インド・インド・インド
医院で見つけた雑誌に・・・ 先日、子供を病院へ連れて行った時のことです。待合室で見ていた雑誌「婦人画報」という重くて分厚い本の見出しに「インド」という文字を見つけました。何気なくパラパラとめくっていると、超豪華ホテルや、インドの街並み、小物、洋服などがたくさん紹介されていました。私が見たインドとは違う超豪華なホテルはさておき、目に留まったのは、あざやかな色彩とやわらかい感触のインドの布たちです。インド在住の友達に連れられて行ったブティック?には、手頃な価格の洋服や布製品がたくさん並んでいました。そのどれもが、あざやかなオレンジやくすんだグリーン、黄色、赤、黒・・と、色もデザインもとてもきれいでした。私はそのお店がとても気に入って、「将来こんなお店を日本で開きたいわ~!」なんて言って、かなり長い時間かけてお店を探索していました。雑誌をながめながら、そのお店を思い出して、またインド綿への熱が出てきたみたいです。この夏も、インド綿のスカートが大活躍しました。足にくっついてもさらっとしていて涼しいし、やわらかいので気持ちがいいのです。私は、木の型でハンコを押したように模様を連続させて染めたサンガネールプリントが大好きです。模様も伝統的なものが多く、手作りの味がとてもよく出ていて、あたたかみを感じます。つかの間のインドへの思いを待合室で思い起こしながら、いつの間にか今度は、思いはアメリカへ移っていました。ロサンゼルスからラスベガスまでの荒野を5時間かけて車で行く中で、大ボリュームで流れていたカーステレオのインド音楽。そのリズミカルで色気のあるインド人歌手の歌声と音楽が、窓の外の大自然と妙にマッチして、踊るマハラジャのように荒野を駆け抜けていきました。と、まあ、つかの間の病院の待合室の雑誌から、今後10年は行かなくてもいいと思っていたインドが、ちょっとだけまた復活しそうな予感がしました。手元には無いインド音楽のCD、ちょっと探してみようかな・・・。