乙(きのえ) 数字の2 草花の意味ここ数日梅雨の影響で、大分市内も雨がよく降っている。おかげで我が家の庭の草花たちは、元気いっぱい成長している。 本日のテーマは乙(きのと)、正にこの草花の話である。 少し余談になるが、わたしの日干(誕生日の十干)は「己(つちのと)」であり、田んぼとか土壌を意味するのである。そのためか、不思議と乙(きのと)の友人が多く、気持ちよく付き合える。甲(きのえ)の人には、けっこうこき使われてしまうが、大樹の性なのだろうか? 草花を育て、栄養を与える役目は土であり、相性のよい関係であることに間違いない。つまり、十干十二支を見ることにより、相性関係も分かってくることになるのです。 日本語の中で、乙(きのと)を使う漢字ですぐに連想されるのは、乙女(おとめ)乙姫(おとひめ)ではないだろうか? このイメージからとても純情で、繊細で、清らかで、陰ながら静かにサポートする気品のある印象を与えてくれる。 十干の乙(きのと)もまた、これと非常によく似ている。 乙(きのと)は、一般的に草花とか、樹木に絡みつくツタような存在とイメージするとわかりやすいだろう。 2の乙・・草花 〔長所〕 ・慎重に物事を考えて、思慮深く温厚に物事を対処する。 ・物事を荒立てることを好まず、忍耐づよく我慢する。 ・自分の力を引き立ててくれる人には、忠誠を尽くす。 ・モノに対する執着心があって、勤勉に働き蓄財することを好む。 ・付き合いと友愛を大切にし、人から嫌われることをしない。 〔欠点〕 ・感情的に好きか嫌いかがハッキリして、好き嫌いで人を判断する。 ・ああ言えばこう言うといった、偏屈なところがある。 ・新しいことを貪欲に取り組んでいこうという気力とパワーに欠ける。 ・何をするにも迷いが多く、行動を開始するのが遅い。 ※安定を望む心理が根底に働いている。 |