2005/09/25(日)15:38
観音様に向かって走る牛
与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。
古い本社を建て直し、美しいデザインのビルに生まれ変わった会社の社長さんからご相談がありました。
社長 「実は新しいビルにしてから業績が思わしくないのです。」
与乃登「こんなに美しいビルになさいましたのにね。」
社長 「はい、おかげさまで風水を取り入れたビルと言うことで海外からも視察に来られるほど有名なのですが。」
与乃登「そうですか。でも、出るんですね?」
社長 「よくおわかりになりましたね?」
与乃登「はい、わかりますよ。すごく強い邪気を感じます。しかし、このビルからではないですね。」
社長 「はい、この場所は風水の先生にも視ていただいて決めていますのでいい場所のはずなんです。」
与乃登「そうですよね。高台にあって、見晴らしも良さそうですし、風通しも良さそうですね。」
社長 「そうです。一番上の応接室から見る町並みは大変美しいです。」
与乃登「おかしいなぁ、原因がわからんな。見る限り問題はない。しかし、霊障を起こしそうなぐらい強い邪気。そうですね、現地を見せていただきましょう。」
ということで、現地におじゃましました。
与乃登「なるほど、美しいデザインですね。社員の福利厚生まで考えられて。」
さて、なぜ、この場所が呪われる?
おかしい。
ふとそのとき少し坂の下に見える観音様に気がつきました。
与乃登「あの観音様は何でしょうか?」
社長 「さあ、そこの駐車場のかたの持ち物とは聞いていますが。詳しくは知りません。」
与乃登「個人の方の信仰する観音様にしては大きいですね。何も由来はありませんか?」
社長 「さあ、何も書いておりませんし、管理人さんは最近来られたみたいでご存じないそうです。」
与乃登「さて、困った。観音様にお聞きしてみるか。」
そうして観音様にお聞きしてとんでもないことがわかったのです。
詳しいお話はまた、明日と言うことで。