コジとちょうちょと朝顔の種
チョウチョと一緒 庭で優雅にひなたぼっこ中のコジをカメラに撮ろうとシャッターを切った瞬間、目の前にかわいいモン黄ちょうが、ひらひら・・・と思ったら、コジはチョウチョに飛びつきました。えー!!??見るも無残な残酷物語その1でした。お天気もいいし、そろそろ2階まで伸びた朝顔のネットも片づけて、種を全部取っちゃいましょうか・・・と、がんばっていたら、思った以上に大変な作業に、「来年は、ネットはやめて、手の届く範囲にしよう・・・」と弱気な発言。ちょっと前に、第一弾の種取りをして、小さなチャック付きのビニールに2~30粒ずつ入れて、希望していた学生に種をあげたのですが、今回は、あれからかなり種も乾燥して、つるを動かすだけで、ばらばらと地面に落ちてしまうくらい、大量の種がい~~~っぱい付いています。まるで、そう、枝付きの枝豆をちぎっている感覚。最初はウハウハ取れる種に、ルンルンです。しかし、取っても取ってもあるのです。秋とはいえ、日差しが強くて汗も出てきて・・・。そう、裏庭に柿の木があってたわわに実るもだれも取らずに放置している農家の人の気持ちがとってもわかるような、そんな、すっごい重労働だったのです。実はまだ、ネットをベランダから外しただけで、ネットにからんだつるをネットから外すのは、もう少し先になりそうな予感。だって、すごい作業なんだもの。ネットで壁を作って朝顔を広く咲かせているお宅を見ると、あとの種取り作業で「もう来年はやめておこう」な~んてつぶやきながら汗を流している家主の顔が浮かんで来ることでしょう。いや、もしかしたら、そういうお宅の裏庭か納屋には、専用のらくちん朝顔種取り機か何かがあって、楽~にその作業をしているのかもしれません。そうだとしたら、それをぜひ私にも貸してもらいたい。それとも、どこにそんな機械が売っているのかぜひ教えてもらいたい。とか、そんなことを思いながら、私はひたすら空き箱で受けながら種を取っていたのでした・・・。そして、終盤、いよいよ、一番下のプランターから引き抜く作業に入ると、これで今年の朝顔は完全に終わりね・・なんてちょっとかわいそうな気持ちにもなりながら、「ヨイショ!」と、思い切り、重いプランターを動かしたところ、なんと、そこから、大きな大きな、赤くて元気な「むかで」が現れたのです。ピロピロピロ・・・ぎょ~~~~!!!!!一瞬、固まった私ですが、そこは冷静にその後を判断。何かで、何かで、何とかしなければ・・近くにあった100均の熊手で、直視しないように「えいっ、えいっ」と一応やっつけると、元気を失った様子を見てちょっと一安心。そしてそのまま放置・・・。(処理できないし・・)ふう・・・・もしかして、もうひとつのプランターにも??と思っておそるおそる持ち上げてみたところ、今度は、グレーでぽっちゃりの、寝ぼけたカエルが1匹。冬眠してたのぉ~?【 格言 】 自然はドラマだ。その後、家に入って、空き箱の中のガラだらけの朝顔の種から、むきガラだけを取り除く作業をしたのですが、どうやったら効率よく種だけを取り出すことができるか、それに奮闘しながら、アイデアをあれこれ試しながら、すごい技をあみだして、牛乳パック1本分くらいの大量の種を無事確保したのでした。【 格言 】 農家の人って、すばらしい。放置された、朝顔のネットは、これから時間をかけて、なんとかいたします。【 格言 】 なんとかすれば、なんとかなる