からだと宇宙とヒーリングと

2019/02/01(金)13:57

続・お金の話 <お金がないとやりたいことができないという幻想について>

つれづれ(254)

何度も書いてきましたが、今日はまたお金の話題で行ってみま~す。日々のセッションを通じてだけでなく、人からいろんな話を聞くにつれお金の問題を抱えている人は、本当に多いなあと感じます。お金はエネルギーですからお金の問題は、内面の問題と直結していて現代社会に生きている私たちにとっては、スピリチュアリティとお金は切っても切れない関係です。以前、クラアイントさんで「私はお金の問題さえ解決すれば、他は何もないのに」と言われていた方がいましたが実際は、お金の問題を抱えているということは様々な問題を抱えているということです。その中でも、最も大きな問題が「人とのつながり感の欠如」なのだということがこれまでのいろんな方のセッションを通じてわかってきたことでした。人と深いレベルでつながっていて、お金に不安を抱えていたり、困っている人ややりたいことができないという人はほとんどいないのではないかしら?と思うぐらいお金の問題と、人とのつながり感や人との信頼関係は、深い関係があります。もし、人と深くつながっていなければ何か困った時や、お金が必要な時に、サポートしてもらうこともできないしどうやってお金を得たらいいのか、というお金を生み出すためのアイデアも自分だけで考えている限りでは限界があるしまた、例え、何か自分がやりたい仕事を始めたとしてもそれが広がっていかないのでお金の生み出す流れにならないのです。もちろん、ここで話をしているのは発展途上国などで、貧困であっても、家族や隣人と助け合って生きている人たちの話ではなく日本やアメリカなどの先進国における問題です。発展途上国の問題は、また違う次元やレベルでの問題を抱えているので私たちの問題と比較することはできないんですよね。さて、ここで問題なのは、多くの人たちが「お金がないと、やりたいことができない」という思い込みと幻想の中に生きていることにあります。実際は、お金がなくてもやりたいことをどんどんやっている人たちは、たくさんいます。バシャールが以前「豊かさとは、やりたいことをやりたい時にやれる力のこと」と言っていましたhが、私も全く同感です。私は若い頃は、貯金という意味では、全くなかったですがお金がないからやりたいことができなかった、という記憶がただの一つもないのはもともと「お金がないとやりたいことができない」という考えや感覚を持っていなかったからで、その信念や意識がないからそうならなかっただけの話だと思います。ここで私の個人的な昔話を少しお話ししてみると。 20代の頃、最初にニューヨークに住んでみたい、と思い始めた頃の私は全く貯金もなく、というより楽器のローンなども抱えている状態でした。当時は、ニューヨークに誰一人知り合いもいなかったし貯金もなく、飛行機代さえも出せない状態でそれでニューヨークに住みたい、などと言っても無理な話だと多くの人は思うのかもしれません。 でも、私はそんな風には全く思っていなかったなあと。 だからと言って、何がを頑張ってやったわけではなく 私がやったことは、ただ「私はニューヨークに住みたい」ということを、友人や出会った人たちに話す、ということだけでした。私は当時は、スピリチュアル関係の本など読んだこともなかったですが 自分がやりたいこと、叶えたいことを、人にシェアすればするほど それが実現する可能性が高くなる、ということを無意識レベルで知っていたのだなあと、今は思います。実際、当時、私がニューヨークに住みたいと思うようになってからそれが実現するまで、そう時間はかかりませんでした。当時の私の友人の知り合いの中に、ニューヨークでライブ&バーを開いているというオーナーで福岡出身の人がいて、その人がバーテンダー兼キーボーディストを探しているという話を聞き、その人が福岡に戻ってきた時に会いに行きその仕事を得ることができてそれから1、2か月後には、ニューヨークに出発することになったのでした。そして、その1、2か月の間に、お金を作ろうと、これまでの会社での昼間の仕事だけでなく夜のスナックのアルバイドをすることにしたのですがそのスナックのママが、とても暖かい人でそのスナックに来ていたお客さんも、紳士で素敵な人が多く私は、ママやお客さんから、たくさんのお餞別を頂いて楽器のローンを返済し、飛行機のチケットを買うことができてニューヨークに出発することができたのでした。先日ご紹介した感想の中で「世界は自分が思っていたより、ずっと暖かかった」という感想があったように本当に若い頃から私は、折に触れ、そのことを感じてきたのですが 人を信頼し、心を開いて分かち合うならいかに、そのままの自分が人から、そして世界から受け入れられているかを知ることになるのではないかと思うのです。