「初のiPhoneワーム」をセキュリティ企業が発見
色んな意味で燃え尽き気味な管理人です。TAF調整=井戸のポンプの調整と思えば理解しやすいかなと思う今日のネタは携帯関係(iPhone)のウィルスについて紹介。「初のiPhoneワーム」をセキュリティ企業が発見(Yahooニュース)>> セキュリティ企業F-Secureは11月8日、初のiPhoneワームを発見したと報告した。>>>> このワームは「Ikee」という名前で、Jailbreak(iPhoneのロックを解除して>>好きなソフトを実行できるようにすること)した iPhoneのみに感染するという。>>このワームに感染すると、壁紙が歌手のリック・アストリーの写真に変わり、>>「ikeeは君を離さない」というメッセージが表示される。>>>> Ikeeは、Jailbreak済みだがデフォルトのrootログインパスワードを>>変更していないiPhoneを標的とする。>>感染するとSSHサービスを停止するため、再度感染することはない。>>このワームはIPアドレスをスキャンして脆弱なiPhoneを探すが、>>スキャンするアドレスはほとんどオーストラリアのもので、>>同国以外でIkeeの報告は確認されていないという。>>>> Jailbreak済みのiPhoneをIkeeから守るには、rootパスワードを>>変更する必要があるとF-Secureはアドバイスしている。>>>> Ikeeのソースコードは既に公開されており、今後さらに悪質な亜種が>>登場する可能性もあると同社は注意を促している。 過去にDocomo携帯でタグ利用でのパケ攻撃を起源として、携帯用ウィルスについて何度か話題に上がって来たが、今回はiPhoneをターゲットにした物。現状はオーストラリア限定で確認されているが、ソースコード公開されているので今後は脆弱性を利用して財布機能を悪用した電子マネー盗用が…と思ったら、iPhone単体ではお財布機能が無いらしい。とはいえ、旧世代のウィルスの様にシステム破壊等の類が発生する可能性も否定出来ない。何はともあれ、初期設定のままの状態でデータを抜き取られる可能性があるので、iPhone以外の携帯利用者も、パスワード等の設定を忘れずに。