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2021年10月08日
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カテゴリ:つれづれ

日々のたわいもない出来事の中に、様々な感覚や感情を感じることが

多いです。

そして、それはどんなものであれ、結局は

私たちが生きていることへの祝福のなのだなあということを感じます。

つい先日の出来事。

8月に彼女の誕生日にお祝いして以来、会ってなかった友人に

ギリシャのお土産も渡したかったので、ご飯に行こうということになりました。

私は、久々にお寿司が食べたかったのと

大好きなマルミレストランに、随分と行ってなかったので

「マルミはどう?」と聞いたら

その日は、オーナーも、寿司を握っているMさんもいない日なので

それじゃあ、行っても仕方ないということになり

それで、友人が

「ブルックリンにある〇〇レストランに行ったことある?
この前、知り合いがFacebookで寿司の写真を

上げていて美味しそうだったよ」

と提案してきたそのレストランは、私が昔、もう20年以上前に

働いていたレストランでした。

彼女は、私が働いていたことは、知らずに提案してきたのです。

「おー、ブルックリンまで来てくれるの?』

(彼女はクイーンズ在住なので、ブルックリンまでちょっと遠い)

と聞くと

「行く、行く。私は時間あるんだから」と彼女。

私は、そのレストランを辞めた後も、何度も

訪れていたのですが、確か、18年ぐらい前に

サンセットパークに引っ越してから

同じブロックリン内なのに、なぜか、なかなか訪れるチャンスがなく

何度も行こう、行こうと思いつつ

その機会を逃し、いつの間にか、すっかり忘れてしまっていました。

久々に訪れるお店はどうなっているかな?

と楽しみに訪れたのですが、店内は、20年前とほぼ変わらず

そして、オーナーのOさんも、相変わらず元気で
寿司カウンターに立っていました。

「おお~久しぶり~」と暖かく迎えてくれたOさんが出す

美味しいおまかせを頂きながら、あれこれと話して

私がサンセットパークに、もう16年以上住んでいることを伝えると

「え?ずっとブロックリンに住んでたの?

それなのになんで?(長い間、顔を見せなかったの?)」

と聞かれて、

本当に、大好きなお店なのに

なんでこんなに長い間、来なかったんだろう?

と、自分の不義理さに、申し訳なくなりながら

「いや~、一緒にご飯食べる友人と待ち合わせるのは

ほとんどがマンハッタンで、なかなかブロックリンで友人と会うことはないから」

と言い訳したのですが

きっと、来ようと思えば、来れたはずだし、

半分はほんとで、半分は嘘だなあと。

店は、以前ほどではないにしても、繁盛していましたが
日本人のお客は私たち以外、いませんでした。
Oさん曰く、日本人は、前より少なくなって
今はお客の95%がアメリカ人とのこと。

それで、昔の常連客のことを思い出して、Oさんに

「昔の常連さんは来てます?

