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我が家のぜんそく対策



3g10.gif 我が家のぜんそく対策


我が子がぜんそくであることを受け入れ、腹が決まったら、とにかく行動です。
考えている間にも、気管支の炎症は進んでいるかもしれません。

このページでは、彩がぜんそくと診断されてからあゆmamaが行ってきたことをまとめてみました。
とりあえず何をしたら良いか?と思っている方の参考になるかと思います。
また、ペットを飼っているお宅にとっての「力の入れどころ」もわかっていただけると思います。
(今後、何か対策を増やすようなことがあれば随時加筆、更新していきます。)


■ まずは情報収集と正しい知識・理解
まずは、「ぜんそく」についてほとんど何も知らない状態でしたので、正しい知識を
得るための情報収集をしました。
インターネットで「ぜんそく」「喘息」「小児喘息」などのキーワードで
ヒットするページをたくさん読みました。
特に私が参考になったと思うページをご紹介します。

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ぜんそくのしゅんちゃんというお子さんをお持ちのひろしさんとさくらさんご夫婦が
運営されています。 医療と生活術の両面からぜんそくを克服していこうという趣旨で
情報などとても充実しています。
また、掲示板では同じような境遇の方々の意見交換が盛んです。
私が一番参考にさせていただいているページです。是非ごらんになってください。


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岐阜県にある宮川医院のHPです。
ぜんそくについてとても詳しくわかりやすく説明されています。
また、お薬についても大変詳しい説明がされています。
ぜんそく最新情報も更新されていますので、是非ごらんになってください。


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金沢にある城北病院の清水先生のHPです。
喘息ホットニュースも毎日更新されています。
喘息Q&Aではお医者さんが回答されています。
是非ごらんになってください。


また、本も2冊読んで勉強しました。私が読んだ本はこちらです。


↑イラストがや表が多く、文章もやさしく、とても読みやすくわかりやすいです。



↑ぜんそくとは何か?お薬についての説明など、とても詳しく書かれています。


■ 寝具の徹底清掃をする
インターネットの文章やや本を読んでみて、ぜんそくにとって良くないのは
寝具のダニやダニの死骸、ダニの糞だということがわかります。
そのため、まず取り掛かったのは寝具の徹底的な掃除です。
カバー類をはずして洗ったのはもちろん、布団を天日干しにしたあとに
掃除機がけをしました。
布団用の掃除機ヘッドも購入しました。我が家で使っているものはこちらです。


↑ゴミ信号つきなので、わかりやすいです。サイクロン式掃除機には使えません。

また、我が家が加入している生協で「ふとんの丸洗い」というものがあります。 これは季節に1度ずつくらいあるので、その都度丸洗いに出すようにしています。

現在我が家で行っている対策は以下の通りです。
・布団のカバー類は定期的に洗濯をする。(我が家では1週間に1度くらいです)
・布団を天日干しにしたあと、掃除機がけをする。(カバーの洗濯と合わせて1週間に1度)
・3ヶ月に1度、布団の丸洗いに出す。

ダニのオフシーズンには(真夏や真冬)には回数がぐっと減ります。寝具の手入れの回数についてはお子さんのぜんそくの程度にもよると思うので
それぞれのご家庭にあわせた回数が見つかると思います。


■ 家中の「マット類」を撤去
ダニは、布を好みます。布に溜まったホコリやゴミ、
ペットのアカやフケ、食べかすなどをえさにどんどん増えていきます。
ダニの温床を取り除くという意味で、家中のマット類をすべて撤去しました。
リビングに敷いてあったラグマットはもちろんぜんそくと診断されて発作がおさまるまでは
キッチンマットや玄関マット、洗面所のマットまですべて取り除きました。
落ち着いてから徐々に増やし、現在我が家に敷かれているマット類は
キッチンマット、玄関マット、トイレのマットのみです。これらもこまめに洗濯しています。
お風呂上りに利用するバスマットもこまめに洗濯をし、使用する時以外はハンガーにかけてあります。
リビングはフローリングむき出しです。マットは敷いてありません。
ダイニングテーブルの下にも何も敷いてありません。
ソファーも皮製のものです。布製のもので気になるのはカーテンくらいでしょうか。
家中がマット類がない状態だと、ホコリやゴミがとっても気になる状態になります。
でも、これはマット類が敷いてあったとしても目立たなくなるだけで同じだけ汚れているんですよね。
毎日の掃除機がけは必須です。ペットの抜け毛の季節などは1日に2度、3度と掃除機がけです。