そして、その感覚を持っていれば、お金があろうとなかろうと自分がやりたいことは実現化します。今から思うと、生まれて初めての海外で、当時はまだ危険だと言われていたニューヨークに全財産500ドルそこそこでやってきてJFK空港に着いてから、その足で、バーに向かいその日から、朝5時までバーテンダー兼キーボティストとして働く日々がスタートしたのですがその頃は、若くて、タフだったので、そんなこともできたのは間違いないですが 先のことを考えて不安になったり、チャンレンジできないというニビル的な性質や 人生はそう簡単にうまくいかない、という冥王星的な性質を昔からほとんど持っていなかったのは幸いだったなあと思います。で、ニューヨークに来てから、本当にいろんなことがたくさんありましたが(そんな話を書いていたら、本一冊分になりそうだけど) お金という点にフォーカスしてお話しすると、これまで何かお金が必要になった時ややりたいことができた時に「やりたいことのために、やりたくない仕事をしてお金を貯める」という発想は幸か不幸か(多分、幸だと思うのだけど)持ってなかったので私が毎回のようにやってきたことは、ただ、周りの人たちに自分の想いをシェアしたりサポートを受け取る、ということだけだったわけです。そうすると、それほど長い時間をかけなくてもやりたいことは実現していくし、必要なお金もやってくるというのを私は体験として学んできたのだなあと、今になって思うのです。例えば、ニューヨークに来て3か月も経たないうちに、私は作曲をやってみたいと思い始めたのですが、そんな楽器を買うお金も持っていなかったので そのことをライブバーに来ていたお客さんに話していたら その中の一人がシンセサイザーなどの一式を持っていて今、使ってないからと、私に貸してくれて、作曲をスタートすることができたり必要なものがお金を使うことなく、入ってくることは 本当によくありました。また、それから、何年か後の話ですが、ある時、私は仕事をなくして(そのライブバーは結局潰れたのだけど)さて、来月の家賃どうしようかとなった時に友人に話したら 「のりちゃんの絵をレストランに展示してもらって、売るのはどう?」というアイデアを出してくれて、それまでは、趣味で描いていた絵を売るという発想は なかったのだけど、試しに、レストランに展示させてもらったら1週間以内に3000ドルで売れて、家賃が払えるようになったこともありました。(その後も、お金に困ると、なぜか絵が売れるということが何度かありました)またある時は、私の作った曲をCD制作をしようと思ってあるプロデューサーのところにデモテープを持って行ったらプロデュースするには3万ドルが必要、と言われそのことを、ある知り合いのビジネスマンに話し、私のCD制作にかける想いを伝えたらその人の会社で3万ドルを投資してくれることになり レコーディングすることができたこともありました。また、先日の歯医者の話で書いた、交通事故で前歯を4本失った時も治療費として3万ドルが必要だったのですが当時は、やはり500ドルぐらいしか貯金がなかったので(考えてみれば、貯金額500ドルの時期って、結構長かったかも)はてどうしようと思っていたら警察署長の友人が弁護士を紹介してくれて結局、ニューヨーク市が全額支払ってくれたので、私は支払う必要がありませんでした。こんな話が、本当に山ほどあって私にとっては、お金がない=やりたいことができない、とかお金がない=いざという時に困るなどという図式は、全く生まれなかったわけです。思い返してみると、私は貯金ができるようになったのは、多分、ここ6、7年ぐらいの話でそれまで、私は貯金をすることに抵抗があって、入ってきたお金はほとんどすべて使っていました。これには、一つは、私の母が貯金が苦手な人だったというのもありますが20歳そこそこの頃に出会った、ある有名な音楽家の人が「お金はエネルギーだから、循環させなければならないんだ。だから、使えば使うほど入ってくるよ」と言われたことが、私に大きく影響していたことがあります。実際は、お金の循環を生み出すお金の使い方というのはあってただ闇雲に使っていても、循環しないということは後からわかってきたことなのですけどね。お金を使うことで、循環が生まれるのは 自分の内面や意識を変化させるためのお金だったり魂レベルでやりたいことに関して使うお金であってマインドがやりたいことに関してお金を使っても、お金を生み出す循環はしないんです。 私は、これまでたくさんのヒーリングに関する道具やエッセンスを購入したり クラスを受けることにお金をかけてきましたが その時は、ただ興味があったり、もっと知りたかったから という思いでしたが、今から思えば、あれは全て自分への投資だったんだなあと いうことがわかるのです。それと、人のためにお金を使えない人は、豊かな流れを生み出さない傾向にあるので 人のために使うお金は、循環するなあと感じます。 (これも場合によりますが。