カテゴリ:イベント
遅くなりましたが、3/26に長崎北病院で行われたロビーコンサートのレポをやっとアップします。
なんと! 14周年記念でした。 14年前から毎月1回、入場無料で行われていて、今回が169回目とのこと。 1回目のゲストが、今回と同じ、木管アンサンブルPOE(ポエ)で、14周年だからと、 同じメンバーを呼んだようです。その中でも、先日先に紹介した「いっちゃん」が今は 東京在住なので、他のPOEメンバーはたまにしょっちゅう(?)ロビーコンサートでの演奏はあるようなのですが、4人揃ってのオリジナルメンバーでは本当に久しぶりでした。 この病院は移転して半年。 元は私の勤務先の病院の近くで、ロビーコンサートが羨ましかったです。移転のことは このイベントに行く決意するまで知りませんでした…。 私がこの前行ったのは2年前の夏ぐらいでしょうか。やはり同じメンバーでの演奏でした(笑) 個人的には、今の場所のほうが、バス停が目の前にあるだけでも行きやすいし、 帰りのバスも心配しなくて済むルートなので助かります♪ この前行った時にはまだ、ファン仲間と「今度行く?」という連絡し合っていましたが、 私の体調不良や金欠もあり、すっかりそんな連絡も途絶えていました。 行きたいと思っても直前まで迷ってやっぱりやめたり。 何より月末の水曜日にコンサートで、私がよそに水曜日に通院してたので体力、気力なしでした。 普通のイベントならば、早めに行き、特等席を取る私なのですが、病院や施設での場合、 やはりそこの患者さん達にまずは鑑賞していただきたいので、遠慮がちに その時の詰まっていた席の一番後ろの端っこに一人、席を取りました。 開演時間が近づいて、周りを見渡しても、知った人はいません。それに、1列4席でしたか、 早く来てしまったがために、反対側には椅子席はあまりなかったのが、どんどん増えて、 ステージ近くにいい席が増えてしまってます…。うーん、いっちゃんの立ち位置はどこかなぁ? POEの時にはあまり来ないので、詳しくないのです。 手元にもらったパンフならぬビラの写真どおり、あるいはもっと音楽に詳しければ、多分 楽器の音の高低で立ち位置も決まっているのかもしれなかったんですけどね。残念ながら、 結果的にはいっちゃんに一番遠い席になってしまいました。 でも、両脇に先に座ったもので、真ん中に2つ開いているのに座れないのか、病院の方が 椅子を増やしていることに、罪悪感もありました。詰めたほうがいいのかなぁ? でもこの時間になって今更、知らない人の隣に声をかけて行くの…?というためらいも。 「そこ開いてるんですか?」と母より年下風のおばさまが私に話しかけて来られました。 ごく普通に「開いてますよ」と答え、「どうぞ」と通路を通れるように立ったら…。なんと!! いっちゃんのお父様が横に! もう1度その奥様をよく見ると いっちゃんのお母様でした~!ぎゃー! お母様、失礼いたしましたっ!! 今度はちゃんと「あーっ、気づかなくてすみません、お久しぶりですね お元気でしたか?」などとご挨拶 お母様も変わらず、「私は市原の母です」なんて態度ももちろんなく気さくに世間話というか、 親戚のおばさんとの会話のような感じで話していただいて まあ、これ以上は一応一般の方ですので、詳しくは申し上げませんが。 なんと言いようもなく、 「大学院に2度も行かれるなんて、本当に勉強が好きでいらっしゃるんですね」と息子さんの話をするとご謙遜を…。終わってからも私にお礼まで言ってくださり、ステージ中も面白いと一緒に 笑い、素敵なひとときを過ごさせていただきました♪ いっちゃんの今後も気になる発言がありましたが、まさかお母様に聞くような 嫌らしいこともできず…。私も独身ですが、お母様に取り入ろうなんてことも企んでおらず(笑)しかし、演奏中に我が子のステージを見ているお母様の姿を見て、これまた 感動してしまいました。 お父様とは離れていたので、とうとうご挨拶せずに失礼してしまいました。 お母様は、花粉症? それとも…? 聞かないほうがいいかな、と。 ああ、この方がいっちゃんを育てた方なのだ、と。しかし私に親戚の子のように 温かく接しながらも、謙虚に目立たずにしていらっしゃるお姿が印象的でした。 天井が高く、「待合室になる音楽ホール」とまでいっちゃんが言っていた造りでしたが、 写真もギリギリズームなので、あえて天井はカットしました。 