カテゴリ:仕事
昨夜、私がバイトに行っている間に、本業の同僚から電話があったらしい。
私が帰宅してからでは遅いので、改めるとのこと。でも「聞きたいことがある」という用件だったそうなので、こちらからかけてみた。 あいにく、留守電だった。名前ぐらい録音しておいた。そしたら、間の悪いことに、来客の約束の直前にかかってきた。しかも、それまで家族への来客でうろうろできず、私はやっと時間もでき、各所に電話し、まだ寝巻からの着替えもできていなかった。 「聞きたいこと」とのことで、嫌な予感はしていたが、まずは聞かれはしなかった。 これこれこういうことがあった、という話をされた。 最後は「明日、辞めると電話する」と…。 彼女もずっときついながらもやっているのは分かっていた。 まあ、辞めるのは誰が早いかなーと思いつつしている(いた)仕事なのだけど。 最初の「きつい理由」は私も同じなので、そうだよねと思った。 しかも拘束される割に収入はたいしたことない。 そして、彼女はなんと本業が別にある!? 本人から聞いたことはないけれど、 最初に始めた私と同じ仕事の後で、他の仕事を探し、どうも収入が逆転しているようなのだ。別の人からはそっちが正社員と聞いたような気もする。 そんなので家で仕事できるはずがない。そして、家でできていないようなことを周りから 耳にしていた。はっきり言って、本人とは会議ぐらいでしか会わない。会議のついでに食事やお茶もほとんどしない。その人のことは、知っているようで、知らない。 でも「辞める」とまで言い出した理由は、どうも担当者の話らしかった。私も一度カチンと来て、キレた相手。他の人も「都合のいい時ばっかりへこへこして」と、立場上、その人に限らずあっちサイドの人のことをそう言う。 確かにそうかもしれない。 ただ、私はできないことはできないとはっきり断っているから(笑)。 あまり無理しないように収入より体調優先でやろうと決めて入った仕事だから。 しかし、私が休んでいることでのしわ寄せは隠しようがなく来ているようだった…。 私も軽い仕事ならできるのだけど、逆に言うと「おいしい仕事」で、それだけはするとも 言えないし、もしものことがあって、その日に体調が悪いなど、穴を開けてしまうことは 許されない。そうなると、順番で絶対というのでなければ、やっぱり無難に断ってしまうことが多い。 彼女は、最近別の仕事を休んでまでも頼まれて仕事を引き受けたらしい。 状況がよく分からないが、これまで話に聞いた範囲でも、そのまま両方は無理だろうと 客観的に見ても思う…。 でも、担当者の言うことも分かる。けど、私もそんなことをやってしまったのだ…。 違いは、前もって言っていたかどうか。あと、普段の勤務状態かな…。 彼女を苦しませることに関与してしまい、私は何と言いようもなかった。「聞きたいこと」と言われ、もしかして…というのは感じてた。でも、直接それとは違っていた。 私が代わりをできないか聞かれるのかと思っていた。 私の代わりをしてくれた同僚にとりあえずメールした。なんせ、あと数分で来客で、 申し訳ないけど、電話がかかって来た時も、先に都合がいいか聞いてくれず、 いきなり話し出されたので、途中でさえぎるしかなかった。 せめて…。担当者に腹が立つから辞めるということだけでも 考え直してくれないかなと思った。 担当者に相談した内容の返事がまだ来ないのだという。私の時も遅かった。しかも、私には予想外に早い返事を求めたのに、だ。いきなり会議の時にみんなの前で返事をされたこともある。会議の場でのそれは別に急がないというか、返事がないのなら私は行かないよ、と言うまで、と決めていたけど。 あいにく、私がメールした同僚は高速バスで移動中。何通もメールを交わしたけれど、本人がいないところでちょこちょこメールしていても始まらない。せめて、電話で話せれば良かったのだけど。「その人が辞めるのは寂しい」という言葉が出て来た。 私は多少の責任は感じていたけれど、直接的に一緒に仕事をしたことがないし、もっと言えば感謝することもほとんどなかったと思う。それぐらいの関係だった。 でも「寂しい」と言えない自分が寂しかった。 せめて今回までは…と引き留めてみても、「もう体調も悪いし」と言われれば、現に体調が悪くて休んでいる私としては、それを押してまでやれとはとても言い切れない。 切ないです。 そして時間の約束をしていた「来客」とは…。音飛びで修理に出したのに直っていないMP3プレーヤーのメーカーのサービスセンターの人。地元の対応が何から何まであまりにひどいので、本社の相談室に「もうこれ以上時間を取られるのもかかわるのもごめんだ!」と言ったら家に取りに来ると時間の約束をさせられた、地元の、しかも今日見ると前回修理を担当した人だった。 心なしか表情が硬かった。でも、品物を預かりに来ると分かっていて預かり証も持って来ていない。預けた証拠がないので、私が言ってメモ書きでそれらしく書いてもらった。 言わないとそのまま持ち去っていた。 そして、今日聞いてみると、修理前後の点検は、「何曲かは聴いたけど」ということで、徹底的にやったわけではなかった。音飛びは認められなかった、ということでイヤホンを交換してあった。私は音飛びする曲の番号を控えておいて、「ここ」とそれに合わせてチェックしてもらったら音飛びというか、相手は無音を認めた。 前回も不安というか、ここに任せてはいられないと、また本社に電話…。自分でも嫌になってくるのだけど…。この前も言ったように今日来た人に「もうこの繰り返しは嫌だから、 新しいのと交換してもらえないか」と切り出した。本社にも今までの経緯を言い、 「上のものがそちらのセンターと話をしまして…」ということになった。 私はまたこっちの人とかかわらないといけないから、今日も表情も硬かったし、上の人だけで決めて連絡を欲しいと言った。それを了解してくれたと理解していた。なのに。 また地元の、さっき来た人から電話があった。 本社の、お客様センターの上の人から連絡が来るはずじゃなかったの? 新品との交換は考慮するとのことだったが、中身の入れ替えまではしぶっていた。このままやっても、新しいものにもそのまま悪い録音状態のものが入る可能性があるとのこと。 デジタルだったらどうのこうの…とも言っていた。 でも、考えてみたら、そこの会社はパソコンは出していない。 だけど普通の認識だと、音響関係の専門の会社だよぉ パソコンも作っている会社だったら、 ちゃっちゃと作業してくれたかもしれないなーと思うと、 また腹が立つのだった。 そして、こんなことのために、いくら親しくないとはいえ、「辞めると言う」と 電話して来ている人に、話を中断させてしまったのが申し訳なかった。 一応後輩なのに、先輩として私は何もしてあげられないようで…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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