自己犠牲ではダメなんだけど)ここで私がお伝えしたいのは、私の体験というより 人の意識が、どうお金に関わっているか?ということなんですが面白いことに、その人とお金との関わり方を見ていくとお金を生み出すクリエイティビティや発想、行動力といったものだけでなくそのままの自分に価値があるという感覚、自己価値自分を何よりも大切にするという自己愛人への信頼の度合いとか、人との付き合い方などその人の様々な面が見えてくるのです。 例えば、クライアントさんとのセッションで「もっと人に頼ったり、お願いしたりすること」というのが、身体からのメッセージとして出てきた時にそれをお伝えすると、よく「でも人に迷惑をかけるのが怖いんです」という答えが返ってくることがあります。その時に、まず私がお伝えするのは迷惑になるかどうか?は相手が選択する問題であるということ。こちらが何かをお願いして、もし相手がそれができないとかやりたくなければ断ればいいだけの話だし、もしかすると、相手にとっては全く迷惑でないかもしれないのにあれこれ相手の気持ちをこちらが推測してもわからないということ。そして、迷惑をかけたくない、という人の多くは自分が相手から頼まれたら断ることが苦手な人、つまり自分が相手から迷惑をかけられるのが嫌、という意識の人であって例え、相手から頼まれても、自分のやりたいことしか引き受けない人にとっては相手に迷惑になるかも?という発想は出てこないんです。そして、実際は「人に迷惑をかけたくない」と言っている人は「人と親しくなりたくない」と言っていることと、同じなんですよね。少々の迷惑をかけあうことでつながるのが、私たち人間ですから。人に迷惑をかけないように生きなければならないという意識でいる限り全てを自分でやらなければならないのでお金のストレスや不安も大きくなってしまうのです。 お金の問題を通じて、自分の様々な内面を見ていくとなぜ、今の現実になっているのかが、よく理解できるようになります。お金に関する現実は、そのまま内面の意識が反映されていることが とても多いからです。少し前に、とても印象に残ったメールを頂いたんですがその方は、これまでずっとお金の問題を抱えてきて何をどうやっても、お金の問題が解決しなかったとのことで一時は家賃も払えない状況になり、借金することにもなったのだそう。それで、多次元キネシオロジーのプラクティカルクラスを受けてからガイドの導きに従って、お金というだけでなく、様々な面から徹底的に自己ヒーリングされたとのこと。その中で、彼女自身が潜在的に持っていた執着やこだわりを手放して、ある時、気づいたのは「お金がなかったからこそ、私はここまでヒーリングに向かったんだ」ということだったそう。もし、お金があったら、ヒーリングより何より、旅行していただろうと。そして、ヒーリングがとてもやりたかったんだ、ということに気づいたそうです。 つまり、その方にとって、本当にやりたいことに向かうために お金がない状況が必要、だったというわけです。その気づきが起こってから、彼女はこれまで手にしたことがないほどの多くのお金が入ってくるようになった、とのことでした。そのメールを読んで、私が感じたのはその彼女にとっては、旅やその他のことはマインドがやりたいことだったのだろうなあということでした。マインドがやりたいことにお金を使うのも、時には大切なことなんですがそれよりも先に、魂がやりたいことに向かわないと、お金の循環はしないのです。お金のテーマは、人それぞれ様々なレベルや次元と関連しているのでとても奥深いです。お金と宇宙系遺伝との関わりで言えば以前にも「お金とニビルとアヌンナキ」というタイトルで 詳しく書きましたが、ニビル遺伝が強ければ、当然、お金のことも将来の不安がありますしチャレンジができないので、転職や新たな仕事を始めたり’するブロックになったりもしますから、豊かな流れを生み出しません。これも、印象に残っているのは以前、ある方のセッションを行った時に「今の仕事を辞める」というメッセージが身体から出てきたことがあリました。でも、彼女は、旦那さんのお給料だけでは将来が不安だから、とその時は抵抗していたのですが、多分、その時に調整したのがニビル遺伝だったと思います。それで、日本に戻られてから、やっぱり、その仕事を辞めることにしたそうなのですが面白いことに、彼女が仕事を辞めてから、旦那さんはどんどん出世をして結局、社長にまでなったのだそう。彼女曰く「やっぱり余計な心配をしていただけだったみたいです。今は以前、私が働いていた時より、ずっと多くのお金を受け取ることになりました」彼女に限らず、夫の経済的な力を信頼する、というのもよくお金の問題として出てくることですがニビルがあれば、どうしても危険回避思考ですから、あれこれと先のことを想像して、余計な不安を生み出してしまうので 豊かさのブロックになってしまうんですね。 