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テーマ:家を建てたい!(9806)
カテゴリ:家づくり温故知新
昨日から日光市ではそば祭りというイベントが開催されています。
今朝、現場へ行く途中会場の前を通りましたが、すでに多くの方が来場されていました。 そば大人気ですね(^^) 秋晴れの澄み渡る空の下、紅葉の木々に囲まれてそばを食べるのもいいものだ。 なんて思いながら通り過ぎる私でした。。。 さて、 私が好きな言葉に「温故知新」があります。 みなさんもご存知の言葉だと思いますが、由来は論語に書かれた孔子の言葉で「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師となるべし」と読まれたものだそうです。 過去の事象や学説をじっくりと学んだ上で、現状を知り、それに適した判断ややり方を見出し今後に活かすことという意味があるようですが、 そんな「温故知新」という言葉、家づくりにおいて考えてみると何が見えてくるでしょうか。 今日はその1つ、「同居」を挙げてみたいと思います。 もちろんその人その人の置かれる状況もあろうかとは思いますが、あえて個人的な思いも込めて書いてみると、 故 1つの家に大家族が生活を共にしていました。いわゆる3世代の同居ですね。 家の造りもプライベートルームは少なく居間に家族が集まる生活でした。 もちろん、親子の間の遠慮や気遣い・気苦労はあったでしょうが、家族でいろいろなことを分担し合い(特に子育てなど)先人の知恵や道徳などを孫たちに伝えていくという一面もあったように思います。 新 プライベートが重要視されたり自分たちの生活を中心に考える傾向があるように思います。 親子とはいえ、遠慮や気遣いを好まない風潮もあるのかもしれません。 その一方で経済情勢により共働きをする家庭が増え、子育てが容易でない一面も。 家の造りは、個室を重視する傾向に。ただし、最近では個室重視を見直す傾向もあります。 もし、みなさんが親と同居することが可能な状況にあるならば、是非一度「同居」というものを真剣に考えてみてはいかがでしょうか? 同居をすることでの苦労は確かにあるかもしれませんが、子を思わない親はいないと思います。そして、親への感謝。それだけで親は喜んでくれるものです。 そんな思いやりの気持ちで同居をしてみてください。 生活の中での助け合いということもありますが、家づくりにおいては考え方ががらっと変わってしまいます。 3世代で住む家なら資金計画の内容も変わるでしょうし、そうなれば長寿命な住宅を建てることが可能になるでしょう。 平均住宅寿命が25~30年といわれる日本において、そんな短い期間で住宅を買い替えていたのではとても貯蓄が貯まるとは思えませんね。 しかし、同居を決意することでそんな心配も吹き飛びます。 親の世話になるとかそういうのではなくて、ただただ自然の流れに乗るだけなのかもしれません。 昔ながらな生活の良いところをしっかり取り入れることで、現代社会の問題も解決できるかもしれません。 何より、大家族で食べるご飯の味はきっとおいしいでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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