2011/02/10(木)18:08
としこちゃん
当社営業の清水初美さん。
現場で「としこちゃん」と呼ばれることがあるそうです。
本名 清水初美(しみずはつみ)で、「なんで、としこちゃんなの?」とお思いでしょうが、
私の名前が 佐川俊哉 なので、それで「としこちゃん」と呼ばれるんです。
つまり、社長と同じようにディテール(細かい納まりの部分)にこだわりがあって、それが現場の職人さんには私と同じように映るんだそうです。
子育てしながら働く主婦であり、自分もマンションに暮らしているので、特にマンションリフォームでは、お客様への提案は私よりもすぐれていますね。
私も限られたスペースをいかにうまく使うか。教えられることもしばしば^^
例えば。。。
マンションでは、LDK入口扉すぐ横がキッチンというパターンがよくあります。常に人の通る動線からまるみえのキッチンをなんとかしたいというご要望も多いですが、
これは目隠しを、電話台とピンナップボードにした一石二鳥の例。
しかもピンナップボードの部分だけを少し前に出して、
わずかなスペースなのですが、背面にはニッチをつくって一石三鳥!
狭いスペースのキッチンでは、どこに置こうか、どうすれば使い勝手が良いか悩むのが家電類ですが、オリジナルでつくればスッキリ納まります。
これは写真ではわかりませんが、実はテレビを置いている後ろの白い壁、わざと少し前にふかしてあるんです。横の収納は奥行き60センチのクローゼットになっていて服が掛けられます。
逆にふかすことによって圧迫感なくすっきり見せることができる例です。
。。。ほんの一例です。
うちの会社ではできるだけお客様の要望をお聞きして、それを実現しようとあれこれ知恵をひねっていくのに、最近、相見積でただ一通りの要望を盛り込んで、とにかく安く安く仕上げる(見積もる)会社さんと競合します。
そうした見積書を見せてもらうことあるんですけど、私がお客様からお聞きした要望とはかなり違う内容だったりします。聞き取れていないのか、安く契約して後で追加となるのか??はわかりませんが、
【できるだけ安く】はユーザーの立場で(私も消費者の一人ですし)当然のことで、企業は常に切磋琢磨してお客様から支持を得ないことには生き残っていけません。
でも、味噌も糞もなんでも安かったら良いわけではないですね。
リフォーム工事は、どこで買ってもモノは同じという商品とは違いますから。
この日記で書こうと思ったのは、、、
長くデフレ状況が続いて、なんだか大切なことまで毀損していってる気がして。。。