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カテゴリ:出来事について思う
学校の先生と話をしていると、とにかく仕事が忙しいという言葉が必ず出てきます。こどもたちがいるときは、やることが決まっていると思うので、あとの時間で自分の持っている仕事をするということになるのですが、勤務時間からこどもたちのいる時間を引くと、なんと1時間もないのです。単純にこの時間だけで仕事が終わると言うことは考えにくいので、毎日残業をするのは必至ということですね。その時間で、それでは何をしているのか?ということなのですが、聞いているだけで授業の準備、割り当てられた学校の仕事、施設の整備など多岐にわたっています。それから、こどもに何かあったときには生徒指導もあり、部活動があるところは部活動が終わったら、その時間がすでに6時とか7時なのだそうです。
こんな状況で、先生の心はどうなっていくのだろう?と単純に思います。専門職といえども人間ですから、当然いやだなと思えばからだその症状が出てくるわけです。こどもたちは、そのことを敏感に感じますから、そんな雰囲気が学校に蔓延し出すと、形として次第に出てくるのだろうと思います。 ところが、先生たちが毎日接した努力に対して、こどもたちが成長したな、と周囲が感じるのは、こどもたちが悪いと周囲が感じることよりはるかに感じにくいことなのです。それを補正していたのが、親たちの先生への思いなのだと思います。何かあって先生のことを家で言ったとしても、それを親が援護したのです。 いろんな思いが流れますが、それぞれが上手く流すことが、誰にとっても一番最適で、今はそれができていないので、どんづまりのどろどろ・・・かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年01月30日 16時24分03秒
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