南トルコ ボドルム Datcaとここまでの経緯
ボドルムでは、とにかく、のんびり過ごしています。午前11時頃に、ビーチに行ってその後で、場合によっては、お昼寝したりマリーナのレストランで食事したり部屋のバルコニーで、夕日を眺めながら食事したり。この日は、マリーナを歩いていてフェリーが出ていたので「どこに行くかわからないけど乗ってみようか?」と彼と話して、全くどこに行くのかもわからず乗り込んでみました。多分、フェリーで2、30分の距離だと思っていたのですが、出発した後にわかったのは何と片道2時間、往復4時間もかかるDatcaというところでしかも、フェリーを降りてから一台もタクシーがおらず。他の乗客は、みんな事前にタクシーを予約していたようです。どうしよう?と困っていたら、一台の車が、止まってくれて二人の男性が乗っていてセンターまで乗せて行ってあげるよと言うので、助かった~と乗り込みました。彼らはイスタンブールから、ここまで車でバケーションに来ているとのことでイスタンブールでは、家具屋をやっているそう。二人とも英語があまり得意じゃないので携帯で、英語に翻訳してくれて一生懸命、私たちとコミュニケーションを取ろうとしてくれるのが、とてもありがたく。最後にタクシー代としてお金を渡すといらない、いらない、と言って、絶対に受け取ってくれませんでした。以前イスタンブールでも思ったけどトルコの人って、ほんと親切な人が多いなあと。センターから歩いていけるところにビーチがあり、そのビーチ沿いにレストランに並んでいて、食事をすればパラソルの下のサンデッキを使えるのでここで時間を過ごすことに。たくさんのシーフードレストランが並んでいてどこもいい感じでした。各店の前には、その日、取れたお魚がケースに陳列されています。Datcaは、広くて、たくさんのビーチがあるのですが私たちは、何の下調べもしていなかったし帰りのフェリーは、夕方6時と決まっていたので他は周れませんでしたがそれはそれで楽しかったです。(往復4時間のフェリーはちょっと疲れたけど’)フェリーから見た夕日。さて、昨日のブログを読んだ方から「やっぱり、のりこさんの彼はエジプトのドライバーの人だと思っていました」というメールを頂いたのですがあのエジプトでのブログをアップした時は私は、こんなことになるなんて全く思っておらず。でも、エジプトでの写真をアップした時他の方からも言われたので写真からでも、何かが伝わる人には伝わるのかなと。実は、彼からは、エジプトにいる時から口説かれていたのですが最初は、何かの冗談か軽いノリで言っているものと思っていたので、全くまともに受け取っておらず。彼から「すぐに返事をしなくてもいいから。少しずつ僕のことを知ってもらえればいいから」と言われていたものの私がニューヨークに戻ればその熱も冷めるだろうと思っていました。でも、ニューヨークに戻ってから毎日のように、What’s UP(ラインのようなアプリ。エジプトではこれが主流)を通じて、ビデオレターやボイスメッセージやお花の写真が届いて最初は、あまり深く考えず「私の女性性を高めるための天からのギフトなのかな」ぐらいに思って、ありがたく、受け取っていたもののある日、たまたま彼からかかってきたビデオ電話を取ったら彼のお母さんがいて、画面上で、紹介されたのであ~これは、これ以上、期待させないようにはっきり言わないとダメだなあと。どう考えても、ボブと彼として付き合うという選択は私になく。エジプト人でも、まだアメリカに住んでいる人ならともかく、一度も国を出たことがない人であるし私が一番、ひっかかっていたのは経済的な格差でした。彼は、ルクソール では、きれいな一軒家を借りて日本車にも乗って、暮らしていますが彼曰く、ルクソール では、月に300ドルもあれば普通に暮らしていくことができるとのことで1000ドルあれば、プールつきの豪邸に住むことができるのだそう。私は、エジプトでは、5つ星のホテルに泊まり全てホテルで食事していたため物価に関しても、そこまでの格差があると実感していなかったのですが今年、エジプトでボブの話を聞いて生活水準の差やお金の感覚も含めあまりにも違いが大きいことを実感しもし彼として付き合えば、必ず歪みが出るだろうなと。