2006/04/30(日)19:44
ドラマ『マチベン』第4話
全6回の第4回ですから、次回はもう佳境といった感じになってまいりましたが。。
NHK土曜ドラマ 『マチベン machi-ben』 第4回 「安楽死を裁けますか?」
◆キャスト◆
天地涼子 (38) … 江角マキコ
神原啓吾 (29) … 山本耕史
後藤田薫 (52) … 沢田研二
浦島たまを(34) … 中島知子
村山信介 (45) … 小林隆
松尾一成 (38) … 沢村一樹
太田正孝 (??) … 山本圭
深川保 (70) … 竜雷太
◆ゲスト出演者◆
新田昇一 … 岸部一徳
亀井雅美 … 原田夏希
◆スタッフ◆
脚本 … 井上由美子
音楽 … 吉俣良
主題歌 … EXILE『永遠』
演出 … 笠浦友愛 黒崎博
制作統括 … 佐野元彦
→公式サイト(フジテレビ)
さて、今回のテーマは安楽死の問題なわけなんんですが。。
こないだ、それに絡んだニュースがあったばっかりなんですけど。。
個人的には、いまのところそれほど興味を持てる題材ではなかったわけなんですけど。。
世間では沢田研二さんと岸部一徳さんの元ザ・タイガース共演っていうのが話題になってたみたいですが。。
我々世代には何の感慨もないんですよね。。
それよりも岸部一徳さんの一本調子な演技に釣られて、
ジュリーの演技までおかしなことになちゃったみたいで。。
ドラマ的には原田夏希ちゃん様様だったかなぁ。。
って感じもしないではないです。。
朝ドラは見た事ないので『出雲の阿国』の演技以来、原田夏希ちゃんの魅力に気付かされた私ですけど。。
『小早川伸木の恋』の出演シーンには、あまり魅力を感じず。。
なんかNHKドラマの方が、彼女の魅力の引き出し方を心得てるのかなぁ。。
って感じがした今日この頃です。
ドラマの内容は。。
まぁ、安楽死の問題を生き別れになった親子の物語に上手く摩り替えて終わらせたなぁ。。
って感じもしないでは。。
安楽死を認める判決を出すわけにもいかないですから、
そうでもしないと、ドラマとして話が収まらなかったんでしょうねぇ。。
法廷モノとしては、ちょっと本題から逃げを打った気もしますが。。
ドラマとしては、それで面白かったのかな? って感じです。
でも。。
細かい部分で、粗というか。。突っ込みどころ満載だったかなぁ。。
裁判所で岸部さんが倒れたときに主治医が目の前にいるにも関わらず、
「救急車!」って叫んだのが弁護士の江角さんだったり。。
しかも、あの状況で病院側の弁護士である山本圭さんが、
「救急車呼んでいいんですか?」
なんて、あとあと問題になりそうな発言をしちゃったり。。
あとは、看護士から依頼人の自殺未遂を知らされた江角さんが、
表情も声のトーンも。。まるっきり驚いた様子がないってのもねぇ。。
なんか、瞬間瞬間の人間の動きの描き方に甘さを感じてしまった部分が多かったですね。
そんなこんなで、残り2回ってことで。。
江角さん演じる天地涼子が検事を辞めた原因も明らかになり。。
残り二回は、その問題に直接対決ってことになるのかな?
これまで結局見せ場の少ない山本耕史くんに、
どうやって見せ場を持ってくるのか。。
そして村山(小林隆)が天地に救われた時ってのは何のことなのか。。
なんとか最後まで見届けていこうかな。。って感じです。
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