また、オリオン遺伝が強ければ、人を羨んだり、人が持っているものを自分が持っていなければ不十分感や欠乏感となりますから豊かさの意識とは、正反対の意識になります。欠乏感から何かをやっても、さらに新たな欠乏感を生み出すだけですしまた、人が持っているものを自分も得ようとするので 目先の刺激や達成感を求める傾向にあり 自分が本当は何をすべきかがわからず 豊かな流れをブロックします。そして、冥王星遺伝では、基本的に「人生はそう甘くはない」「世の中は厳しい」という感覚や意識ですからお金に関しても、厳しい現実ばかり見えてきて、あたかもそれが現実であるかのように勘違いしてしまいます。例えば「特別な才能がなければ多くのお金を得ることはできない」とか「好きなことだけではお金を得ることはできない」などの冥王星特有のこだわりや信念体系を持っている場合が多いのでそれが様々なレベルでの制限となり実際に、その制限された現実の中に生きることになってしまいます。自分が見ているように現実はできているので厳しいと思っていれば、厳しい現実の中で生きることになるわけです。また、グレイ遺伝では、とにかく人を信頼できないし人から見下されたくない、とか、人から責められたくないという思いが強いので先ほど述べたように、人にサポートを頼んだり、人とシェアしたりといったことは苦手です。人に頼んで断られるのが怖い、などというのもグレイ遺伝であってプライドが傷つくのを恐れるので、人とのつながり感もないですから お金の流れだけではなく、様々なブロックになります。 また、前回、説明したマルデュック遺伝では、オリオンと同じように刺激を求めたり後先考えずに、先走ったり、または勢いだけで始めて続かなかったりするのでお金に関しても、問題となってきます。刺激を求めてあれこれやっているけど、肝心なことはやってない、などとなればお金の豊かな流れはブロックされてしまいます。また少し前にお話しした、ゼータレクチル遺伝が強い人は お金を稼ぐためなら、やりたくないことでも責任持ってやるのは当たり前 みたいな認識を持っていることが多いです。ですから、生真面目に会社や仕事場でしっかり働いたり ただ決められたことを決められたようにやりますから (無意識にストレスを溜めるので)家に戻れば寝たり、ゲームをするだけみたいな感じになりがちです。 ゼータレクチルは、周りの人たちや自分の経験からしか物事を見れないのでお金を生み出すアイデアやクリエイティビティの欠如となります。 それから、金星遺伝、プレアデス遺伝では、相手に尽くすことが何よりも大切なので人のためにお金を使う人が多く、自分のことは後回しになったりお金を受け取れない人が多いです。相手に何かをしてもらうと申し訳ない、とすぐに感じてしまうのは金星遺伝。 また家族や友人ためにだけお金を使って、自分のものは何も買えない人なども 金星やプレアデス遺伝。人のためにお金を使うのは、お金の流れの循環を生み出しますが 自分が受け取れなければ、当然、お金に関するブロックになります。 そうそう、つい忘れていましたが、お金と宇宙系遺伝で言えば、海王星遺伝。 海王星遺伝は、とにかく非現実的なことを考えていて 夢見がちな性質ですから、こんな風になったらいいな〜と イマジネーションやアイデアで幸せになり 現実として、行動を起こさないことも多いので、そうなるとお金につながらないです。 また、人の話を鵜呑みにする傾向があるため 誰かが言ったことをそのまま信じて、実践していたりするので それがお金のブロックになっているケースもあります。 海王星遺伝が強い場合、周りに翻弄されやすく、自分が何をやったらいいのかもわからなくなってしまうので、お金に限らず、実現化するのは難しくなります。 でも、この豊かなイマジネーションが、実際の行動や実践に結びついた時には 人との共鳴力が強く、人と分かち合う性質である海王星遺伝は 決してマイナスではないんですよね。 ということで、ざっと挙げてみましたが人によっては、お金の問題が、こう言った全ての性質に関わっているのでお金のテーマで調整と言っても様々な性質や意識を変化させていく必要がある場合もあります。自分の内面や性質が変化するにしたがってお金との関わり方や現実が変化して’いくんですよね。アルクトゥルスは、高次元の意識体ですし、この3次元の肉体を持っているわけではないのでお金のことなんて、感知しなさそうなのにセッションで、たまにクライアントさんのガイドからのメッセージとしてもっと高収入を得るようにしなさいなどと言われることがある、と先日も書きましたがそれはお金と、私たちの意識や精神性が密接に関連していることをよくわかっているからなのだろうなと感じるのです。ということで、お金の話、今ざっと思いつく限りまとめてみたのですが 長くなったので、今日はこのあたりで。  

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る