それで、ある日、彼に「あなたのことは、人としては、とても好きだれど、あまりにも育った環境も文化も違うので彼として付き合うことはできないの。エジプトに行った時にはまた運転をお願いすると思うし友人でいてくれたら、嬉しい」と伝えました。そうすると、彼からの返事は「とても悲しいけど、君の選択を尊重するよ。僕は、君の友人であり、兄弟であり、エジプトでのボディガードだ。エジプトにきたら、必ずケアさせて欲しい」そう返事が来てなぜか、私は、それを聞いて自然と涙がボロボロ流れて「え~~結構、私、彼のこと好きだったのかな」と自分にびっくりしてました。友人に「私の短い疑似恋愛が終わった~」とラインで話したら、彼女が映画ボディガードのホイットニーヒューストンのクリップを送ってきたので「あのな~、人が泣いてるのに笑わせないでよ」と笑ったのですがまるで本当に、あの映画ボディガードのような気持ちになってました。そうして、私としては、はっきり彼に伝えたし次にエジプトに行くまで連絡を取ることもないだろうと思っていたのですがその次の日から、彼は、これまでと変わらず「HI, My sweet Sister!」とボイスメールやチャットしてくるのです。で、私も、もう彼は期待していないのだからと割り切って、そこから、たまにビデオ電話で話をしたりしていました。彼は「仕事が忙しいのはわかるけどどうか、どうか、自分を大事にしてね」と、私を労ってくれる言葉をいつも口癖のように伝えてくれるのでした。ある日、ボブが「僕は神に誓うよ。君を一生、ケアし続けるということを」というのでこれって、友人に伝える言葉じゃないよなあと思いながらも、ありがたく受け取っていました。そういう日々が続いている中でペレから私の恋愛に対する抵抗を指摘されさらに、今度はイシスからのメッセージで彼の熱意に応えるように言われ私は、戸惑いました。私としては、これは、現実的で地に足がついた選択だと思っていたのだけどそうじゃないのか~という驚きとともにふと別の視点が見えてきました。ボブの願いは、私にエジプトに住んで欲しいということ。それが無理なら、年に3ヶ月とか短い間でもいいというのですが私には、エジプトに3ヶ月いることもちょっと無理と思っていたのですがもしかすると、イシスは私が古代の叡智をさらに受け取るためもっと長くエジプトに滞在するように彼との恋愛を勧めているのかも知れないなあと。もしそうなら、それはそれでマスターたちの導きに従ってみようとそれで、とりあえず、今度のギリシャの旅に一緒に行ってみるということを決めて彼に伝えたら、すごく喜んで「絶対に行く」というので彼に任せることにしました。その後、彼は、パスポートと車の国際免許は取れたのですが問題なのはギリシャへのビザが降りないということでした。ビザを取るためには銀行に十分な預金残高が必要でギリシャ滞在中のホテルの全額前払い場合によってはギリシャに住んでいる人からの招待状などそこまでしても、取れるのは、かなり時間がかかりそうだということ。彼は「僕は、昨日、一晩泣いたよ。エジプトは、何でこんなに他の国に行くのが難しいんだろうって。でも、僕は絶対に諦めない。友人からお金を借りて、銀行に入れて残高証明を取ることにしたし何としてでも君とギリシャに行くから」そういうので、申し訳ない気持ちになりこのまま、彼に任せていていいのかなあとイシスに聞いてみたら「もっといい別のアイデアがあるからサインを見逃さないように」と言われて、どういうことだろう?と思っていたのですがある日、ボブが「トルコなら、簡単にビザ取れるのに」と言っていたのでもしかすると、ギリシャじゃなくてトルコなのかも?とトルコを調べて、パムッカレやボドルムに行くことをイシスに聞いてみたら、ゴーサイン。という経緯で、ここに今、いるわけなんです。とはいえ、私の中でまだいろんなことが引っかかっていてスッキリしているわけじゃないのですがとにかく、旅は始まりました。あ〜ざっと説明したつもりだけど、長くなった~この続きはまた~