カテゴリ:病院
診察後、点滴を受ける時、「先生は『カルテに何を書いていいのか分からん』って言ってたけど、私も何を言われたか結局分からない」とナースに言った。
「初めてで分からないからね」 こちらは症状を言ってるんだから、何を書いていいか分からないって、あり得ない! 吐き気がするとか、飲んでもいないのに酔っぱらいみたいに頭はボーッとするし、 足もふらつくとか言ったでしょ? 結局、診察と言っても話をしただけだし。お腹グルグルいって気持ち悪かったのに。 これまで、ナースが私の主治医を「○○先生はいい先生よねー」と個人的に声をかけてくれるので、話半分ではあんまりだけど、100%心からだとは思ってなかった。 私だって、その手の嘘は、ついてきた(笑) 患者にとっては、そんな嘘が嬉しいものだ。 一緒に働いていたら、何あの先生?という先生が患者にはなぜか人気があったりすることもあるけど… でも昨日、ナースの「いい先生」発言は、本当だと心から思った 入院中も思ったけど どうも、ストレスがあると、一気に吐き気が増すみたい。 静かに点滴を受けていたはずなのだけど…しばらくしたらまた吐き気がしてきた。 念のため、点滴開始の時に、吐ける物を借りておいた。 「吐かないと思うけど」と。 それがまあ! ここのところずっと「吐き気が…」と言ってるけど過去最高です。 午前中の病院、ずらっとベッドには並んで寝ていたけど、 人に遠慮している場合ではありません。 ひどいのなんのって 朝、無理して少し食べたのに、それでも、もの凄いオエオエだけで、中身なし。 あまりリアルに書いても…と思うので… ひどく苦しんでる私に気付き、コールしてないのにすぐナースが来て、背中をさすってくれた。 いつもは、主治医には「吐き気止めを点滴に入れてもらうことはできませんか?」と遠慮がちに聞いても、 聞こえていないふりをされてるんじゃないかと思うし。 先生が戻ってから、また苦しんで、ナースが連絡してくれるのだけど「帰っていい」とか言われるので… 内服のほうは、欲しいと言えばもらえるし、もういちいち聞かず、吐き気がしてきたら病院で追加して飲んでるけど。 「もう点滴に吐き気止め入れてもらおう」と、私もかろうじてうなずけるかどうか、というぐらいひどくて、 苦しんでる最中に、「よく効くよ」とすぐ入れてもらった。 点滴すれば薬より速く効くのは分かっているから私も主治医に頼みはするのだけど。 200mlで1時間、残りが少なかったのもあり、もの凄い苦しみからは比較的速く解放された。 それでも、思い出したように、またやっちゃうんだけど。 オエオエの咳どころか、吐けないし、なんだか喘鳴みたいにヒューヒューいってるんじゃないか?とすら思った。 そのうちに、苦しんでただけのはずが、どうも過呼吸だと気付いた。 隣のベッドとかにもナースは うろうろしてたので、私がすごい荒い息をしていたのも、聞こえてそうだけど、 病院で苦しんでるから、一応報告しておこうと、コールした。 「多分過呼吸だとは思うけど…」と言う私に、 「もう(自分で)分かってるもんね、ゆーっくり息しよう」と うながしてくれ、その前から深呼吸の努力はしていたけど、両手両足しびれてるし、なんだか針先まで変な感覚になってくる。 まだまだ深呼吸が足りないようで、「ゆーっくり、ゆーっくり」と、今度はずっと手を握ってくれて、 おさまるまでそうしていてくれた。 信じられないぐらい、最短で過呼吸がおさまった。 手のぬくもりも、気持ちも、とてもありがたかった。 とにかく、トイレに行きたくて、またコールしたら、光線の具合で分からなかったけど、もう点滴は終わりだった。 「抜いて大丈夫?」 なんだったらもう1本追加してもらう?ってことだったんだろうけど。 その時はいつもと違い、長居は無用!と思った。 直接会いはしなくても、点滴は200mlでも500mlでも関係ない、と言われた先生に、追加して欲しくなかったのかもしれない。 待っててもらった父とも、あまりいい関係ではないから、最初に「1時間ぐらい」と告げていたし。 正直、まだ具合悪かったです。 (書きながらも、目の疲れか、精神的なものか、具合悪い…) でも、とにかくトイレ、漏らしちゃいけなので 血が止まるのも待てず、とにかくベッドもそのままに、そのナースにだけお礼を言って、部屋を出てトイレへ。 父に荷物を預けていて、「もう終わり」と言うと、挨拶しなくていいのかと、私は動くのがきついからごめんしようとしてたら、父が受付で挨拶をしている。 