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テーマ:介護・看護・喪失(5312)
カテゴリ:ママのお話
まとめて更新しています。
前日から泊まり込みで付き添いしていた私。 前回の解熱剤を使ってから12時間経ってもまた父の熱が上がる様子は見られなかったので、きっと抗生物質が効き出したのだろうと思い、安心して一度家に帰って休むことにしました。 RENAは前日から夫の実家に預けたままだったので寂しいとは思ったのですが、義母から「良い子にしているから心配ない」というメールも貰っていたし私もクタクタだったので、義母の言葉に甘えて休ませてもらいました。 お昼過ぎに目を覚ましたので、乾いた洗濯物を持って父の病院へ。 病室に入ると、また様子のおかしい父。 鼻に酸素を補うための管を付けられ、毛布を2枚も被って寝ていました。 どうやら私が帰っている間に、また震えがあったようです。 幸い今回は意識を失うほどではなかったらしいのですが、短い時間に体温が5度近く上がったり下がったりを繰り返しているので父も衰弱している様子でした。 多分尿路感染だとは思うのですが、抗生物質もすぐには効果が表れないので、まだまだ予断は許さない状態だったようです。 すっかり疲れ切ってしまった父。 熱は下がっても満足に食事も取れず、点滴とお茶で命を繋いでいる感じでした。 体力はなくなり、気力もどんどん衰えていきました。 確か骨折で入院したはずなのに、どうしてこんなに辛い状態にならなければいけないのか・・・? 傍で見ている私も、辛くて涙があふれました。 それでもこの日、私が帰宅している間に姉が面会に来てくれたので父はとても喜んでいました。 実は父は怪我をする前日に姉と些細なことから口論となり、大人気なくも電話を叩き切ったそうなのです。 「お姉ちゃんは会いには来てくれないよ」と言っていた父なので、喜びも大きかったようです。 この日も面会時間ギリギリまで傍についていましたが、その後は震えが起きることもなくて、少しだけ安心して帰ることにしました。 まる1日ぶりに、RENAに会えました。 父のことも心配でしたが、同じくらいRENAのことも心配だった私。 でも義母に聞いていた通り、RENAは楽しそうにばあちゃんと遊んでいたようです。 叔父さん(義弟)と祖父母に可愛がられ、女王様気分を満喫したみたいでした(笑) 食事中も我儘を沢山言い、かなり甘えていました。 一応母親として、あまりにもいたずらが過ぎる時にビシッと叱りました。 すると、ちょっと怒られただけなのに大泣きするRENA。 膝に乗せて話を聞くと、やはり私に会えなかったのがとても不安だったと・・・。 きっといたずらも、私に会えた喜びでついテンションが上がってしまったみたいでした。 「ずっと傍にいるっていつも約束してるのに、昨日は一緒にいられなくてごめんね」と謝り、私も一緒に泣きました。 家に帰ってから、RENAは私の傍を離れませんでした。 私もRENAの傍を離れられず、眠る時はRENAの手を握って眠りました。 反対の手には、いつ病院から呼び出しがあってもいいように携帯電話を握りしめて・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月26日 11時38分27秒
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