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ステインのご質問が多くなってきていますので今日は、ステイン剤の説明をします♪ 私の使っているステイン剤は、この3種類です。 大きなボトルが「オイルステイン オーク色」 真ん中が「リキッドウッドステイン アンティークオーク色」 小さい瓶が「アンティークマスター」 それぞれ色や使い方が違います。 オイルステインとアンティークマスターは「油性」 リキッドウッドステインは「水性」です。 それでは、それぞれの商品の特徴を説明しますね♪ こちらは「オールステイン」色はオークを使っています。 他にもいろいろな色がありますよ。 油性の為、臭いが強く換気が必要です。ボトルを良く振ってから使います。 おもに、布で拭いて着色します。 手ぬぐいのような木綿が最適。15センチ四方くらいに小さく切って折りたたんで使います。 こちらの作品は、パネルの真ん中が白く見えると思います。 オイルステインを布にしみこませ、タイルの縁から慎重に内側にぼかしていきます。 外から内に少しずつグラデーションをつけます。 布に液を付けた時、液が多いと板にしみ込み黒くなってしまいます・・・タオルなどで 余計な液をとってから、慎重に板を拭いてくださいね。 ちょっと難しいですが上手に拭けば・・・それはそれは美しいグラデーションがでます。 こちらも上記のオイルステインで拭いたものです。 布につけてまんべんなく拭くだけです。油性ならではの木目の美しさが出ます。 こちらは、リキッドウッドステイン。色はアンティークオークです。 オイルステインととても色が似ているので使っています。ボトルを良く振ってから使います。 油性の匂いがダメ・・・と言う人でもこの水性ステインなら臭いが少ないので大丈夫です。 こちらは水性ですから、筆で塗って大丈夫です。 ただ色がだんだん筆につきますので、お値段安めのハケでもOK。 薄めずそのまま筆につけて塗ります。乾燥後、薄かったら2度塗りします。 かさね塗りで色合いを調節できるところが便利ですね。 ところが・・・・ 良いところばかりかと思いきや・・・・弱点もあります・・・・ この作品は、リキッドウッドステインを2度塗りしたもの。 このようにオイルステインと変わらず、綺麗に塗れていますが・・・・ 残念ながら、オイルステインのように布で拭いてグラデーションをつけるのは難しいです。 上記の4枚パネルのようなベースは、リキッドウッドステインではできません・・・・ ・・・いや上手な人は綺麗にぼかす事ができるかもしれませんが 私にはできませんでした・・・・・ グラデーションをつける時は「オイルステイン」 広い面をまんべんなく塗るのは「リキッドウッドステイン」 色は同じでもそれぞれ使い分けています。 もちろんオイルステインでも広い面を塗る事はできます。 リキッドウッドステインより若干濃いめに色が出ます。 でもでも!木目の出かたはぴか一です。 年数が経ったときに木目の美しさが際立つのもオイルステインの特徴です。 最後は、アンティークマスター。 こちらは上記の2つとは「色」が違います。「赤茶色」のステイン剤です。 オイルステインと同じ「油性」です。良く振ってから使います。 油性なので基本は布につけて拭きます。臭いも強いです。 オイルステインと同じように、布で拭いてグラデーションを作る事ができます。 上記の作品とあきらかに色が違いますね・・・・ オイルステインは黒めのステイン、こちらは赤い色が特徴です。 来月大阪でセミナー予定のこの作品。 フレーム部分は、アンティークマスターで拭いています。 赤い色のステインに合わせて、内板の小人やカボチャも赤みを出して描いていますよ。 布につけて拭くだけです♪ 参加する皆さま、準備は出来ているかな? 最後にこちら♪ これは大きくて大変なので簡単に塗れる「リキッドウッドステイン」を使いました。 塗るところが多すぎて・・・・3本も使いました・・・・・・ 「オイルステイン」で塗ってもかまいませんが、大変な臭いになるので ・・・・どうぞお外で塗ってください・・・・ 以上です♪ 私が使う3種類のステインのこと、ご理解いただけるとうれしいです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.10.23 21:19:21
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