れんげそう畑

主治医と相性が合わないので、看護師さんに相談をしていて、今日改めて師長さんと話したんですが。
「看護師には主治医を決める権限はない」と言われてしまいました。患者が希望しても、それをドクターに伝えてはもらえないのか?　

同じ病院内で主治医をかわるというのは、勇気もいるし、自分からはとても言えることではありません。「主治医を決めて欲しい」と言っているわけではないんですが…。今は県外の大学に行ってしまった前の主治医の時も、2度目の受け持ちだったにもかかわらず、泣きながらその前の先生や師長さんに相談してました。その時は主治医そのものの交代は望まなかったので、どうしたらスムーズにいくのかを悩んでいたわけですが。

その前の先生の時に「これだけは必ず伝えてください」と申し送りをお願いしていたことと、正反対の方針になっていて…。その時も赴任先の病院に電話して、確認しましたねー。
申し送りを見てもなお、そうされているのか。だったら私の出方も違って来ますし。まあ、その先生とは2度目で知らない
仲ではないし、基本的に好きでしたから。…ってその先生が県外の大学に行ってしまったんですが。知ってる先生でもこんな調子です。

その時、かなりきついことを言われたので、できれば師長さんに直接、は避けたくて。今日も予想以上にきつく言われました。転院するにもかけもちで探してもいいとも言ってもらえたんですが。結局、また元主治医に電話しました。ずっと泣いていたので、電話できる程度になるのを待って…。

今日は前回よりも会話が成り立ったというか…。転院先でいいところがないか、行く行かないにかかわらず聴いておきたかったのですが。転院についても私の悩み、迷いを打ち明けると、「転院するより先生に1,2分さっと会って、薬もらって点滴して帰って来たらいいですよ」と。この前のように「大丈夫ですよ」とは言われませんでした。ちっとも大丈夫ではないのに、意味なく言われるこの言葉、嫌いです。逆に「どうせ1年か2年したらまた先生も替わるんですから」と言われ素直に納得。

次は合うことを期待しつつ…。今替わったばかりなのに、もう次を考えているなんて気が早すぎですが。「生理的にダメ」とか、「せめてちゃんと診て欲しい」などと本人に直接言えるわけもなく。今は胃がメインになってしまってますが、本来は呼吸器なので、聴診はつきもの。割り切るどころか、自分で大丈夫と思っていても、それを証明して欲しい、という気持ちがあるので、ちゃんとして欲しいですが、さすがに女の私が男の先生にそんなことは言えない。その辺だけでも、看護師さんから言ってもらえると助かったのですが、先生をかばってました。

投書箱があるので、記名せずに「○○先生」と書いて入れたらどうかなと思ってたんですが。それは事務所で開けるので、他の人の目に触れるし、院長にも周り、対策を考えるので、その先生には行かない、と。口で言えないなら、病院宛に差出人を書かずに主治医に手紙を出したら?とか。でも、差出人のない手紙なんてなんだか受け取るほうも嫌だし。一般論でなくて個人的に文字にするなら、具体的なところまでつっこみたいけど匿名ではつっこめないし…。

「先生も一生懸命やってる、手抜きなんてしてない、今は患者さんも多くて、替わったばかりで精一杯、待ち時間が長いと私たちも苦情を受ける」と。前の先生の働きで、患者さんが増えたらしく、それをそのまま引き継いでいるから慣れない先生はこなすので大変なんだ、と。交代してすぐで1人当たりに時間がかかり、必然的に待ち時間が長くなるのは仕方ないことです。私は、それに対しては理由は分かるので苦情としては言わない。ただ、きついのでベッドで休ませて…は言いますが(笑)。

極めつけ、「それでも書きたいなら投書で入れていいよ」なんて半分意地悪のように言われると、悲しくなりました。私は院長に言いたいのではなく、主治医に伝えたいのであって、本人に届かないのなら意味はありません。それなのにそんなこと言って欲しくなかった。

結局、ここで書いてるということは、もっといけないことなのかなーと思わないでもないんですが、他のこともでしたが、とてもショックでした。実は、前の主治医の時に「○○先生はよくしてくださって…」と匿名で入れてたのに、それも本人には届いてないのかぁ。今度は「事務所で処理しないで、当人に伝えてください」と書きたくなります(笑)。

私も最悪の時は先生に会わずに薬だけにしようと思ってました。他にもっといい案は今のところないと思うので。ただ、今、薬が合ってないので、さすがにそこをどうしたらいいかまでは、自分で決められないから相談しないといけない。前の主治医も、他の先生と同じように「あの先生は自分のほうから何か言うタイプでもないけど」ともう1人の先生と全く同じことを言うのでした(笑)。

私にしてみれば、あれで言わないのなら、言うタイプの先生ってどんな?という疑問がありますが…。私の限界を分かってもらえたのが救いでした。大丈夫じゃないのに大丈夫と言われてもつらいだけです。

でも、またもや仲良しドクターにも電話してしまうのでありました。こっちの先生は、O型っぽくて、ほんわかしていて、
気持ちが明るくなれるのです。今のメインは精神的なもの、そばにいれば落ち着くことも分かっているので、「遠いけど入院しに来たらいい」と。

