言葉を選べない人々
相変わらず、いつ死んでも不思議じゃない体調の私。今日は、まだ少しマシだ。何故かというと、はじめから夕食を諦めた生活リズムで、一日を過ごしてきたから。今日、私は出先で、「学生さんですか?」と聞かれた。34歳から36歳までの間に、お酒を買うのに、3度、年齢確認をされている。そして、40歳を過ぎた今日…多分、平日の昼間っから、フラフラしてる服装は若作りな男が1人…大人はスーツを着てなきゃいけないのか?それは職業差別だぞ?とも思うのだが…人は、自分と接する機会の少ない年齢層の相手の年齢は、経験値が少ないから、判別できないと、物の本で読んだことがある。そのことを話題に出してみた。相変わらず、病状を悪化させる答え…「苦労してないからだよ」と。私は、この言葉を浴びせかけられたのは、初めてではない。1人からではない。直接的に私に向けられたもの、間接的に向けられたもの含めて…確かに、世間一般の同世代の人間よりは、責任を負わされないように生きてきたかもしれない。40歳過ぎて独身で子供もいないし。でも、それが、何故かというと…私自身、負わされてもいないはずの責任を、勝手に背負い込む傾向が強いことを、自分で、よく知っているから。そんな私が、実際に責任を負うべき立場になったら、押し潰されるのが、分かっていたから…実際、その結果が、今の双極性障害→重症化→パニック障害発症。寝た切りと、躁による過活動を繰り返し、心身共にボロボロ。これだけ病気でやつれているのに…例に出すと、私と10歳ほど歳の離れた従兄は、(すなわち50歳過ぎということになるが)30代で独立企業し、二回、会社を倒産させているが、私以上に童顔で、今年送られてきた年賀状の家族写真は、中学生のような顔をしていた。実際に会ったのは亡父の葬儀の7年ほど前だが…実際に会っても、二十歳を頭にした兄妹の父親とは思えない顔をしている。リアル藤井フミヤを更に幼くしたような顔だ。そんなことは、そうでもいい…今の世の中、生きていくだけでも大変だから、年齢を重ねているということは、それだけで偉いといえなくもないが…右肩上がりの時代、独立して起業したりと冒険をしない限り、頑張れば、レールに乗ったままで、バブル崩壊までを過ごせた世代の方が、バブル崩壊後に社会に出た人間より苦労してないとも思える。好景気しらずで長く生きていかなきゃいけない世代が、苦労してない?あなたの見ていないところで、無理を重ねたからこそ、40歳を前にして、こんな病気にかかったのだ。どちらかといえば、若い人の方が発症率が高いパニック障害などという病気に…。そして…その病気が原因で、体調を崩し続けていて、毎日、生きているのがやっとな状況…死にかけているのを、毎日のように目の当たりにしている人間が…そういう言葉を浴びせてくる。私は、重度の鬱病患者の中では、自殺念慮の少ない方だと自認している。昔から、人一倍、血や怪我や病気が、死ぬことが怖かったからだと思う。それでも…パニック発作が、発症して、どんどん病状が悪化して体力が落ちていっていくなか、何度も「死にたい…」と思っている。心の病気は、患っている人間でないと、患ったことのある人間じゃないとわからない。相手に、致命傷を与えかねない一言…今、激しい胃痛に襲われている…急激に…反応が、心臓に出るか、脳に出るか、胃腸に出るかの違いなのである…全部、同じ病気…。そんな人間と一緒じゃないと生きられない現状…原因が同居している家族にある場合、別居を支援する制度もあるらしいのだが…現実的に、1人だと、風呂場で死体で数日後に見つかるなんてこともある。毎日、私の病状を目の当たりにしていても、この有り様…怖くて、他の人間となんか接触できないです。この手の病人にとって、何がダメかが分かって、それを実践できる人間でないと…どちらにしても、人と合わせて無理をしてしまうので、今は、人付き合いは不可能ですが…言葉を吐き出さないと更に酷くなる…本来なら会話も必要なんだけど…刃を向けてくる人間が多過ぎる…この手の病気の人間は、爪楊枝程度の刺激を、日本刀で突き刺されたように感じることがあるものである。