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カテゴリ:心やストレス
あるテレビの事件簿の番組の中で、車をくるくる回したり、大きい音を立てるという迷惑行為をしている人へ、インタビューをしている場面がありました。「なんでこんなことをしているんですか?」という問いに、「目立ちたいから」という返事。
また先日のニュースで、こどもの列に車がつっこむ、という大事故がありましたが、あとでそれが計画的な犯行であることがわかりました。そして、被疑者がその理由についてこんなことを言っていました。「俺の言っていることを、だれも聞いてくれない」 様々な日常の中で、何が不足しているのかということを、こんな事件などから推測すると、日常的に「人に気にかけて欲しい」という思いがあることがわかります。これは同時に何を意味しているかというと、生まれたときに、人に愛情を受けて育ったということです。愛されて育ったからこそ、人のぬくもりや愛情を求めるのです。 こんな質問をしたときに、どれだけの人がはい、と言えるのでしょう? 「あなたは、人の話をただ聞いてあげることをしたことがありますか? 実は、聞いている、と思っている場合にも、そのあとにその人に何かを言ってしまっていると、それは聞いていることになっていないのです。なぜなら、話を聞きながら、自分の意見を整理していることが本能的にわかるからです。 意見を求められる場合は別にしても、聞くということは、ものすごく人を必要としている人にとってプラスになる聞き方です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月29日 12時03分17秒
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