2020/01/11(土)17:13
私たちが気づかないくらいゆっくりと時間は流れていきます
約2か月ぶりに東京へ帰りました。暮れの29日からほぼ1週間、この4年間で一番長い滞在期間ではないかな。
暮れの大仕事は、自宅トイレの便器磨きです。尿石がこびりついていて大変でした。約2時間便器と格闘。壊れた「あったか便座(ウォームレット)」を交換して、壁、ドア、床を磨きすっきりです。
ついでにタンク内の浮きの位置を調整して、ちょろちょろ水が止まらなかったのを直しました。これで水道代も少しは安くなるのかな。
トイレ掃除はいいですよ。心が軽くなりスカッとしますよ。以前、本で読んだのですが、中学生が自分の母校の小学校のトイレ掃除に出張に行き、素手でピカピカに掃除をする運動が、全国に広まっていったという話。
トイレ掃除が終わって、中学生に「ありがとうございました」と云われ、掃除をしてもらったほうの小学校の校長先生が驚き、感心したそうです。
「掃除をさせてもらってありがとう」
素晴らしい教育です。汗を流さないとだめですね。頭だけで「いい話だな」ではだめ。やってみて初めてその感動を味わえるのです。
悲しいお知らせもありました。年末に地元の私が小さいころからお世話になった隣人が亡くなりました。もう一人、町内のおじさん(おじいさん?)も。
それと60年以上、私の実家の前で商売をしていた八百屋さんも閉店し町を離れました。
私が単身赴任して丸4年、地元の町が、帰るたびに寂しくなっていきます。身近な人が亡くなったり、町を離れてしまったりすると、私も人生の節目を感じないわけにはいられません。
少しずつ、私たちが気づかないくらいゆっくりと時間は流れていきます。少年時代の何気ない日常が幸せの原風景だったことに50代後半になって気づく始末です。
2020年、どんな年になり、この後どう時代が、宇宙が動いていくのか。不安と楽しみがあるのだとしたら、私は不安のほうが大きいかな。
令和2年の初詣、家族と川崎大師へ行っていきました。
・・・・・
感じます
場面が変わろうとしている節目を
この私の人生の
・・・・・
↑
☆『さか・せいの「日々心象覚書」』メルマガの登録はこちらから