笑ったり怒ったり・・・

２０１６年９月２日（金）

今朝の「あさイチ」、プレミアムトークゲストは、豊川悦司さん。

なんとなんと、まったく初めての生放送トーク番組出演なのです！！

この貴重な機会を逃すまいと、リアルで放送を見ながら録画もしちゃった！！

かのクールなイメージからは程遠い、こてこての関西人。

今回出演している映画「後妻業の女」では、スケベで金が大好きでえげつない、結婚紹介所の所長を演じています。 
しかも関西弁！！

さて最初に紹介されたのは、ＴＢＳのドラマ「愛していると言ってくれ」の若き日の姿。 

耳の不自由な青年画家（豊川悦司さん）と、常盤貴子さん演じる女優を目指す女性との恋のお話しでした。

長身の体と、大きな美しい手。

その手で語られる手話。

もうドキドキしながら毎週テレビの前に座ったのは、私だけではなかったはず。

北川悦吏子さんの脚本と 、DREAMS COME TRUEの楽曲「LOVE LOVE LOVE 」に、胸を締め付けられたものでした。

その動画がＮＨＫで流れたんです！！
感動です。

トヨエツさんといえば、たくさんの作品を観ています。

「NIGHT HEAD」では、武田真治さんと共にむつかしい役を演じていましたね。

映画「愛の流刑地」では、渡辺淳一氏の作品ですのでエロチシズム溢れる場面が多くって、赤面しながら観ました。

相手役は、寺島しのぶさん。

あえて首を絞められて死ぬ女性を演じていらして、この二人の演技力なくしては成り立たない映画だったんではないでしょうか。

ものすごく面白かったのが、雫井脩介さん原作の「犯人に告ぐ」での神奈川県警管理官の役。

劇場型犯罪を描いて、あえて犯人に向かってテレビで「犯人に告ぐ！」と挑戦していく役どころは、何度見てもワクワクする作品に仕上がっていました。

映画「娚の一生」では、５０代の大学講師という役どころ。

榮倉奈々さん相手に、足の指を舐めるというドキドキの場面がありました。

そのほかにもトヨエツさんが出ていると知れば、ドラマにチャンネルを合わせ、映画館に足を運んできた私です。 

その方のプレミアムトーク。
なんとタケシ軍団に誘われたことがあるんですって！！
有働由美子アナに、「軍団に入っていたら、どんな芸名が付けられたんでしょうね。放送でフルネーム言える名前だったかしら？」なんて突っ込みを入れられていました。

トヨエツといえば、丹念な役作りをする人で知られています。
「愛していると言ってくれ」では、完璧な手話を見せました。
しかしそれも、２０代の青年らしいスラングな手話をあえて教えてもらったんですって。

さらにドラマの中でワープロ（当時はノートＰＣなんていうのはなかった時代です）を打つシーンがあったんですが、役作りのためにワープロを家に持ち帰りの練習。
あ、この話は今回のトークでは出てきませんでしたが、とにかく役作りのために徹底的に努力をする人なんです。

その努力家のトヨエツが困惑したのが、北野武さんの作品への出演。
「役作りはしないで来てほしい」と言われ、脚本も渡されなかった撮影現場に戸惑うことばかりだったそうです。

今回の出演は、映画「後妻業の女」の宣伝もかねて。
映画の出演者たちが、トヨエツさんの事をあれこれ言うのですが、それがまた傑作ばかり。
大竹しのぶさんや笑福亭鶴光さんらの芸達者な方々が語る言葉に、「一生の宝物」とうれしそうな豊川悦司さん。

もう録画を見返すのが、楽しみでなりません。
「後妻業の女」も観に行きますよ！
トヨエツさん演じるとてつもなくえげつない男、楽しみです。