2006.12.01

木を瞑想する

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カテゴリ:つれづれ
瞑想をしようと座った時、ふと目の前の木の葉が目に入った。
ここは11階。
その部屋の窓から、大きな木の天辺にある枝葉が風に揺られているのが少し見える。

「そうだ、この大きな木になろう」

ふと、そう思い、座った。

幹になり、枝になり、天辺の小枝や葉になり、そして大地の中の根になり、
木全体になってゆく・・・
木の脈と、私の脈がひとつになって、力強く流れてゆく・・・

木の宇宙の、なんと人間と似ていることよ。
木の宇宙の、なんと力強いことよ。
しかし、木の宇宙の、なんと繊細なことよ。

瞑想を終え、改めて窓を開けて、目の前に見えていた木を眺めてみた。
上から見ると、ビルのすぐ横の根本から、ずいぶん斜めになって11階まで伸びている。
木全体が斜めになったまま、全身で風に揺られている。

力強さと包容力を、ありがとう。





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Last updated  2006.12.01 20:37:37
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