奪標
あの結婚式の定番の曲は...かつて、結婚式などでよく歌われた名曲『My Way』は、1944年にフランスのジャック・ルヴォーとクロード・フランソワが作曲したシャンソン『Comme D'habitudo(コム ダビチュード)』と言う曲が原曲で、本来は男女の愛と別れを描いた歌詞です。この曲に、アメリカのポピュラー音楽の巨匠ポール・アンカが1969年に英語で歌詞を作詞して、明るい歌詞に仕上げ、同じアメリカの歌手、フランク・シナトラに捧げたのが名曲『My Way』です。そして、このポール・アンカが作詞した『My Way』がまた原曲となって、世界各国で訳され、その国の言葉で歌われています。日本では、布施明氏が歌って有名になりましたが、実はフランス語の元々の原曲も、日本では盲目の歌手・長谷川きよし氏がカヴァーしています。当然、中国語でも歌われています。曲名は『奪標Dou2biao1』です。意味は直訳すれば「優勝旗を奪う」ですが、目標や人生の成功を「成し遂げる」って意味ではないでしょうか。この『奪標』は、いろいろ方が歌っていて、誰が本家かわかりませんが今回は、孫情 Sun1 Qing2の曲でお届けします。奪標/孫情人生有歓笑 也有悲傷 [イ尓]我都感到 人生總有成功 總有失敗 [イ尓]也都看到 朋友請聽我説 世界上有 太多不同的道路 朋友 如何選択 [イ尓]要有主張 人生有歓笑 也有悲傷 [イ尓]我都感到 人生總有成功 總有失敗 [イ尓]也都看到 朋友請聽我説 世界上有 太多不同的道路 朋友 如何先択 [イ尓]要有主張 人生最怕缺少志向 当[イ尓]選定一個目標 [イ尓]就應該拿出主張 抛開顧忌 不必担憂 自己的路就應靠自己創造 成し遂げる/スン・チン人生には笑いも悲しみもある 君にも僕にも分かるはず人生には成功もあれば失敗もある 君も見てきたはずさ友よ僕の言うことを聞いて 世界には同じ道はひとつもない友よ 何を選択すべきか 今 主張すべきさ人生はおそらく最も志にかけている君がひとつの目標を選択するとき君は意見を取り出して 気兼ねなど投げ捨てて心配などする必要もない自分自身の路を自分自身で作り上げ作り上げるだけさMy Way/Frank SinatraAnd now, the end is near And so I face the final curtainMy friend, I'll say it clearI'll state my case, of which I'm certainI've lived a life that's fullI travelled each and ev'ry highwayAnd more, much more than this, I did it My WayRegrets, I've had a few But then again, too few to mentionI did what I had to do And saw it thru without exemptionI planned each chartered course Each careful step along the bywayAnd more, much more than this, I did it My Way.......マイ・ウェイ/フランク・シナトラそして今、終わりの時が近づいたもうすぐ私の歩んできた道に幕が降りようとしている友よ、でもこれだけははっきりと言える決して嘘偽り無く誇りをもって波乱に満ちた道程だったけれども困難にもでくわしたけれども私は一生懸命に生きてきた 自分の信ずるままに後悔も少しばかりしたかもしれないけれどそれよりももっと得るものがあったそうだ そして私は自分の出来る限りのことをやって来た決して何も思い残すことなどないように自分が夢見たことや思い描いていたことを時々思い悩みながらも けれどそれ以上に もっと自分の思うように信じる道を歩いてきたんだ.......長谷川きよし《Comme D'habitudo》名曲はどんな形で聴いても、名曲です。