新しい先生と初日に合わなかったら、仕事も検査結果次第…と上にも言ってあったので、そのまま入院できたんでしょうが。1回目はそんなになくて「このまま仕事やれる」と返事を
した後で、2回目にコロッと変わられても、私は後退はできません。どんなに泣いてダウンしても、辛くても、仕事は仕事で家でやっていかなければ、教えることはできません。体の具合が悪い、胃の激痛で動けない、というのなら臨時で休むこともできますが、精神的なものでは理由になりません。私も不本意です。

気分転換を兼ねて、現実逃避に旅行気分で軽い気持ちでおいで、というその気持ちも嬉しいんですけどねー、少なくとも夏休みにならないと1日家を空けることも不可能です。他にも色々提案してくれました。この前は、入院したくなかったら、薬の効き目を見る間、滞在でもいいとも言われました。
他にもっといい薬がないのか、よその病院に専門の先生がいるので聞いて、私の主治医に話してみる、とか。(しっかり、嫌なら言わないけど、という言葉もありました)　

でも一番の薬は、その先生と実際に会ってゆっくり話をすることなのかもしれません。私の誕生祝いしよう、とお酒がダメならお茶、と言ってもらってもう2カ月…。1週間の入院ではそんなに保険も下りないし、荷物も多くなるし。お金はかかってもホテル滞在が落ち着くのか?　分かりません。何度デートできるかによります(笑)。残念ながら既婚者なのでした。

あと、「本当はあんまり良くないんだけど」と違法ギリギリ、というか厳密には違法…というぐらいに融通をきかせようとしてくれているのですが、私も一応「その道」なので、開業医ならまだしも、勤務医がそんなことをしていては立場も悪くなってしまいます。大事な人にそんなことさせられないので「それやると違法でしょう、さすがにそこまでは…」とお断りしておきました。

薬のことを他の先生に聞いてみるというのでさえ、相手の先生が忙しくてなかなか聴けないから遅くなるかも、なんて言われたらそこまでしなくても、と思うんですが。なんとか助けてあげたい、という気持ちがビンビン伝わって来るので、甘えておきました。本来の自分の患者さんもいるのに、全くのボランティアになる私の世話まで…。ありがたいです。この先生は「遠慮するより頼って!」というタイプみたいです。

それにしても、みんな口をそろえて「家族とも相談して…」という言葉が出ます。もういい年なのに、結婚しているならまだしも、独身なのに、なんで家族に相談しなきゃいけないんだろう?とも思えてきます。もしも薬を代わりに取りに行ってもらったり、転院して行きにくいところになるとしたら、
車での送り迎えも考えてもらわないといけないわけですが。

私が生徒に勧めている患者接遇の本があります。それには「接遇は処方である」とサブタイトルがあります。まさにそうだなーと痛感してます。最初は、1錠で効く魔法の薬だと思った、今飲むといまいちな薬。それは、その薬を選んでもらっただけでなく、先生が長時間私と時間を共にしてくれたからに違いありません。ちなみに、こっちも全く怪しくありません(笑)。

病院勤務の頃、職場の先生と3人で昼休みに食事して、職場の先生が「私を食事に連れて行ってやってくれ」と堂々ともう1人の先生に言われた訳でして。私は形だけ「先生は?」と言うと「俺は忙しい」などと気を遣ってくれたのでした。もちろんその夜はデートとなりました。　

病院にいた頃にはそうやって、先生を捕まえては「また合わない～」と定期的に訴えていました(笑)。「またか…」とため息をつきながらも、ずっと話を聴いてくれてました。でももう今は言えません。それこそ家族は打っても響かない、脳天気で私の気持ちなぞ理解不能なんです。だから外に言うことになる、それでまた責められるとダブルでつらいです。病院を離れてしまったことの孤独は、失業中より転職してから強くなりました。

今日はなんとか少し夕食を摂りましたが、かなり長時間泣いてました。泣いて、疲れて、眠って。その分今から取り戻さないと次の授業に間に合わないという現実が苦しいですね…。

目が覚めて、水を飲もうと片手にペットボトル、片手に水が少し入っている湯飲みを手に、イスに座ろうとしてました。
泣き腫らした目で、寝起きは視界も少しボヤーッとしていたのでしょうか?　テレビのギャグのように、イスに座り損ねて。とりあえずちょこんとお尻は乗って、転びはしなかったのですが、湯飲みの水がビチャッと顔からスカートまでかかってしまいました。

母は夕食時から、私が泣いていることに気づいてましたが、「まだ泳ぐには早か(=早い)」と笑って、水を拭くように差し出したのはタオルではなく、そこにあったエプロンでした(汗)。でも、床は拭いてくれました。私はあまりの情けなさと水がひっかかるなんて、こんなことがあるんだ、とひきつったまま「ははは…」と笑ってました。そんなことをしてしまって、実はまたショックを受けているんですけどもね。

そして、今朝は人を殺してしまうという、これまた恐ろしい夢を見ました。全く知らない人でした。この精神状態は何だ?とものすごく怖いものを感じたのですが、全体的に夢占いをすると、なんと!　いろんな運がすごくいいんです。2,3日のうちに恋の予感?　どうなってるの!?　とりあえず、自分の嫌いな部分を殺して(なくして)しまいたいような願望が深層心理にあるんじゃないか?と悩んでましたが、そうでもなさそうで。心理学にある程度基いてはいるんでしょうが、所詮は「占い」なので出会いには期待しないようにしよう(笑)。