(2)アメリカ到着もうすぐサンフランシスコだ・・・・。そこで国内線に乗り換え。 空港に降りても日本人らしき人はぜんぜんいなくて、 ロビーのようなところに行くと、たくさん人がいて、まわりがみ~んな映画俳優に見えてきた。 ウキウキ 映画の最初のシーンで、撮影カメラがゆっくり登場人物をうしろから追いかけていて、先の人々が次々にこっちを振り返るみたいなアングル・・・。わかる~?? ヾ(≧∇≦)ノ"ひゃあ~ここはアメリカだわ~! 今回の旅で、私は絶対、落ち着いてアメリカにいる自分を実感しようと心がけていたので、その時は、意識してしっかり足を踏みしめて周りを見回していた。 この足は私の足。この手は私の手で、このカバンをもってこの靴はいて、私はサンフランシスコ空港の中を今歩いている・・・ということをいちいち考えるのだ。 顔はゆるみっぱなし、うひゃうひゃうひゃ・・・ヘ( ̄ー ̄ヘ)))。。。 そして心の中は、ハリウッドスターのようにキラキラキラ・・・***ヾ(≧∇≦)ノ"*** さて、そうそう、電話をかけよう。 マイク(3件目)にはアメリカに着いてから電話すると言っていたので、さっそく電話することにした。((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪ ルルルルルル・・・Mike「Hello?・・・」 (。・_・。)わたし「(あ、もしかしてマイクの声・・)Hello!! This is リトルモア~、***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃあぁあっ♪~~」 Mike「Oh! なんたらかんたら・・・・」 というわけで無事に話ができたC=(^◇^ ; ホッ! さ~、いよいよ国内線でフィラデルフィアまでぶっ飛びます。 隣の席に50歳くらいの外国人の男性が乗った。 珍しい日本人女性がひとりで心細そうに乗っていたからか、話しかけてきた。 男「日本から?今日は何しに行くんだい?」(みたいなことだと思うけど。。。もちろん生の英語だい!) 私「そうです、日本からです。それで、フィラデルフィアの友達に会いに行きます。」 男「へぇ~、日本からは何時間かかったの?」 私「約9時間かかりました。とても長くて疲れました。」 男「そう~、それは大変だったね。」か何かそんなことを言われたと思う(^^;) わたしも「どこへ行くんだ」とか「どこから来たんだ」とかいろいろ質問したりして、しばしの間、英会話をしていた。 周りがぜ~んぶ外国人だと思うと、度胸が付くもんだ。 なぜかというと、私は日本人なんだから、少々英語下手でも仕方ないのさ、みたいな気持ちになっていたのかも。 気持ちは日本と大違いだ(^^;) しばらくして、スチュワーデスさんがジュースを配っていた。 食事の時にまた飲めるし、それほどのどがかわいてなかったのだけどちょっと欲しいな~って思って、 「Orange juce please, but a little.」と言って、人差し指と親指で「ちょっと」という合図をした。 「うん、わかったわ」ってウインクまでしてくれたはずだったのに、来たジュースは どっか~ん! でっかい缶ジュース ε=Σ( ̄ )ハァー ま、い~んですけど、なんで通じなかったんだろうって思った(T-T) それで友達にあとで聞いたら、アメリカでは「少しでいい」なんて注文する人はまずいないらしいのだ。よ~は、みんな大きいほうがいいらしい。 納得・・・( ̄∧ ̄)(_ _)フムフム・・・ それからまもなく食事が出た。 食事は毎回楽しみ。主食のパンかごはんを期待していたのだけど、おかずの他はビスケットみたいなお菓子だった。(さすがにごはんは無いか~) なんだかボソボソして食べられなくてカバンに入れておいた。(あとでフィラデルフィアに着いてから子供たちにあげちゃった。) サンフランシスコからフィラデルフィアまで、アメリカ横断。 たぶんロッキー山脈じゃないかな~っていう雪山も見えた。 それに、いかにもアメリカ~というどこまでも続く大地。 その中にどこまでも続く一本の細い道がず~~~~~っとず~~~っとどこまでも・・・。 広~~~~~~い ひろ~~~~~い 農場。 まるで、西部劇の上を飛んでいるようだ(^^;; きれいに区画された 農場。 丸くきれいに草がカットされていて、宇宙人ってこういうのを見てるんだな~という気持ちになった。(意味不明) 私は飽きずにず~~っと窓に(。・_・。)顔をくっつけて眼下をのぞきこんでいた。 いつの間にか外はもう夜になっていた。 日本の家を出てほぼ丸一日が経過しようとしていた。地球のほぼ半分は来たのかな~・・・しみじみ。 地上に近づくと、家々の伝統がとてもきれいで、宝石箱みたいだった。そして、ようやくフィラデルフィア空港に到着! ピーターパンが星の光とともにヒラリと地上に着陸~みたいな気分だよ。 スーツケースを拾い上げてワクワクしていると、下ふたりの男の子(マイクとボビー)といっしょにTomが自動ドアからやってきた。 きゃ~~!!写真のとおりの家族だ~~!! 感動、感動、感動・・・!! (T-T) ウルウル よろしくおねがいしま~~~す!! ワクワク・・・ 空港の駐車場に止めていた車に乗りこんだ。Tomの車は日本車、ホンダのオデッセー。ひぇ~自動ドアだ(ノ゚゚)ノ それにアメリカ人ってほんとにフレンドリー! 駐車場を出る時の会話。 駐車場のおじちゃんに、Tomが言った。 「やあ、どうだい?!」 「お~、元気でやってるよ。みんなでお出かけかい。気をつけてな。」 「あ~、ありがとう。じゃあ、またな。」 みたいな会話をしていた。 きっとお互い知らない者同士だと思うのに、えらく親しげだった。 後に美術館の警備員さんとも同じような会話したりして、今後もフレンドリーなアメリカ人を各所で感じることになる。 私は車の中で子供たちとおしゃべりしたり、街の景色を見たり・・・、Tomは景色の説明をいろいろ詳しくしてくれて、そのたびに私はいちいち感動していた。 たぶん日本語で「へぇ~」の連発だったと思う。 あ~、とうとう来てしまったのね^^ (つづく) ジャンル別一覧
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