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れんげそう畑

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2007.05.16
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カテゴリ:病院
この前の日記に書いた、やっと市内に戻って来た主治医に15日に電話しました。
新患外来の金曜日、頑張れば18日に受診できるかもしれないけど、確実に行けるかは分からない。
だから、日付は黙って相談しました。外科の先生に言われていたこと。

「もしもその際にはよろしくお願いします」ということで、そのうちには受診したいと思っていることだけ伝えておいた。

まずは「息苦しい」というのを言って。でもそれは、前回の通院の5/2に、次回レントゲンを撮ろうということになっていた。それは黙っていた。

病院に行ってみると、患者さんは少なかった。が、この前のロスタイムのことがあり、ナースから「点滴を先にしますか?」と聞かれ、「はい」と答えておいた。再度呼ばれ、点滴室の手前のベッドが空いているので横になっておいてくださいと言われた。

すると別のナースが「先生が先に診察しましょうと言ってました」と。
先生がいったん外来を離れたのは見ていた。レントゲンを撮って、私が外来にフィルムを渡すまでに、分からないながらも大きな異常はないのかちらっと眺めていたが素人目には何もなかった。

診察の順番もそう待たなくていいだろうと、待合室に戻ろうとしていたら、ちょうど私の横を主治医が通り過ぎた。悲しいけれど、私の後ろ姿に気づいたのか、まだ後ろ姿では分からないのか、それとも…? こちらを向いているナースが「あ、先生」みたいに気づいていた。
先生は無言で診察室に向かっていた。

結論から言うと、先生はやはりフィルムを見ながら説明したかったようだ。
主治医が替わって初めて撮った写真でもある。前回1月に撮っていて、写真が2枚、並べてあった。

私は改めて真っ白い箇所がないか眺めた。「ここにギザギザがあります」と指された。
向かって右。驚いて、数日は右肺にそういうのがあるのだと思いこんでいた。
「1月のにも写っていますし、以前の炎症の痕だと思いますから心配しなくていいです、肺はきれいです」とのこと。

確かに、全く同じように1月の写真もそうなっていた。
私は右肺に影がある。CTには写る。後で思ったことだが、新しい主治医はそれを知っているのだろうか? ただ、前の主治医の話ではその影は以前より小さくなっているし、レントゲンを撮った際にも「異常ありません」と言われていた。

ほとんどベッドサイドでの診察だったので、自分のフィルムを見ることはなかった。
私がCTを見るのを拒否しているから、というのもあったのかもしれない。

服のせいもあったが、いつものように遠慮がちな聴診ではなかった。
「胸の音を聴かせてください」と言われた気がする。私は普段どおりに服をめくり上げた。
前回までのように、サッと聴診を始めてしまうことはせず、私が準備するのを先生は待っていた。

とても真剣な顔つきで聴診している先生や、気を遣っているのか下を向いたり視線をそらす先生も多い。ちらっと主治医の顔を見ると、いつものように大きな目で、真正面にある私の胸をじっと見つめていた。笑顔ではない普通の顔で…。

ちょっと意外だった。が、真剣に目を見開いて見られていなかったので助かった(笑)。

最初は、心臓のほうを心配していたのか、ホルター心電図の話をされた。
「受けたことはありますか?」
ないというと、とても丁寧に説明を始められた。知っていると言うのは悪い気がして、知らないふりをして、ずっと説明を聞いていた。けれど、それも「希望があれば」するということで、希望しなかった。

若い時に期外収縮がひどかった話をすると、「手を出してください」と脈を取ってくれた。
何年ぶりだろう~。とても安心する。先生が手を離した後、黄色く指の跡が残っていた。

期外収縮は回数が問題ではないと。「お年寄りでは3拍に1回おかしい脈の人もいるんですよ」
「えーっ!?」
この先生は口調も顔も明るいので、私のリアクションまで大きくなってしまう。

「肺はきれい」ということは分かったのだけど、それじゃあどうして息苦しいのか、分からなかった。聴こうかと思ったけれど、処方の話に進み、先生はパソコンに一生懸命入力している感じがあった。

「次の予約は仕事の関係で1週間後でいいですか?」と私が言うと、またパソコンに向かっていた。
予約の管理まで一緒にしちゃってるの? 薬をもらう時点で言ったほうが良かったのかな。
手間を取らせてしまったので、結局聴くのは遠慮してしまった。

診察後、また婦長さんと廊下であったので「聞いてください」とつかまえた。
「これこれで外科の先生に受診を勧められたから○○病院に行こうと思って。」と、前の主治医の診察を受ける旨、経緯を話した。

私:「今の先生は私より年下だって言うし…」
「でもれんげそうさんよりは大人よ(笑)」
「残念ながらそうだけど、私が素直になれないから…」

婦長さん「先生に聞いてみたら?」
「診察が終わったのに? もう向こうの先生には電話したし、あさってぐらいに行きたいと思ってるんです」

という感じでやりとりをしてた。
何を聞けというのだろう? よその病院に行ったほうがいいか? 
それとも、よそを受診しないで、向こうで診てもらいたい症状のことを主治医に? 
肺はきれいなのにどうして息苦しいか聞けないぐらいなのに?

今からまた先生を呼んでもらってもう1回聞くの? それとも次回まで待つの?
たくさん疑問がわいたが、婦長さんは笑っているだけだった。
だが、婦長さんの言うことがもっともだったと思うことになるのだ…。(続く)





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Last updated  2007.05.20 02:37:06
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れんげそう@ Re[1]:叔父の急死(11/30) 人間辛抱さんへ ずいぶん古い記事にあり…
人間辛抱@ Re:叔父の急死(11/30) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
れんげそう@ Re:おじゃまします!(04/28) 長崎県民さんへ 訪問とコメント、どうも…
人間辛抱@ Re:酢豚=スーパイコ(04/28) コメントを頂きまして、 誠にありがとうご…
れんげそう@ Re[1]:10月の 風鈴(10/05) 人間辛抱さんへ まめなコメントをありが…

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