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与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。
とある、蟹で有名な温泉地の旅館の女将さんがご相談に来られました。 最近客足が鈍り、危機的な状況となったので何が原因なのか見て欲しいとのことでした。 与乃登「そうでしたか、それはお困りでしょう。」 女将 「はい、普段と変わりなく営業しているのですが、ここ3年、異常なのです。」 与乃登「なにか、心当たりでもおありですか?」 女将 「はぁ、そういえば、3年前に裏の海岸で自殺者が出まして、それ以来毎年、死者が出ています。」 与乃登「そうでしたか。それは心配ですね。視てみましょう。」 早速、神前に座り霊視に入りました。 すると、若い男性の姿が見えてきた。 ほぉ、心中か。 女は助かったのか。 ばちあたりめ、一人では寂しくて夏の観光客を引きずり込んでいるのか。 なるほど、こいつの強い念に引き寄せられて、海岸は亡者のたまり場か。 これでは客は逃げていくわ。 では、帰ってもらうとするか。 与乃登「裏の海岸は亡者のたまり場と化しています。3年前、心中事件がありませんでしたか?」 女将 「いえ、若い男性の自殺と聞いています。」 そうか、女は息を吹き返して逃げたな。 与乃登「その男性が死者を呼び込む形になっています。おそらく、そちらの旅館も死霊がうろついているのでしょう。」 女将 「はい、実は幽霊の噂が絶えません。」 与乃登「浄霊祈祷をいたしましょう。」 女将 「よろしくお願いします。」 早速、浄霊祈祷に入った。 禊ぎ祓いの祝詞が奏上された。 死者に対して御霊和めの祝詞が奏上された。 神前に天津御船が用意され、死霊達を乗せた。 竜神が空から舞い降りてきた。 白い光とともに風が走った。 やがて、竜神とともに天津御船は幽世(かくりよ・あの世のこと)に旅立った。 よし、海岸はきれいになったな。 旅館にも死霊は見あたらない。 いいだろう。 与乃登「終わりましたよ、これで大丈夫でしょう。」 女将 「そうですか、助かります。一つ聞きたいことがあるのですが。」 与乃登「何でしょう。」 ここから、女将さんはあるとんでもないことを切り出した。 このお話の続きは明日と言うことで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月15日 16時30分22秒
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