れんげそう畑

28日昼間はピアノ、夜は授業。前回のレッスンから1週間。とにかく時間がないので、レベルを落として曲の「流れ」を作ることに専念。しかしメロディ単音もままならず。

レッスンでは…「もう、わざと楽譜忘れて来たかったですよ～(笑)」「忘れて来たんですか?」「いえ、持ってきましたけど(笑)」。非常～に苦しい時には先生の前で弾きたくなくて、楽譜を置いていきたくなります。やったことはないですけど。

ただ、月曜日の授業中、板書していると手がしびれて来て、その後もピアノを弾き続けているとやはりジワーッと来る。タイミングとしてはいいわけっぽくて嫌だったんですが、とうとうピアノの時に言いました。ここ1カ月ぐらい手がしびれていること。今の曲と前の曲も右手がハードだったのでそれもあるのかなぁ?ということ。

前回のあまりの悲惨さに弾きたくなさそーなコメントをしていると、「曲変えますか?」と言われて。その時はすでに何週間も少しずつでも練習してきたので、頑張ればそのうちになんとかなるのではないかと思い、「うーん…、うーん…」とうなりながらも変えるとは言えなかったですねー。でも、この曲で手に負担が来ているのなら、今回は今ならまだ変えられるかな、という気持ちもありました。

結局は、(病院で)「ピアノを弾いていいか聴いてください」ってことになったんですが。私は、以前仕事で手を傷めて一時期休んで転職、という経過をたどっているので、なんとなくピアノ禁止になってしまいそうな気がして…。「ピアノ弾けないと寂しいですよね～」。先生としては、他の生徒さんの話もされて、ひどくならないうちに…という感じではあったんですが。私はあきらめモードに入っているし、整形でも匙を投げられたし、どーしよーもない生活に逆戻りか?と
すごく暗～い気分になってしまっていたのですけど。

なぜかその後にレベルアップの話になるのは、先生なりの励ましなのでしょうか?(笑)　私はこのままではピアノはお休みにするか、なんとなーくそのまんまおしまいになってしまいそうで寂しかったんですが…。実は11月で今の先生になって4年目に突入します。こたつ大好き人間の私が、ピアノのために椅子生活にして「椅子の上にも3年」になるんですけどもー、何やら練習曲に逆戻りぃ?　それにしても、前習っていたところの話をよーく覚えてらっしゃるのが怖い(笑)。本人はそんなのやったことすらもう忘れてましたからねー。

後は、先日、ピアノの発表会に行った時のことを話してました。「緊張して具合悪くてどーしよーもなかったですよ～!」。ピアノの発表会の雰囲気って、弾かないはずの私が緊張してもそーんなに不自然でもないようでした。「いやー、自分の時に先生に再確認されなくて感謝しましたよぉ(笑)、再確認されたらその場にいるぐらいは…と思ってましたから、ずっといたら大変なことになるとこでした、救急車もんですよー」と言っているにもかかわらず「来年この曲でどうですか?」などと言われるのはなぜ?(爆)

さっきの「聴きに行っても緊張した話」、よーく理解してくださっているのとは裏腹に、「1年かけて…」とか「終わった時の解放感がいいんですよ～!!」とか。そのたびに私は「いやいやいや」(嫌+NO(笑))。「いえー、とんでもないです」。「解放感は授業の終わった後だけで十分です(笑)」。「いや、また違う解放
感なんですよ!」　ピアノのセールスは軽く流されるのに、いつになく笑顔で説得に励んでいる先生でありました(笑)。そして笑顔で抵抗する私。もう完璧にじゃれ合っている感じ?　
先生としては、本当～のところは出て欲しいのかなー?と思うと「…」になってしまいますが。弾く、弾かない、置き場所他は別にして、発表会に出るよりは、物の購入と考えるとピアノ買い換えのほうが実現可能に近いところにあります(爆)。

