タコタコ いいだこ♪
自称「漁師」という友達からイイダコを20杯ほどもらいました。昨日まで海で泳いでいたイイダコちゃんです。イイダコちゃんは、いっぽん釣りのような形で釣るのだそうですが、まるでタコの形をした白い針?の付いた糸を海に投げ入れると、それにギュッ!と抱きついてくるので、それをすぐに引き上げると1杯ずつ釣れるというわけです。途中で手をゆるめると、さ~~っと去っていくのだそうです。なるほど。 タコって、色白のタコに抱きつく習性があるのね。いや、敵が来たと思って攻撃しているのかもしれません。そのあたりの真意は、タコしか知りません・・・。 で料理の仕方を教えてもらって、がんばってさばきました(・⊥・)/ まず、イイダコちゃんの胴体(頭みたいなところ)をひっくり返します。つるつるしてなかなかうまくひっくり返らないんだけど、思い切ってひっくり返すと、これがまたけっこう丈夫で、破れたいはしないんですね。中に内臓や墨の袋があるので、それをけっこう強く引っ張って取ってしまいます。時々(私の場合、半分は、黒い墨の袋を破ってしまい、台所の流しを墨だらけにしました(T▽T))その次に、目を切り取ります。目というのは、ふたつあります。(あたり前田~(≧◇≦))最初の1杯目の目を切る時、それはそれは勇気が要りました。 「(〒_〒)ウウウ 痛い。。。ぉおおおお(-_-;)」って感じでしたが、慣れというものは恐ろしいものです。2杯目からは、両目いっぺんに包丁でグサッと取っていました(T▽T)そうして、次は、「くちばし」という固い部分を切り取ります。これは足の付け根の真ん中にあって、ぬるぬるとすべる足を上手に左手で確保して、小わざを使って(T▽T)くちばしを少し飛び出させて包丁の先で切り取ります。これも慣れてくるとだんだんうまくなりました。私ってすごい! な~んて自己満足に浸れる瞬間です。 こうして、内臓、墨の袋、目玉、くちばしを取ると、今度は大量の塩でモミモミ・・・。ぐちゅぐちゅ言って抵抗するイイダコちゃん(抵抗しないよ~死んでるし)も、塩でかなり強くモミモミして1杯ずつ水道の水で塩を洗いながされると、ヌルヌルが段々と取れていくのがわかります。塩の力ってすごい!っていう瞬間です!これでようやく下ごしらえが終了。この時点でかなり疲れた顔になってきます(T▽T) (なので、今日の20杯が限界でしょう・・・。これ以上やっていると、自分が本当に漁師のお嫁さんになった気分が味わえるかもしれません) なべに、水、砂糖、みりん、酒、醤油(分量は適当だ~(・⊥・)/ )を適当に入れて沸騰させ、1杯ずつ足を伸ばしたイイダコちゃんの足をツンツンと足先から鍋の中に足を数秒付けては引き上げ、付けては引き上げを3、4回繰り返すと、あらあら不思議、足がきれいに外にカールして、いかにもタコちゃんらしい形に出来上がるのです。これをおこたってまとめて鍋にドバッと入れちゃうと、なんと足は、アッチ向き、コッチ向きのお行儀の悪いタコちゃんになること間違いありません。その辺の美的センスはあなた次第。そうして10分も似ると、タコの煮物が出来上がりです。きれいなカールのイイダコたち♪ タコの煮物ばかりだと味気ないので、もっとおいしいものをこれから作ります。それはタコの天ぷら。それも、この煮て味の付いたタコを天ぷらにしてしまいます。これがおいしいのよ~~!!という友達のすすめで、今日はさっそくそれも作りました(律儀→σ(^^) わ・た・し) 作り方は、それを天ぷらにする。それだけです(T▽T) 思ったよりやわらかくて、おいしく出来ました(・⊥・)/ かなりボリュームがあるので、見た目も豪華!味が付いているのでこのままでもOKだけど、お好みで天つゆがあると、気分的に、「あ~天ぷらだ~♪」という気持ちになります。 友達と話していたのですが、煮込んだ時に出来た煮汁で、ご飯を炊けば、タコ飯が出来ちゃう?! 今回は、かなりエネルギーを要したので、タコ飯を作る元気はありませんでしたが、次回は是非、タコ飯に挑戦したいなと思いながら、タコづくしの今日のブログは幕を閉じます。ヾ(=^▽^=)ノ