■ 家中の徹底的な掃除
彩がぜんそくと診断されてすぐ、家中の大掃除をしました。
それ以降も、定期的に大掛かりな掃除をしています。我が家の大掃除は3回です。
年末の大掃除が1回です。これはどこのお宅でも共通ですよね。
1回は梅雨明けと同時に。梅雨で湿度が高い日が続いた後、梅雨が明けると
気温がぐっと上がり、ダニにとっては格好の繁殖の季節となります。
発作の誘発を阻止するために梅雨明けと同時に
家中を開け放って湿度を下げつつ大掃除です。
あと1回は秋です。気温がぐっと下がってダニが一斉に死んでしまうとき。
死骸が増えて発作の誘発原因となります。クローゼットの中などの物を全部出して、
ホコリを取り除きしっかり水拭します。

また、掃除のしやすい家作りもしました。
家に不要なものは置かない!(これはぜんそくでなくても言えますけど・・・)
また、大型の家具はキャスターつきなどにして、掃除の際に簡単に移動できるように
しています。
家具の裏はホコリなどが溜まりやすいですからね。60キロあるテレビも、テレビ台が
キャスターつきなので私一人で軽々動かして掃除しています。
また、蓮と龍のサークルやゲージも、ジャストサイズの布に乗っけていて、そのままぐいっと移動して掃除できます。
もちろん、その布はこまめにお洗濯しています。定期的に買い換えたりもしています。

また、普段の掃除は毎日ですが、毎日毎日念入りに掃除をしているわけではありません。
ダニが好むもの、環境を考え、やはり手を抜くところは抜かないと疲れちゃいますよね。
我が家の場合は週に一度、家具の上や下、電気などの上などに溜まったホコリを
落としつつ、雑巾で水拭し念入りに掃除です。
あとの6日間は普通に家の掃除機がけ等をすればOKです。
掃除用具は、普通の掃除機はもちろん、ダスキンを利用させてもらっています。ホコリなどを掃除機で巻き上げる前に、ダスキンモップで掃除したり、
家具の上部のホコリを取り除くのにハンディモップを使ったり。
こちらは1ヶ月に1度取替えに来てもらうので、清潔なまま使っていけますし気兼ねなく掃除できます。
どのようなお掃除をどのようなペースでするかは、お子さんのぜんそくの程度や
お家の広さや家具の多さなどにもよると思うので、様子を見ながらそれそれのご家庭で
ペースを作ってください。


■ 空調関係に気をつける
彩がぜんそくになるまでは全く気にしていなかった空調関係。こちらにも気を使うようになりました。
我が家は24時間換気システムがついているので、常に換気されている状態なんですが
これがいい事もあれば悪いこともあります。
夏は暑い空気が、冬は寒い空気がどんどん入ってきてしまうんです。激しい気温の変化は彩には大敵。風邪は絶対にひかせたくありません。
部屋ごとに空調を切ったり入れたり、マメにチェックしています。
また、特に冬はリビングは24時間エアコンを18度でつけっぱなしにしています。蓮や龍がいるリビングなので彼らにとっても都合がいいのですが、エアコンを切ったり入れたり
するよりは全然電気代がかかりません。
これは、ハウスメーカーさんやエアコンメーカーさんとお話して出た結論です。
リビングには業務用でも使われているような空気清浄機があります。コレも24時間
動かしています。

