テーマ:偶感(141)
カテゴリ:IN THE LIFE
忍野八海にも周ってきました。 皆さまもご存知だとは思いますが 富士山の雪解け水がなんと80年の歳月をかけて 濾過され湧水となって8ヶ所の泉 (菖蒲池・鏡池・湧池・濁池・銚子池 お盆池・底抜池・出口池)を作っています。 天然記念物です。 この湧池はその名の通り最大の湧水量で 飲み水にも利用されているそうです。 直径約12m直視深度約3m・潜水深度5mです。 毎年9月19日には 富士の霊神・木花咲那姫命(このはなさくやひめのみこと)の お祭りが行われているそうです。 石碑には和歌が詠まれていました。 ~いまもなお わく池水に守神のすえの世うけて かはれるぞしる~ 名水百選に指定されてもいるのですが 年々環境破壊が進み水質の悪化で このままですと 湧水の枯渇が起きることも 懸念されているらしい。 濁っていませんが・・・濁池です。 濁り水を器に汲みとれば澄んだ水に変わると言われていたそうです。 阿那婆達多竜王を祀り 石碑には ~ひれならす竜の都のありさまをくみてしれとやにごる池水~ と和歌が刻まれてあったそうです。 今はその石碑は池に埋もれてしまったようです。 水中でセキショウモが湧き水の勢いに 波打っている姿は美しいものがありました。 ここにいました。 サカツラガン(Swan Goose)です。 雌雄とも同色だそうです。 中池です・・・ 観光の名スポットとはいえ 何故破壊の源になっているらしい 人工的な中池が許可されたのか 不思議でもあり残念です。 実はこの中池の排水が周囲の池に影響を 及ぼしているらしいとレンゲが知ったのは ごく最近のことでありました・・・泣。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.11 12:22:39
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