左から、ピアノ/堀内伊吹先生(長崎大学教授) オーボエ/市原隆靖さん(いっちゃん) クラリネット/小川勉さん ファゴット/種口敬明さん です 堀内先生はやはり「堀内先生」と呼んでしまいがちですが、実はそれぞれ最初のメンバー紹介で 愛称があるんですよ♪ ほりピー、いっちゃん、つーさん、たねちん…いっちゃんは慣れていますが、その他の方は 私的には「さんづけ」ですね(笑) 種口さんに至っては何度かピアノのレッスンに行った時に すれ違ったり、もっと凄い偶然な出会い方をしていて、ちょっと違う意味で意識してしまう お兄さんです(笑) 病院で司会をしていた方…理事長さん? よく分からないんですが、 「POEはアーティストかエンターテナーか分からないぐらい」というほどの楽器演奏、歌、踊り、パフォーマンスありの笑えるステージでして 確かに肩肘張らず、入場無料で(笑)近所からも普段着で気軽に行ける感じがしますね~。 しかし久々に聞いた演奏、当たり前ですが生ですし素晴らしかったですよ♪ どう素晴らしいのかは、素人ですのでごめんなさい(笑) それぞれがちゃんと歌えるし、ちょっとピアノの堀内先生は奥まっているので見えないんですが、 みんな笑わせてくれるんですよ 4人を写真に収めるのは大変で、ぶれてないのも少なくて。右端種口さんの頭には 照明が良く当たっており、ご本人もそれをネタに歌の時には「お日様」などという歌詞の時には 頭を指差し、笑いを取っていました。 いっちゃんをきれいに撮ろうとすると小川さんと2人しか入りません。名司会と楽しいトーク、 そしてもちろん美しいオーボエ演奏、きれいな歌声。 前川清のものまねして「長崎は今日も雨だった」の時にはかなりエスカレートして最後には歌詞は2人に任せていっちゃんは「あぅあぅあぅあ」状態で会場は爆笑。 それぞれの「卒業式の思い出」のトークがありましたが、堀内先生ってそんなに年ではないと 思うのですが、「まだ校内放送がなくて、卒業式でずっとピアノ伴奏していて、自分が卒業証書をもらう時だけピアノから立って校長先生の所に行って、証書を受け取った」のだそうです 季節に合わせて春の曲が多かったです。「仰げば尊し」を会場全員で大合唱。1番、2番とどんどん声が出てきて、3番はもうママさんコーラス状態でした。 私は本当に久しぶりに歌ったら、悲しいことに声が出ない! 自慢のソプラノだったのに、「今こそ分かれ目」の分かれ目~♪はもう出ません。 しかも、皆さんのチラシの裏には歌詞があったのに私のにはなく…お隣さんを黙って カンニングしてました(苦笑) そこからすると、大学に通いながらも音楽活動してるって こういうことなんだな、と以前と変わらないいっちゃんの歌声にますます感動! そして、長崎の歌メドレー。最後は服部良一大メドレーということで、私たちの世代は 聞いたことはあるけど歌えないよ、という曲。 「銀座カンカン娘」は帽子をかぶり、帽子を回したりする振り付き。で「カンカン♪」とお客さんでコーラスを入れてということでしたが、途中で打ち合わせしてたのか、 1度目のコーラスのところで「そんなんじゃダメですよ~」とやり直し~。 私は歌詞を間違えて固まったのかと思ってしまったぐらいで…。 その世代の方には良かったのでしょうが。 逆に中島美嘉の説明は他のメンバーが 「中島美嘉って知ってます? 入院中の皆さんよりも顔色が悪くて病気みたいで…(中略) あ、皆さんのは治療がいいんですね(笑)」とこれまた笑いを取ってました。 ということで。入院中の方も元気な方も、老いも若きも楽しめるコンサートでした。 途中、なんと救急車が来たんですよ! 事前連絡は責任者にもあっていた雰囲気でしたが、なんとブラインドを引いたステージの真後ろが玄関で、そこに救急車がサイレン鳴らして来て、赤色灯もピカピカしているわけですから…。 どうなることかと思いましたが、何事もなかったように進められて行きました。 あの時に運ばれた患者さんは具合悪いのにコンサートやってたら複雑な心境ですよね…。 どうなったのかちょっぴり気がかりでした。 病院でのコンサートって、こんなことがあるんですね。 消灯時間もあるので、私たちの帰りも遅くはならず、無料だし行きやすいですね♪ またお世話になります(笑) 実は、生いっちゃんとの出会いは、「珍しく」ゲストを呼んだ私の勤務先の病院でのPOEでした。 誰が企画したのかその人に感謝したいですね! いっちゃんからの電話を取った時にはもう自分を抑えるので大変でした(笑) 切ってから大騒ぎしたのは言うまでもありません。すでにファンでしたから。 なぜだか夏になるとお見えになる歌手の方がいらっしゃいましたが…。 お年の方は喜んでいたのでしょうか…? 私は仕事中に「聞きに行って!」と借り出されるのが苦痛でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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