アントクアリウム写真日記☆アントクアリウムについて 2000年5月にスペースシャトルSTS107に搭乗し、無重力状態での蟻の観察が行われました。この透明なジェルにより、初めて3次元で蟻の巣及び蟻の生態見ることができるようになりました。また、このジェルはアリにエサと水分も供給しています。このアクアブルーのジェルの中でアリ達が作り出す美しいパターンのトンネルを造り出していく様は、私たちに驚きと感動すら与えます。<説明文より抜粋>日本アリ画像データベース http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/index.html 我が家のアリは「クロヤマアリ」か? --------------------------- 9/13夕方より始めました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最初の一週間くらいは上記のような感じでハイスピードで掘っていました。このペースだと、3週間で掘るところが無くなるのでは、と心配していましたが、その後はアリの動きも鈍く、スピードが落ちました。取りあえずこれだけ掘って満足のようです。 その後調べたところ、働き蟻といっても大半は巣の中でじっとしている方が多いらしく、今の状態の方が普通みたいです。 --------------------------------------------------------------------- <13日目> 一匹が動かなくなり、どうもお亡くなりになってしまいました。 他のアリはあまり気に留めていないようだが、昨日、おとといと 集まっていたので、その頃から亡くなっていたのかもしれない。 今後、言われているように墓が作られるのかどうか注目です。 <14日目> 死んだらしいアリが奥の広間に運ばれてしまった! これまで角の真下に伸びる通路の、横穴との分岐点にいたので、 これならピンセットで取り出せると思っていたのに・・・。 このまま広間にお墓を作られるとちょっと困るなあ・・・。 他の人の話だと、いったん中でお墓が作られてもその後ゴミとして(!?)表面に出されることもあるらしいが・・・。 <16日目> 死んだアリがいる広間に他の3匹も集まり、必死に手足を動かしている。 腐敗を防ぐために蟻酸を出しているのだろうか? 未だに死体は広間に放置され、砂(ジェル)で埋められることもない。 <17日目> 今日も広間に全員があつまっているが、ほとんど動くこともない。まさか死んでいないだろうか・・・。 そろそろ表面のジェルを撤去してやろうかとも思う。 <20日目> このところあまり動きがなかったので、本日表面に掘り出されたジェルの屑を撤去してみた。 消毒したスプーンで取り出した。 その後、多少アリに動きがあり、一匹だけ表面に出てきて調べていたが、 結局新しい穴を掘ることはなかった。 明日以降、新しい穴が掘れると良いのだが。 そうでなくとも表面からも下の穴が透けてきれいに見えるので良かった。 <写真は後日掲載します> <23日目> ふと見ると、死んだと思われるアリが広間の外の垂直に伸びている通路に出されていた。 運び上げるつもりなのか、単に放置されているのか。 謎は深まる。 ちなみに今だったらなんとかピンセットで取り出すことができるのだが、 今のところ黴が生える等の状態にはなっていないので、様子を見てみる。 表面に持ち出してお墓を作ってくれると嬉しいのだが。 翌朝には広間に戻されていた。単なる広間の掃除だったのか? <26日目> 今日はうっかり夜まで黒い布をかけっぱなしにしてしまった。 夜も電気を付けていて明るいと、アリの体調にも影響すると、どこかで見て、夜は布をかけることにしている。 気付いて慌てて布を取ると、異様な光景が目に飛び込んできた。 死んだアリが再び広間から上下に伸びる通路に出されているのだが、 よく見ると、尻だけもげて最下位まで落ちている。 なぜか線香花火の終わりを思い出した。 <32日目> どうやら、もう一匹もお亡くなりになったようだ。 表面部分で不自然な格好で動かなくなっていた。もしかすると前日からかもしれない。 11/26 二ヶ月半経った。 ふと見ると、寒いせいかみんな下の角に集まっている。 前に死んだアリの遺体の一部と2匹全てがそこに集まっている。 しかししばらく観察しても動くのはどうも一匹のようだ。 つまり今一匹しか生き残っておらず。 12/7 一匹しか生き残っていないと思っていたが、今日もう一匹の生存も確認。単に寒いので動きが鈍くなっていたのか。一応二匹とも何とか動くのを確認できた。珍しく一匹は下の角ではなく中段の角に移動していた。 |