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28日にショッピング専門のチャンネルで注文した、ホットピンクトパーズのペンダントトップが届きました。出勤直前だったので、中を開けることなく出かけました。今日は帰宅も遅く、疲れきっていて、食後、深夜0時を回ってからやっと開封し、着けてみました。
開けた時はとても「きれい!」と思ったんです。ルビーに近い色合い。でっかいし。ホワイトトパーズの取り巻きも、メレダイヤのようです。そして、バチカン部分にもホワイトトパーズ。台には10Kが使われています。テレビでも見ていたはずなのですが、台が金だからチェーンは金と思いこんでいたんですね。 ところが、金のチェーンを通すと、バチカンの表はホワイトトパーズで銀色系なものだから、なんだかおかしい。それじゃあ、とあれは何タイプと言ったか忘れましたが、堅めで輪の状態のホワイトゴールドのチェーンを通そうとしました。バチカンのサイズも表示されていました。厚さ5mm。そんなに太いチェーンは持っていません。通らないなんて予想すらしていませんでした。落とし穴があったのです。手持ちのホワイトゴールドのチェーンの、金具部分の輪っか。引き輪とチェーンをつないでいる金具の向きが変わらないのです。大きさは5mmないはずなのに。立体的になってしまうので、バチカンに通らないのです…。 じゃあ、とスクリュータイプのプラチナの長いネックレスに合わせてみました。なんだかしっくり来ないのです。豪華なはずのペンダントトップが、まるで1000円の安売りのおもちゃに近いものに見えるのです(泣)。返品しちゃおうかなと思うぐらいにがっかりしています。 がっかりしていることはもう1つあります。今の生徒さんの差です。できる人は、私が気を抜いていると間違いそうな「できるからする質問」をしてきます。そして別の生徒さん。最低新記録を作ってしまったお方です。でも、この前の試験では、それからするとかなり努力の跡が見えました。それでも、配点の関係で点数としては合格ラインにほど遠いのです。 皆さんそうなんですが「検査が分からない」とおっしゃいます。いつものことなので、慣れっこなんですが、私は新メンバーになった時に生徒さんがどれぐらい病院にかかったことがあるのか確かめます。例えば、画像診断という分野では「CT撮ったことありますか?」撮ったことがなければ、「テレビとかで機械がどんなのかは見たことがありますか?」という具合です。自分で資料を作って持って行っても、普通あまり見てもらえないので、学校の方針もあり、教材以外のものは極力持ち込まないようにしています。 考えてみると、病院時代の私の先輩で「カルテって何?」と言った人がいるのです。病院なので、カルテの現物はずらっと並んでいます。「カルテはこれ」と見せることができます(笑)。先輩なので、そんな爆弾発言をした後、その人の周りでどんなことが起こったのかは分かりません(笑)。病院に入るまでは、風邪薬すら飲んだこともなかったそうです…。ただ、献血好きで登録しているのです。だから、献血をする時に行う検査などは わりかし分かっていたのでしょう。何より、病院勤務の経験は私より長かったわけでして…。 ただ、「検査が分からない、何が分からないのか分からない」は説明してもすぐ理解できる感じではなかったので、しばらく様子を見てまずは復習してもらい、そろそろ少しは理解してきただろうと、一緒に問題を解いてみたのですが、私はやっと分かったことがありました。尿検査をするのに尿が必要、血液検査をするのに血液が必要、そこから分からないのです…。説明しても理解できないようなのです…。今思えば、難しく書いてある本を示したのがいけなかったのかもしれません。逆に、よく今まで専門用語にもついて来られたなと不思議なくらいなのです。 そういうのもあって、輝く宝石もなんだかありがたみが薄れたのかもしれません。これが恋人からのプレゼントだったら「わー、きれい!」と感激しているに違いありません。「豪華」と喜んでいることでしょう。 悲しいことに、私の記憶では学校で尿検査や血液検査の仕組みを習った覚えはないんですよね…。私としては習わなくても実体験で収得してきたことなのかも。大人なら誰もが知っていて当たり前と信じていた私がいけなかったのかもしれません。病院に縁がなさそうな生徒さんの健康に驚くしか…。病院で後輩に説明するなら現場を見せればとても簡単な話なのに。でも、そんなに元気だからこそ、分からないものを分かろうと仕事と両立して、時間をかけて勉強されているのです…。試験前日には○時間勉強した、とのことで、その数字にはびっくりしました。頑張り屋さんなのです。「カルテって何?」より難しいこの現実に、今日の私は無力だったことに非常にがっかりしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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