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テーマ:大河ドラマ『天地人』(392)
カテゴリ:大河ドラマ『天地人』
怒っているわけではありません。。
目付きの険しい人だったと伝わる上杉景勝。。 それに対して「人たらし」と云われる秀吉。。 本能寺の変で信長を倒した明智光秀を討ち果たし。。 更に、柴田勝家を倒し。。 大坂に城を築き、天下を手中に収めようとしていた秀吉。。 春日山の直江屋敷に来客。。 なんと初音。。 お船が応対するが。。 初音は兼続に直接話がしたいと。。 お船の素性もすべて調査済み。。 お船vs初音 の女の戦い!? 意気投合!? 京の土産話? なんだこれ!? で、兼続。 2人で。。 天下は兼続を置いてはおかない。。 初音→兼続の恋心? ここで初めて初音が真田と縁のある女であることが。。 そして、関白となった秀吉から上杉に使者が。。 自ら上杉を訪ねてくると。。 全て見通してのことだと、 「会わぬ」という景勝。 景勝も馬鹿ではない。。 兼続がいうまでもなく、秀吉の心中はわかっている。。 その景勝に兼続は。。 「だからこそ、お会いになるべきです」と。。 しかも、この笑顔。。 わかった、会おうという景勝。 しかし、わしは何も話さぬ! と。。 女遊びに現をぬかす秀吉。。 ホントに祭り好きな。。 そこに。。 「御免!」と石田三成。 人を殺さずに佐々成政を従えた自分への褒美だと。。 上杉との話。。 どうやって従わせるか。。 景勝は金や物では動きませんと三成。。 「義」ならば動くか。。 直江兼続のこと。。 かつて会ったことのある。。 天下国家を考えぬのであれば。。と。 兼続を田舎モノ呼ばわり。 だから、清正や正則に嫌われるのだと秀吉。 人は会ってみないとわからぬと。。 お船と兼続は秀吉の話。。 サルが天下人と笑うお船。 しゃべらないという景勝の言い様に頭を悩ませる兼続だが。。 お船は一枚上手。。 兼続は、その策に乗る。 石田三成という男に興味を持つ兼続。。 「切れる男と見た」と。 そして越後・落水での会見の日。 景勝は緊張して水ばかり所望。。 「わしはしゃべらぬぞ!」と念を押す。。 そして関白秀吉参上! 兼続と久秀が先頭で出迎える。 さっそく、たらされる兼続。。 泉沢、与六ら重臣の顔と名前を全て覚えている秀吉。。 兼続は石田三成と思われる人物を見つけ、 さっそく声を掛けるが。。 石田三成は社交辞令のみで、湯の準備は?と。。 そして、秀吉と三成vs景勝と兼続。。 わずか4人のみで行われた会見。。 秀吉は景勝に近寄っていって。。 景勝の手をとり、にこやかに、 そして上座の方に引っ張っていく。 女子の話で、場を盛り上げようとする秀吉に。。 無言。。 そして、しばらくして兼続が代わりに答える。 刀の手入れ、毘沙門天との対話。。 秀吉も、すぐに、その関係を見抜き、 「景勝殿のことは、そなたに聞いたほうが早いの!」と。。 話す相手を兼続に切り替える。 兼続は自らの妻のことを尋ねられ。。 「美しいと思っております」 その答えに関心する秀吉。 そして金で武田と同盟を結んだ時の話を。。 上杉の侍魂を語る兼続に、 泣きまねをしてみせて感動を表現する秀吉。 そして。。 秀吉は景勝の顔に近づき。。 「はて? 怒っておられるのか?」 そしてゆるりと表情を険しくして立ち上がる秀吉。。 兼続もギクリとするが。。 「厠じゃ」と笑顔を。 秀吉が立ったあと、つばを飲み込む景勝。。 対・景勝をどうするか思案する秀吉。。 三成は田舎者の浅知恵というが。。 秀吉は上杉流と。。 ならば、回りくどいことは抜きにしようと。。 いきなり「景勝殿は京へ参られたことはおありか?」と。 そして、兼続が。。 謙信公は二度、しかし景勝は一度もと。。 で、わしが京案内をと。。 遠まわしに上洛を命じようとする。。 答えをせず、酒宴へ切り替えようとする兼続を、 三成が遮る。 「景勝様の確約をいただかねば、わが殿は安心して酒も飲めません」と。 わしは私利私欲のために戦っているのではないぞ。と秀吉。 そして景勝のツボを抑えて語り始める。。 すると。。 景勝は「上洛仕る」と一言。 秀吉は大喜び。 しかし兼続は。。 上杉の負けである。。 臣従宣言ということ。。 「秀吉の天下を御自らお認めになること。 口惜しゅうてなりませぬ。。」と秀吉。 