2023/12/01(金)13:24
妹と母のこと
みなさんからのインナーチャイルドの回の感想の中に「のりこママに育て直されてます」という言葉があってああ、今生で、私自身は自分の子供を持たなかったけどこうして、魂の子供たちに出会えて幸せだなあと、喜びを噛みしめていました。多くの親たちが、子育てを通じて自分自身を見つめ直し学んでゆくように私も、多次元の世界をみなさんに
伝えることを通じて、自分自身を見つめ直し
学ばせてもらっているのだなあと
感謝で一杯です。
さて、今回のレベル1クラスには初めて私の家族が参加してくれていてそれは、私の弟の奥さん、つまり私にとっては義理の妹なのですが実は、彼女の存在が、レベル1クラスをこの10月から絶対にスタートさせようと私が思っていた理由でした。彼女が、今年の夏に「私、のりこさんのヒーリングを学んでみたい」と言い出したからです。結局、蓋を開けてみれば、今120人以上の人が参加してくれていますが募集する前は、それほど多くの人からこのクラスの開催を求められていたわけではなくそれよりも、何人もの人が望んでいたレベル4のクラスを開催する方が先かな?とも思っていたのですが彼女の一言で(ガイドの許可もあり)こちらを先に開催することにしたわけです。私は、これまで多次元の内容などは彼女に詳しく話したことはないし一度も勧めたこともなかったのですが嬉しかったのは、彼女が「これまで、スピリチュアルなことは信じてないわけじゃないけどどこか距離を置いてきたのだけどのりこさんを見ていてああ、スピリチュアルなことって大切なんだなあと思ったんです」と言ってくれたことでした。私の弟は、とても愛情深い人なのだけど私の父のレプの性質をもろに受け継いでいて時々、息子(私の甥っ子)に切れてしまうことがあり私も母も、甥っ子がかわいそうになってしまうことが多々あったのですが彼女は、その分、甥っ子に優しく愛情を示していつも明るくいてくれて私と母にとっては、彼女はまるで救世主みたいな存在でした。私は、彼女、Yちゃんには血のつながり以上のシンパシーを感じているので、彼女に
「もし(弟との関係で)何かあったら私も母も100%、Yちゃんの味方だからね」と伝えていたのですが一方で、私にとっては、7つ年下の弟は子供の頃から、可愛くて仕方ない存在だったので弟と話せば、弟の気持ちもよくわかるので「うんうん、よくわかるよ~」となってしまい、全く厳しいことは言えず。彼女は『Y君(私の弟)もすごく優しいとこあるんですよ~」と伝えてくれるのだけど私は、Yちゃんに我慢させてしまっているのではないかと、どこか申し訳ない気持ちになることがあったのだけど今回のクラスを受けて、彼女が自分自身を癒しもっとわがままに生きてくれたら本当に嬉しいなあと。Yちゃんの実のお母さんはもう亡くなっているのですがとても厳しい人だったのでこれまで彼女は人に甘えることができなかったのです。そして、彼女が今年の夏に電話で伝えてくれた言葉が「私、Y君と結婚して、本当によかったなと思うことがお義母さん(私の母)に出会えたことなんです。私、お義母さんに出会って、生まれて初めて「お母さん」というものがわかったんです。
ああ、これが「お母さん」なんだなって」と言ってくれたことでした。その言葉を聞いて、涙がボロボロ流れました。私の母が、血のつながっていない彼女にとっても「お母さん」でいてくれることが本当に嬉しくて、ありがたくて。彼女が、実のお母さんからは得られなった「お母さん」の愛や優しさを受け取ることができて本当によかったなと。彼女は自分のインナーチャイルドが傷ついていることはよくわかっていてそこは、これからも
もっと癒してゆきたいと言っているけれどでも、私の母が彼女が甘えることができるお母さんでいてくれて彼女にとっての癒しになっていることがわかって、本当に嬉しかったです。子供の頃の私は
母は、ごく平凡で普通のお母さんだと思っていたし特に母をすごいと思ったことは、全くなかったのだけどでも、今、改めて思うのはこのごく普通のお母さんでいることがどれだけ普通じゃなかったのかということなのです。私は、50代を過ぎた頃からは、母を喜ばせようと旅行に連れて行ったりもしていますがそれまでは、母を喜ばせるためにと何かを頑張ったことなんてほとんどなくて母に対しては罪悪感を感じることもなく
自由に生きてきました。(父に対しては罪悪感あったのだけれど)
なぜなら、私が特に何もしなくても母は、私が楽しんでいることを喜んでくれたし母自身も楽しんでくれていたから。
私は、母からは、一度も
「こうなって欲しい」という期待を
感じたことがないので
だから、母の期待にそうために何一つ無理をする必要はなかったなあと。
今でも、日本に戻ると
「まあ、遠いのに帰ってきてくれて。
本当大変だったね〜」
と感謝されるので
いやいや、長い間、海外に暮らしているんだから
年に一度ぐらい帰るでしょ〜
相変わらず期待値、低!
と思うのだけど
だからこそ、私は存在するだけでよかったんだなと。以前も書いたけど
子供の頃、母が、祖母(父の母)から、
物やお金が送られてきた時に
私たち子供に、よく言っていた言葉で
「(お返しをしたりせず)
ただありがたく、親から受け取ることが親孝行なのよ」
というのがありました。
いつまで経っても親は、子供に
何かをしてあげたいと願うもの。
だから、子供がそれを受け取ってくれることが
親にとっては嬉しいことなので
それが親孝行ということ。
だから、私は、今でも、実家に帰れば
全く料理も洗濯もせず
料理好きな母の料理を
ありがたく頂いているのです。
私の母は、ずっと専業主婦で何も成し遂げたりはしていないけれど私にとっては、世界中で一番尊敬する人です。
だから、世界中のお母さんに伝えてゆきたいなと。
何か子供のために無理して頑張ったり
子供のことを心配したりすることは
決して、子供のためにはならないということ。
お母さんが、子供の楽しんでいる姿を喜び
そして、お母さん自身が人生を楽しんでいること。
それが子供にとって、最大のギフトだなあと思うのです。