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 連 詩     

連 詩     

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2005.03.08
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仕事帰りのひととき
纏った鎧を棄てて
身軽になる心

いつからか
体裁の殻に逃げ込む心に
違和感が無くなった

素顔を見せる事が
虚しいと感じる気持ちを
抑える事が出来ないまま

裏切りを覚えるくらいなら
独りでいる方が幸せなんだと
虚空の心が言い聞かせる

そして
繰り返す毎日は
重く冷たい鎧を
いつしか
身体の一部へと同化してゆく



***************
 人はいつも失くしたものの
 重さだけを背負ってゆくけど
***************





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Last updated  2005.03.08 23:55:55
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