信長との戦いを思い出した景勝。。 せっかく天が味方し生き残った上杉を、 自分が意地を張ることで、 多くの命を無駄にしてよいのか。。と。。 越後のため上洛を決めた景勝。 その思いを知り、更に絆を強くした主従。 そして関白歓迎の宴。 風雅と褒められる。。 おだてているのは目に見えているが。。 三成は、まだ兼続を見下している。。 兼続は接待しようとするが。。 「貴殿の命をお救いしたことが報われました」と。 かつての石田佐吉。。 気付いていなかった兼続。。 「命の恩人の顔を忘れるとは、上杉の義も~」 「そして貴殿はでしゃばりすぎじゃ」と。。 「馬鹿正直すぎると阿呆に見えまするぞ」とまで。。 兼続はずばずば言う三成に、 さすがに腹を立て、 膳にぶつかり音を立てる始末。。 舞を披露していた泉沢久秀も、それに気付き。。 2009年大河ドラマ 『天地人』 第20回 「秀吉の罠」
上杉景勝。。 『花の慶次』でも、眉間に深い皺の寄った、 軍神・謙信の跡を継いだ重圧と戦う男として描かれていましたねぇ。。 もう20話目。。 それより、秀吉の天下取りは、すっ飛ばしかよ。。 まぁ、直江兼続in上杉家の物語だから良いけど。。 つか、初音。。 なんで急にラブコメに戻るんだよ。。 この小松江里子のバカ脚本が。。 秀吉と直接国境を接した切迫とした時期に。。 まぁ、物事には緩急が大事ですけどね。。 このドラマらしさと受け入れることにしよう。。 別に、つまらないわけじゃなかったし。。 いかに切迫した情勢とはいえ、 365日、四六時中、緊張し続けていたら、 人間すぐに病気になって死んでしまいますからね。。 というわけで、 今回の本題の秀吉と景勝の会見。 というより、秀吉と兼続の対決。。 4者4様という感じ。。 私は「石田三成…小栗旬」というキャスティングに、 また、今、数字の取れる「旬」なイケメン俳優だからって。。 数字取り目当てミエミエのキャスティングをしやがって。。 と批判的だったんですけどねぇ。。 兼続が、血の匂いのない、 外見内面共に綺麗すぎる人物として描かれているから。。 妻夫木くんも、逆にイメージダウン。。ってくらいに。。 だから、あの。。 直江兼続に比べると、 石田三成という人物は、 戦国、安土桃山の歴史に少しでも興味がある人なら、 人物像がイメージしやすい。 逆に、視聴者の頭の中に人物像が完成しているから、 それを裏切るとクレームの対象となる。 その心配のない石田三成を演じているというか、 演じさせられてるというか。。 どっちなのかは、わかりませんが。。 今後、石田三成=小栗旬 って成り得るくらいの石田三成ですねぇ。。 このドラマで、直江兼続=妻夫木聡 っては絶対にならないでしょうけど。。 キャラ弱いですもん。。 ある意味、物凄く無個性。。 毒っ気が無さ過ぎ。。 人物像の不確定な人物を、不確定なままドラマの主人公にしちゃいましたねぇ。。 「泣き虫与六」設定は、間違いなく妻夫木くんを大根役者に見せてるだけだし。。 上杉景勝=北村一輝。 豊臣秀吉=笹野高史。 ってのは、このあと別の名演が出てくるまでは、しばらくあるかもなぁ。。 小説とか読んだときに頭に浮びそう。。 ここのところでは、 『利家とまつ』での香川照之さんの秀吉が、スゲェ。。って思ってましたけど。。 あ、キャスト視点のレビューって、 私strのドラマレビューっぽくないですか? 連ドラブログとか、いつもそうでしたよね。。? 次回、第21回「三成の涙」。 体調はなんとか大丈夫です。 休載せずに済みました。 つか、4月以降の私が絶好調過ぎたんですよね。。 絶好調の波は、そんなに長くは続かない。。 絶好調が普通だと思っちゃうと、 少し下がったときに「落ちた」と感じる度合いが大きい。。 もともと体調万全じゃなく、ストレス抱え込んでるのが、 私の平均的な状態ですからねぇ。。 だから、このブログを読んで心配してるみなさん、 過剰な心配は御無用に願います。 (っても、全く心配してくれなくても、それはそれで淋しいし頭に来るけど。。) 個性の強い人間・strでした。 楽天広場テーマ『天地人』 →人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.17 22:10:56
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