝を持っていると、人からの恨みのエネルギーの影響を受けてしまうので身体は調整を求めてくるわけです。「影響を受ける」というのは、その人自身が恨まれる、ということではなくて周りの冥王星の強い人が持っている恨みのエネルギーと(遺伝を持っていると)リンクしてしまうということです。多次元キネシのクラスでは、そういったエネルギーの解除の仕方もお伝えしているわけですがもともと遺伝を持っていなければ、エネルギーの影響を受けることもないのです。 また、この冥王星遺伝を持っている人は、マヤ文明の前世とつながっている人が多いというのも、去年の終わり頃からわかってきたことです。虐待された、迫害された、もしくは虐待した、迫害した前世などとのつながりも深いです。 また他の冥王星の特質として、中毒性があります。冥王星のメタファーの一つとして「毒」があるのですが例えば、ゲーム中毒、砂糖中毒、ネット中毒とか、タバコやアルコール中毒などその人にとって、あまり有益でないものに中毒になりがちです。 ちなみに、他の宇宙系遺伝では、海王星遺伝を持っている人も何かの中毒になりがちな性質があります。 ということで、この冥王星遺伝は、そういったエネルギーとしてまた、人間の持つ二元性という意味でも、この宇宙系遺伝の中の中で一番ダークなエネルギーと言えるなあと。そして、私の最も愛するマイダーリンが、まさにその冥王星遺伝を持っていたわけでそれで、私は彼をライトワーカーならぬ、ダークワーカーとか闇の帝王とお呼びしていたわけです 少し前に、クラスを受けてくださった方から「のりこさんは、よくおさむさん(男性の)闇を受け入れることができましたね。私には(自分の彼の闇を受け入れることが)できなかったんです」と言われたのですが、おさむの場合は、昔は、かなり根に持つ性質や人嫌いな性質がありましたがこれまでいろんなヒーリングワークをやってきたこともありここ近年は、昔とは別人みたいになっているしそういった性質がたまに出てきても、最近は解放も早くまた、以前から、おさむは、それほど特徴的なこじつけや偏見はないのでそこまで冥王星的な性質が気になることはなかったわけです。(長い間、近くにいすぎて、もうよくわからなくなっていたこともありますが) ただ、彼の場合、お酒を飲んだりすると、冥王星遺伝の人嫌いや非社交的が出てきたりまた、エンパスなので、人から霊的なエネルギーをもらった時には神経質や不機嫌になったり、それに伴って顔が黒くなるので、とてもわかりやすいのです。私の場合は、アルクトゥールズ遺伝をけっこう強く持っていたこともあり(アルクトゥールズにとっては、経験するすべてのことが面白く感じてしまうので)おさむの不機嫌や人嫌いの部分を、受け入れるというより どこかで面白がっているところがあったのなあと、ここ最近、気づいたわけです。(「わ!不機嫌になってる~~近寄らんどこ~ (近くに寄らないでおこう、の博多弁)」とか言って、よく茶化していましたが) ですが、おさむの他の宇宙系遺伝を調整していく中で、特に彼のオリオン遺伝がほとんどなくなった後、冥王星遺伝が強く出てきたこともあって長野から戻った後、徹底的におさむの冥王星遺伝の調整を行うこととなりました。そのセッションは4時間半ぐらいかかったのですが調整していくうちに、若干、顔やエネルギーが明るくなったもののその日はそこまで劇的に変わった感はありませんでした。ところが、2、3日経って、おさむの目と表情ががかなり柔らかくなっていることに気づきました。 おさむ自身もかなりの変化を感じていて、前だったら、人混みの中に行った時やセッションの後などにすぐに人からのエネルギーの影響を受けていたのに、冥王星遺伝の調整の後かなりエネルギーを受けないようになったとのこと。そして、気持ちというか、感覚的にも全く違うとのこと。 これは、私自身も、おさむがその遺伝から抜けて、初めて気づいたというか出てくるエネルギーがかなり違うんですね。私は、昔から、言いたいことは何でもおさむに伝えているので言わないで我慢したり、伝える内容を選んだりはしないのですが 例えば、おさむがエネルギーを受けている状態の時には「今は言わないでおこう」と無意識にタイミングを計っていたりしたことに改めて気づいたわけです。彼が冥王星遺伝から抜けた後は、例え、どんな時に何を言っても、穏やかな優しい顔つきのおさむなのでそういう気遣いをする必要も全くなくなって、むちゃ楽になりました。おさむの場合、遺伝以外での部分、つまり親との関係から来ている性質や信念体系などはこれまでのセッションで、かなり変化していたこともあってこの遺伝の調整は、最後の砦みたいな感じだったのでその 変化も大きく感じられたのだと思いますが 人の意識は、遺伝として受け継がれたものは、本当に大きいなあと改めて感じます。 そういうこともあって、ここ最近、おさむとの関係はさらにラブラブ度が増したかな〜とこれで、おさむのクールなシリウス遺伝がなくなったら、一体どうなるのか超楽しみ。(明日、セッションを行う予定です) ということで、次回は日本人ならほとんど持っている金星遺伝をお届けします~ 

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