声は聞こえていたので「本人は?」という、いつもサバサバしているナースの声に、やっとのことで近くまで行く。 「あの先生のこと、悪く思わんでね、○○先生(主治医)はよく話聞いてくれるけどね」 私を診た先生は、立て続けに急患だったのだそうだ。 そう言われてもねぇ。特別に頼んでもらって、待っていない身としては、まあ、誰に当たっても嫌な目に遭っていたであろうから…それにしてもちょっとあきれた。 点滴しながら、 「途中で具合悪くなったら、近所の病院に行ったほうがいいのかなー、ここまで来るだけでまたゲーゲーやるし…」 って言ってたもので。 「でも近所の先生、分かるかな?」 そうなんですよ、それを言われると、やはりカルテがない分、不利なんです。 週明けには主治医がいることを確認し、「今度は具合悪かったらまず先生に電話します」 「先生を悪く思わないで」と言いつつ「よう来てくれた」と言われたら、救われた。 そうよ、主治医もいないのに、病院に行くだけで具合悪いの行く前から分かってて行きたいわけない。 傷だけつけて、何言われたか分からなかった先生の替わりに要点をまとめてくれた。 「食べきれない時はアイスでも食べて! カロリー高いから。 吐き気止めは吐き気しない時には無理して飲まなくていいから」 (その時はしないけど、後でするから早めに飲むのよぉ…) 私が吐き気がしてたまらない時、横になったままで食べられる、アイスもなかを食べていることも知っていそう。 主治医からは「肉を少し、魚を少し、野菜も…」と、想像しただけでも気持ち悪い、幕の内弁当を勧められるのに、 その先生からは「消化のいいものを食べて」と真逆のことを言われて困った。 どっちみち、母もしないような、肉に魚、とかやりくりも料理もって、しきれなくて、きつくなってた。 そういう意味ではまたおかゆ生活は、楽だ(笑) 点滴の吐き気どめは眠くなるのか、とにかく眠かった。 ふて腐れて、「誰が食べてやるか!」と、ナースのフォローで足りるわけもなく、 とにかくまたふて寝した。 睡眠不足でもあったし。 よちよち歩きほどもできないのに、気温が上がり、衣類が荷物として増えた分、荷物は父に運んでもらい、 マイペースで部屋まで頑張った。 「こんなだから、来られてもすぐ出られないし、食べ物もあるからいらない」と言っておいたのに… 伝わってなかったようだけど、母にしてやられた。 前日、「茶碗蒸し作ろうと思うけど、器がない」と話していたら、「茶碗蒸し作ったけど食べる?」と電話。 母の手作り茶碗蒸し、少なくとも1年以上食べていない。 吐き気するのに卵料理?だけど、消化のいいものという意味では、いいのかもしれない。 電話で起こされたので、本当はできたてをくれるつもりのようだったけど、「今は食べない」と伝えた。 しかし、いちいち「○○は食べる?」と以前学習し、聞いてくれるのはいいけど… カレーコロッケとか、クリーム系のチーズのケーキ?とか、ちょっと違うでしょう… いつもこの調子で、これ以上言うと、また機嫌を損ねるので、 「今日は食べきれないと思う」 せっかくだから、昨日は無理して茶碗蒸しを食べ、今日こそ誰が食べるか、コノヤロー!とまだ昨日の先生に怒りを抱いていたのだけど。 こんな時は、人間、水だけで1週間は生きられると開き直ることにしてる。 生きてはいたけど、入院しちゃったけど… こうなったら、次に「食べられなかった」って主治医にチクってやる! …と思ってたんだけど、おなかすいて来て、また胃がカーッとするので、薬飲むより食べ物だなー、と 食べ始めたらやっぱり予想以上に食べてしまう。 食欲不振を改善する、吐き気止めのせいでしょ、絶対。 ナースに「吐き気がしない時には吐き気止めは無理して飲まなくていい」と言われたので、とりあえず食前に飲むのもやめてたら、なんとか今日は飲まずに持ち越しました。 明日以降は分からないけどね。 洗面台の下の収納にひどいカビを発見し、具合悪いのに、見つけてしまったのを放置するのも具合悪くて、 休み休み掃除してたら、すごい時間がかかってしまいました。 カビを吸い込んでしまったのでしょう、吐き気しないけど苦しい… 喉の違和感が、思い出したようにやって来る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.20 02:49:21
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