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カテゴリ:映画さ行
『シェルブールの雨傘』1964年 フランス 91分 シネフィルイマジカCSの録画
カトリーヌ・ドヌーブ ニーノ・カステルヌオーボ マルク・ミシェル かいせつ:傘屋の娘ジュヌヴィエーブと工員の青年ギイの恋が、アルジェ戦争によって引き裂かれ、互いに愛し合いながらも、別々の道を歩くまでを描いた悲恋劇。台詞というものは無く、全編、歌によってストーリーが進行していく、という歌曲形式をとっている。 かんそう:この映画はすごく有名ですよね。初めて見たのですが、こういう映画だとは思いませんでした! 台詞はすべて歌なのです。こういう舞台は見たことがあるけど、本当に台詞すべてが歌で,流れる感じで見れました。 監督は「シェルブールの人たちは歌うように話すから。」ということで台詞を歌にしたらしいです。こういうのが苦手な方は始まってすぐにでも眠気が来るかもしれませんね!でも私はまぁ平気です。 そして、映画の中の色使いがとても色鮮やかで青(スカイブルーかな)パープル・ピンク・イエロー・グリーンと鮮やかな色使いがきれいです。 ジュヌヴィエーヴの実家の傘屋さんのお店の色合いもとても可愛らしいです。"LULU guiness"というブランドのショップシリーズというのがあるのですがそういう雰囲気で可愛らしい☆ カトリーヌ・ドヌーブは16才から20代の役を演じています。64年の映画ということですが、彼女は63か64年に子供を生んでいるそう。。このお話でも子供を宿すのですが、そういう歳には見えない感じがしました。 今の姿は、最近では『8人のおんなたち』でしか私は見ていませんが、だいぶ柔らかい若々しい雰囲気で違いますよ! オープニングの色とりどりの雨傘が交差点を交差する映像はとてもお洒落で綺麗でしたよ! 「子供の名前は何にする?女の子ならクリスティーヌよ!」と恋人と将来を語った彼女は、彼の出兵により引き裂かれてしまいます。子供を宿していることを知っても、結婚しようと言ってくれる男性と忘れられない彼との思いの間で揺れる気持ちを『ラ・ムール♪ラ・ムール』と歌い上げるシーンは印象的ですね。 最後の雪のシーンでは、偶然的に再開をする二人ですが、お互いに子供がいて、(男の子と女の子)話を交わす二人。お互い幸せだと知るとサラッと分かれてしまう・・・。なんとも切ないなぁ。 このお話は、まぁ単純な切ない恋物語なのですが、音楽と歌と切なさと最後のシーンの余韻が良かったです。 『シェルブールの雨傘』のテーマ曲って有名ですね。初めてこの映画の曲だと知りました。 おすすめ度 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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