笑ったり怒ったり・・・

２０２０年１１月２７日（金）


「いのちのミュージアム」に向かう団地の道、銀杏の葉がすっかり落ちていました。
もう冬の気配がします。

リュクサックに詰めてきた寝袋を納品し、フェルトのハートをさえママさんの籠に取り付けます。
ビーズ手芸用の太めのテグスを針に通して２重にし、フェルトのハートをクラフトの籠にしっかり縫い付けていきます。
このテグスというのが取り扱いにくいもので、堅いしつるつる滑るし、勝手にこんがらがったり左右の長さがずれてきたりと一筋縄ではいきません。
でも頑張って、２８個の籠に取り付けることができました。

とっても可愛くなったんですが、写真を撮ることができませんでした。
隣の部屋で共子さんの講演を収録していたので、シャッター音を響かせるわけにはいきません。
最近はコロナで地方に出向いて講演することがむつかしくなりましたが、需要は以前にも増してあるようです。
そこで講演を収録して、大勢の方に聞いていただくことにしたようです。


１４時、まだ収録が続いていますのでそ～～っと退室。
リュックには、３枚目の寝袋の材料を詰め込んであります。

帰路、今日開店した１００円ショップに立ち寄って、新しいビーズを仕入れました。
さえママさん作製のクラフト籠、それはそれは色の組み合わせが様々できれいです。
どの籠にどのハートを組み合わせるかを考えるのも、楽しい作業です。
手持ちのビーズだけでは色が足りないので、買い足しました。

今日の朝ドラ「エール」、録画しておいたものを夕食の時に見ました。
何と最終回は、NHKホールでのコンサート。
出演者が古関裕而さん作曲の楽曲を、次々と歌いあげました。
スター御手洗（古川雄大さん）、プリンス久志（山崎育三郎さん）、音の母親（薬師丸ひろ子さん）、藤堂先生（森山直太朗さん）、その妻昌子（堀内敬子さん）などなどが、昭和の歌を昭和の歌らしい節回しで歌い上げました。
最高だったのは、馬具職人岩城を演じた吉原光夫さんの「イヨマンテの夜」
響きのある深く味わいのある声で、声量豊かに歌い上げられました。
馬具職人という配役だったので本編で歌うシーンは一つもなかったのですが、なんと彼は劇団四季のミュージカル俳優さんでした。

そして最後に歌われたのは、「長崎の鐘」
歌唱は古関裕而の妻金子役（ドラマでは「音」）の、二階堂ふみさん。
透き通った歌声で、涙が出るほど感動的な歌唱でした。

コロナで２か月半のドラマ中断、志村けんさんの死、東京オリンピック開催を見込んだドラマだったのにそれが中止になったりと、逆風の激しく吹く中のドラマ展開でした。
それでもこのドラマを作った方々は工夫を重ね、朝ドラとしてはあり得ない悲惨な戦争シーンを描き、随所に音楽をちりばめながら楽しませてくださいました。

最後にこのコンサート！！！
朝ドラの歴史に残る、ドラマになりました。