ジェームスとか、ジェイクとか?』

その二人の名前を思い出したのも、久々で

ここに座るまで、すっかり忘れていたのですが
Oさん曰く

「前ほど(頻繁)じゃないけど、来てるよ~」とのこと。

そして、何とその数分後に、ジェームズが現れて

私たちの席の隣に座ったのでした。

もう20年ぐらい会ってないのに

お互いの顔を見た途端、私もジェームスもすぐにわかりました。

何よりも嬉しかったのが

ジェームスが、私との再会をとても喜んでくれたことでした。

そして、一番に聞かれたのが

「音楽はまだやっている?』という言葉でした。

私が音楽をやっていたことも、覚えていてくれたなんて。

「俺は(私がこの店に来なくなってからも)ずっと

『あの子はどこでどうしてる?どこかで歌っているかな?』

とOさんに聞いていたんだよ」

ジェームスは、今は、もう69歳だそうだけど

顔も声も雰囲気も、全く20年前と変わっていなくて

相変わらず、陽気で暖かな人でした。

ワイン通で、店のワインは飲めないと

昔から、よく赤ワインを持ち込んでいたのですが

この日も、ジェームスの赤ワインをご馳走になりつつ

楽しい時間を過ごしました。

1ヶ月ぶりに店にやってきたというジェームスに

すごいタイミングで会えて、よかった~と言っていたら

ジェームスが店を去った、その直後に、店に

入ってきて、その席に座ったのが、ジェイクでした。
おーすごい、18年ぶりにやってきて
私の大好きな店の常連さんだった二人ともに会えるなんてと感動。

ジェイクは、30年以上、アメリカの大学で音楽理論を教えている

先生で、当時、音楽スタジオを持っていて、私たちに

無料で貸してくれたり、彼の家の独立記念パーティーに呼ばれて

行ったりしたので、よく覚えていました。

ジェイクも、一番に

「のりこ、まだ音楽やっている?」

と聞いてきました。

「うん、去年から再スタートしたばかりだけど」

と答えると、ジェームスもジェイクも喜んでくれて

それが、何よりも嬉しく、ありがたいことだなあと。

これは、もしかすると、ニューヨークだからこそなのかもしれません。

もし私が日本で暮らしていたとして、20年ぶりに会った人に、

そんな風に聞かれるだろうか?と思うと

多分、そうは聞かれないだろうなあと。

ニューヨークでは、自分が本当にやりたいことをやり続けることの大切さを

多くの人が知っているように感じます。

久々の再会を喜びつつ、本当にみんな暖かくて

一緒にいて居心地がいい人たちで

ああ、ここは私にとってのホームだなあと。

何年帰ってなくても、例え、今、何をしていようとも、
存在そのものを受け入れてもらえる場所。

スピリチュアルな話やヒーリングの話はしなくても

そんなことは私にとって全く関係なく

そこにいることそのものが、暖かく居心地のよい場所。

結局、開店から閉店まで店にいて

すっかり酔っ払って店を出ました。

で、ウバーを呼んで帰ればよかったのに、酔っ払っているので

そういう発想さえなく、地下鉄に乗ったはいいものの

電車を乗り過ごし、随分先の駅で降りてしまいました泣き笑い

次の日、自己ヒーリングをしていると

ガイドから、メッセージがあり、アファメーションブックから

選べというので、選んだら、それが

「私が人生において今いるところが、私がいるべき場所であることを

信じます」

というメッセージでした。

ひゃ~、そのメッセージが出てきて、わかったのは

その店に行く前日に、ハトホルからもメッセージがあり、それが

「私の人生が変化してゆく中、私の友人関係も変わってゆきます」

というメッセージでした。

その時は、え?今、何かストレスになっている友人関係とかないし

何か私にとって、マイナスになるような人とは会っていないので

あまりピンとこないメッセージだな、と思い

でも、その時はあ、あまり時間がなかったこともあって

あとから、もっと調べてみようと思っていたのですが

その意味が、わかりました。

こんなに暖かな居心地の良い場所なのに
長い間、店を訪れなかった私の不義理さに

少なからず申し訳なさを感じたのは確かで
でも、ハトホルは、変わってゆくことが必要なのだ
と言ってくれたのでした。

ああ、ハトホルは、私があの店に行って、こんな感覚を感じることを

すでに知っていて、事前にメッセージをくれたのかしら?

そして、なぜ、私が長い間(無意識に)あの店に行かなかったかも

なんとなくわかりました。

そこに行ったら、多分、私は居心地の良さに

いつも飲んだくれていただろうし

(本当に開店から閉店まで、あっという間だった〜)

いや、お酒というだけの話ではなくて
もし、そこに居続けたとしたら

今の私の世界につながる何かが生まれなかったのかもしれないと。

どんなに居心地が良い場所であっても、新たな自分の世界を開いてゆくために
そこからしばらく離れる必要があったのだということが
ガイドやハトホルから伝えられて
それも、また祝福でした。

どんな場所も、私にとってホームだと感じるぐらい

周りに受け入れられ、愛されてきたことの感謝と

変わらないものの暖かさと

変わってゆくことの喜びを感じた小さな出来事でした。



この場所も、間違いなく、私にとってのホームです。






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最終更新日  2021年10月09日 00時36分20秒
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