湿度にも気を使います。我が家は作り上とっても乾燥する家です。(結露なんて見たことないんです)
冬場は加湿器がフル回転。加湿器でも足りないので、冬場は洗濯物はリビングや和室に部屋干しです。(部屋干しでも6時間もすればカラカラなんです)
寝室二部屋にもそれぞれ加湿器があり、寝るときの湿度に気を使っています。

結構な量の空調器具を使っています。これらのメンテナンスも定期的にしています。
加湿器、空気清浄機は週に1度。エアコンと24時間換気システムは月に一度。
それぞれのフィルターを掃除しています。1シーズンごとにフィルターを新品に取り替えたり。特に我が家はペットが2匹いるので、毛が詰まらないか気を使っています。
エアコンは現在3台ありますが、使用頻度によって数年に一度生協のエアコン掃除の業者に掃除してもらっています。
フィルターにホコリやペットの毛などが詰まったままにすると、また撒き散らす原因にも
なったり本末転倒になってしまうので注意しています。


■ ペットの手入れは念入りに
我が家はぜんそくの彩と一緒にペットの蓮と龍が一緒に生活しています。しかも室内で
飼っています。
インターネットや本をよんでも、「ペットとの同居は厳しい」と書かれていますが、上手に
同居できるように挑戦中です。
ペットが原因でぜんそくが誘発されることもあるからです。
幸い、彩はペット関係のアレルギー反応は陰性でした。
ということは、とりあえず彩のぜんそくの主な原因である「ダニ」を発生させる原因になる
ペットの毛などの手入れを頑張れば良いと考えています。
でも、ペットの毛やフケが気管支を刺激して発作が起こることもあるんです。また、あとから感作される場合もあります。
それを防ぐためにも、気合を入れてペットの手入れをしています。

フリーページ「子供とペットの共存」でも書きましたが、我が家はペットのトリミング関係は
すべて自分たちでしています。
節約する、ペットとコミュニケーションをとる、などの目的があると書きましたが、
彩のぜんそくのためでもあるんです。
蓮はもともと抜け毛が少ない品種です。抜け毛の時期に念入りにブラッシングし、定期的に爪を切ればOKです。龍のシャンプーは、2週間に1度必ず行います。その際に爪切りや
耳の掃除なども行います。
(もっとマメにしなくてはならないというお医者さんもいるようですが、我が家はこのペースでいいようです)
毎日のお散歩の後にも、軽くブラッシング。抜け毛の時期にはしょっちゅうブラッシングです。ノミやダニの季節にはお薬をもちろん使います。(この薬がウサギには良くないので
やっかいなんですが)
常に清潔を心がけています。頑張れば家が汚れるのを防げるというメリットもあるので。

また、サークルやゲージも1週間に1度念入りに掃除します。中にはクッションなどは
ありません。龍には冬場は毛布やタオルをあげていますが、これらはマメに洗濯をし、また処分して新しいものを買ったりしています。
リビングに龍用のクッションがありますが、これも定期的に洗濯をしたり買い換えたり。
ダニが発生したり増えたりしないように、常に清潔にするように細心の注意をしています。


■ ペットを寝室がある2階には絶対に行かせない
ぜんそくは夜に発作が起きやすいです。ですので、寝室の掃除はとても重要です。
彩の寝室には、家具は一切置いていません。クローゼットと冬場は加湿器がポツンとあるのみです。フローリングの上にお布団を敷いて、私と二人で寝ています。
常に清潔に、ダニが発生、繁殖しないような環境を心がけています。
寝室や寝具にペットの毛がつくのは、ぜんそくにとっては良くないことです。
我が家は、龍と蓮は1階のみ、2階には入れません。階段すら上がれないようにしています。(龍はミニチュアダックスのため、ヘルニア防止で階段を上がれなくしているという
意味もあります)
寝具類は2階にしかないため、ペットは寝具類とまったく接触しません。
また、お風呂から上がったら寝るまではペットと関わらないようにしています。
ペットを寝室と隔離することが、発作予防にとって大切だと考えているからです。


他にも何か良い方法はありますでしょうか?ありましたら是非教えてください。
皆さんで良い方法を共有しましょう!

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