2.死んだ畑と私たちへの影響 |
亀甲満の健康と環境NEWS 第2弾を発信します!
ニュース発行日 :4月18日
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ニュース内容:
土壌を通して植物の根から摂取される天然ミネラルは、人間にとっては大事な必須栄養素です。この天然ミネラルが不足すると、情緒不安定、精力減退、生殖器の成長不足、体力低下、免疫機能低下、ガンの促進など、さまざまな原因を作り出してしまいます。アレルギー体質を助長する原因とも言われています。
ガンの発生率が世界一とも言われる日本の現状は、実は微量栄養素である、天然のビタミン類、植物栄養素、天然のミネラル不足が大きく原因しているだろうと、わたしは感じています。
土が、畑が死に絶えた今日、まさに環境汚染の中に野菜や果物たちが生きているわけです。彼らは苦しい思いをいっぱいして、形ばかりがりっぱな見せかけだけの存在ということに、どれだけ涙していることでしょうか?
1952年、トマトの鉄分は100g中に、5.0mgあったそうです。
1982年には0.3mg、昨今ではほとんどゼロに近い数値です。
1952年、ほうれんそうのビタミン類は100g中に、15mgあったそうです。
1982年には6.5mg、昨今では3.0mgまで低下しているとのこと。
わたしたちは、ほうれんそうを50年前の5倍以上も口にしないと、当時と等しいビタミン類を確保できないということです。
また、ミネラルは時間が経つほど急速に失われていきます。
今の野菜は表皮がひ弱であるために、そのままだとすぐに脱水を起こして、しなびてしまいます。それをカバーするために、油性のワックスをかけることで脱水を防いでいるのです。さらに果実などには防腐剤が・・・・
昔の野菜は表皮が丈夫で脱水しにくく、さらに土がいっぱいついており、その日のうちに食卓に並んでいたために、ミネラルの喪失は最低限でした。
出来合いの食材、ファーストフードには、天然のビタミンやミネラルは皆無と言って過言ではないでしょう。今、アメリカ社会ではファーストフードを敬遠する動きが生じています。そして、伝統的な日本食が再び脚光を浴びているのです。
今や薬局やドラックストアーに行くと、サプリメント(栄養補助食品)の山となっています。これまたびっくりです。コンビニでも一番の成長商品が、サプリメントだということです。
しかし、日本で製造される多くのサプリメントは、工業的に作られたビタミン類がほとんどです。格安の工業的ビタミン類をたくさん摂取して、果たして健康になっているでしょうか? 形を変えた石油を口にすることに、日本人はあまり抵抗がないのでしょうね。
事実、サプリメントの売れ行きは急成長なのに、ガンも、糖尿病も、アレルギー体質も減少するどころか、増加するばかりです。結局、抗生物質とさほど変わらない化学薬品をモルモットのように体内に投入しているに過ぎないのではないでしょうか?
かつてイエス・キリストは人々に語りました。
「口に入るものが人々を汚すのはない。口から出るものが汚すのである」と。
しかし、当時と異なり現代は、口に入るものすべてが体を汚す対象になっているわけです。
2000年前のイエス・キリストは、どんな思いで今の世の中を見ているでしょうか?
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