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テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:#2ブルー氏とのこと
日曜の夜、ブルー氏のアパートの住人が小さなパーティを開いた。
それにブルー氏が招待されていたので、私も一緒に行くことになった。 ブルー氏のアパートは、もともととても古い建物を改築してアパートにしたもので、古い人は30年くらいそこに住んでいるそう。 ここの大家が家賃を上げるためにいらない改装工事を繰り返すので、 住民たちの不満が募り、みんなで結束して抗議したりして、彼らは仲良くなっている。 そしてそのメンバーの一組のカップル(アクター&アクトレス!)が、仕事の都合で引っ越すので、そのお別れ会というわけ。 なんだか人情があっていいですね~。 各部屋の作りもそれぞれ違うそうなので、他の人のお宅におじゃまするのは、ちょっと楽しみ☆ ご近所の集まりなら、ブルー氏の友達の集いより気を使わずにすみそうだし。 ワインを持ってふたりでその部屋に行くと、もう7人くらい集まっていた。 中には、ブルー氏がいつも日本語であいさつを交わすという小さなおばあちゃん(仮名:さこさん)もいて、その日に初めてお会いすることができた。 さこさんは小さいながらも、白髪も少なくお元気でにこにこして、その場を和ませる雰囲気を持った、かわいい素敵な女性だった。 ブルー氏があとから追加で持参した、自家製ビールを一気飲みしていた強者でもある。 かわいカッコいいなぁ。 もう40年アメリカに住んでいるそう。 もちろんその前は日本に住んでいた訳で、今はひとりでこの都会に住んでいる。 一体どんな人生を送ってきたんだろうね~、とブルー氏は興味深げ。 私も、想像がつかない。 いつでも部屋に寄ってね~、と言ってくださったので、 いつかまた、お話しする機会があったら、聞けたらいいなぁ。 他の住人もみんな気さくな人たちで、私も全く違和感なく受け入れてもらって、ほんとに楽しい時間を過ごしました。 ブルー氏のアパートには、いろんな個性的な人たちが住んでいます。 アメリカンコミックの有名な漫画家兼ミュージシャンも住んでいるんだって! すごいわ~。 また、さこさんのお友達が、コインランドリーで住民アナを見かけたとき、アナが身につけていたものはなんと、 「胸と腰を隠すための小さなバンダナ二枚だけだったのよ!」 「だって全部洋服洗っちゃったのよ~、アハハハ!」とアナ。 「アナらしいわ~」 ってみんな。おいおい。 そのかたわら、ブルー氏はまた自分の部屋に戻って、自家製ビールとお手製ドイツ風煮込み&キュウリサラダを持ち込み、せっせとみんなにふるまっていました。 (基本的に落ち着きがなかったりする) もちろん、一番に私のところに持って来てくれました☆ みんな 「これブルー氏が作ったのぉ!?あなたこんな彼氏がいてラッキーね!別れるんじゃないわよ!」 なんて冗談言ってました。ふふふ。 あのアパートがいつまでもみんなにとって住みやすい場所であるといいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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