新曲が悲惨に終わり、もう笑うしかない状態で、「次は…」となって、とりあえず1回だけ弾いてみていた「最初から今まで」のA4版の楽譜を取り出して。「何にもないと言いつつ、何か準備されてるんでしょ?」としっかり読まれております(笑)。でも、その先がね…。本当に持って来ただけで、弾いてと言われても非常～に困る。楽譜小さくて見えないし、緊張するとなお読めないし。身を乗り出して楽譜を見つめてました。

ちゃーんと心得てらっしゃる先生は、隣で伴奏をスタンバって、「はい、どうぞ♪」。でも、先生のレパートリーでもあるので、先生とはキーが違って…。私のやることですから、ハ調の楽譜です。じーっと楽譜を見つめて音程を確認している私に多分楽譜を見ずに助け船を出してくださったんですが、私が「いえ、ミです(笑)」。キーが違うことに気づき笑われ、もちろん私のキーで合わせてくださったのですが…。やはりついて行けず、先へ先へと数カ所音程を言われるんですが、楽譜とにらめっこしていると、鍵盤の場所を探すのに一苦労(汗)。いきなりはかなり無理のあったアンサンブルはイントロだけでおしまいになってしまい、「最初から今まで」というよりは、「最初からここまで」になったのでありました…(苦笑)。後はヨン様話。「CMで白いピアノを弾いている」とか。ピアノのレッスンでするにはうってつけ?

病院、行きたくないなぁ…。今日の仕事中も板書しながらちょっとつらかったので、セーブしながら流れを作っていったのですが。出勤するのに荷物を持ったとたんに手がしびれましたからね。これはピアノというより、一番は肩かなーという気がしてます。収入や仕事がないときついんですが、仕事を頑張るためには、今やもうピアノは欠かせないものになってしまっていて、まあ、この程度のしびれなら日常生活に支障はきたさないので、不本意ながらピアノの練習時間をセーブすればなんとかなると思いたい…。

仕事をセーブすれば、体としては、肩や手の負担も、徹夜による体力の負担もなくなるんですけどねー(苦笑)。今日の私の生徒さんは、同世代ばかりで、和気あいあいとやってました。「宿題に6時間かかった」とか「今日は朝5時半までやった」とか。「あー、私より遅くまでされてますねー、私は○時でした(笑)」と言ったけど、考えたら私も5時半までやって、「ピアノだっ♪」と血圧低いのにもかかわらず起きて、精力的に活動したのでした(笑)。

私の徹夜生活を聞いてびっくりした様子だったので、「みなさんにお教えするためには、それ以上に勉強しないといけないんですよ～(笑)」なんて軽～く言いながらホワイトボードに向かったわけですが。体もきついし、出勤しない日も結局は外出するでもなく、「ひきこもり(笑)」してますし。自分の朝からの通院も最近はおっくうで、そんなのを考えていると、仕事よりピアノを取りたくなるわけですが。

昼間に生徒やって、その夜に先生をやると、昼間の私が向こうにいる感じ。ハイテンションになっている、授業やってる本人より、聞いて新しいことをその場で吸収しないといけない生徒さんも疲れますけどね。「こんなの受験勉強以来」だそうで(笑)。「うっ…」と来ながらも授業中えへへと笑っている。(研修中の私はひきつってました)　帰りも笑顔で帰ってくれる、その人たちを見ているとですね…。

ピアノの日は授業の後は解放感よりは充実感のほうが大きいのかな。講師仲間の諸先輩方も素晴らしいのですが、私の講師としての人間的な目標は私のピアノの先生かなぁと思います☆　私は趣味でやっているので、人生の転機という、関わりとしてはかなり違うところがありますが。もちろん、私の先生もプロ目指している人も指導されているわけで。

私の場合に戻ると、まずはリラックスして授業を受けていただけること、そこである程度理解していただくこと、自宅での勉強が苦にならないこと…など、一緒にいて楽しい時間(ピアノの時は面白いもありますが)を共有して、結果的には成果を出して満足していただきたいですね。…って、私の考える成果は資格を取ること、就職希望者は就職決定なんですが、ピアノに置き換えると発表会!?(笑)

…掲示板にちょっと書くつもりだったのに、結局日記になっちゃいました。でも先週分はお休みになりそうな予感。